飛行機雲[2022年08月05日(Fri)]
何日か前の大百池公園池上空です。何気なく上を見たら飛行機雲ができていました。
しかしこの飛行機雲は長続きせずすぐ消えていくようでした。その飛行機が大きな積
雲の中に突っ込みましたのでカメラを構え、出てくるのを待ち構えました。Aは雲か
ら出てきたところです。この時、雲に突っ込む前の飛行機雲は消えています。写真B
は続いて撮ったもので、先頭は薄い雲に入る寸前ですが、雲から出てきたあたりの航
跡は消えつつあります。写真Cでは薄い雲を通過した部分の航跡は太くなっていま
す。飛行機雲は航空機のエンジンからの排気ガス(水蒸気)が超低温の外気により急
速に凝結することによりできるといわれています。これは外気温が低いほどそして湿
度が高いほど長く続くといわれています。してみると、この日は上空の気温がいつも
より高かったので早く消え、薄い雲に入ったときは水分量も多くなりますので、航跡
にできる飛行機雲は太くなったと考えられます。