サツキ[2019年06月11日(Tue)]
おゆみの道のところどころでサツキが花盛りを過ぎそろそろ終わりのようです。とは
言っても、サツキとツツジの区別が判っているわけではなく、常緑で春先咲くのはツ
ツジ(クルメツツジ)、旧暦の5月(皐月)頃咲くからサツキと勝手に思いこんでい
るだけです。厳密に言えばそれぞれ独立した学名が付けられていますが、交配による
品種の作出が多く、ツツジ系で1,000種、サツキ系で2,000種と言われています。こう
なると専門家でも野外での識別は難しいと思われます。おゆみの道の植栽図による
と、谷先橋下の池からやや下流のケヤキと2本のクスノキの根元の植栽は外側からサ
ツキ、クルメツツジ(キリシマツツジ)、イヌツゲの3層となっています。クルメツ
ツジとサツキの違いをじっくり観察できる絶好ポイントです。2枚目の写真で奥の植
え込みです。