
ドバトの子育て[2021年01月14日(Thu)]
1週間程前の話です。おゆみの道谷先橋の橋脚の下はドバトの集合場所となっていま
すが、変わった鳴き声がするので眺めてみました。すると親鳥の口の中にヒナ鳥が頭
をつっこんでエサをもらっていました。(このシーンは写真撮れませんでした)ヒナ
といってももう親鳥と同じ大きさで羽根もすっかり生えかわっていました。ドバトに
かぎらずハトの仲間はオス、メスともに特殊なピジョンミルクを分泌しヒナに与える
ため育雛成績が良いことはよく知られています。それにしても真冬に子育てとはたま
げました。ドバトの繁殖回数が多いことは知識として知っていましたが、この厳寒期
に子育てしているのを見るのは初めてです。この生命力が都市部での異常増殖の原動
力になっていることがよく分かりました。このところおゆみの道周辺ではエサを与え
る人が減りましたのでドバトも心なしか減っているように思いますが、まだまだ油断
できません。