
コテングタケモドキ[2020年11月02日(Mon)]
泉谷公園下の池近くの千葉銀側斜面から水がしみ出しジュクジュクして普通の靴では
歩けないあたり近くに傘の径が10cmほどの大きなキノコが3個生えていました。
キノコは普通傘と軸(柄)があります。このほか成長の初期段階にある内皮膜や外皮
膜が残っていることがあります。前者が残っているのをツバといい、後者をツボとい
いキノコを識別するときに重要な手がかりになります。このキノコ傘の縁にささくれ
状に内皮膜が残っています。こんなことをてがかりに図鑑で調べるとコテングタケモ
ドキではないかと思います。この大きさで「小−天狗茸−擬」かとおもい本家テング
タケの大きさを調べると最大25cmとありました。これでは脱帽です。ほとんどの図
鑑では有毒と書かれていますが、我が家にある厚さ3cmのキノコの図鑑では有毒であ
るかどうかは不明であるがこのキノコの仲間のほとんどが有毒であるので食べない方
がよいと書かれていました。毒性を調べるのは簡単ではありませんので、正直な書き
方というべきでしょうか。あるいはただ単純に古くて最新の情報を取り込んでいない
だけなのでしょうか。