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フジ[2025年04月24日(Thu)]
フジ250421 (1).JPGフジ250421 (3).JPG
泉谷公園上ノ池の向こう側にフジが見事なほどたくさんの花を咲かせています。上ノ 池の手間では別のフジですが、近づける距離で観賞することが出来ます。フジはマメ 科フジ属のつる性落葉木本で日本固有種とありました。ただし、この場所のフジは公 園になる前からもともとあったものか、街が出来てから何かの事情で芽生え、ここま で育ったのかはわかりません。つる性植物は自分の体を支えるためのエネルギ―消費 は最小で済みます。スギノキなどの香木にとりついていち早く頂上に出て太陽を独り 占めにしますので、とりついた木を枯らしてしまうこともあります。このため山林経 営者にとっては厄介者です。フジは長寿で千年を超える個体はたくさんあるとありま した。知りませんでした。
ヤマサナエ[2025年04月23日(Wed)]
ヤマサナエ250421泉谷 (3).JPGヤマサナエ250421泉谷 (2).JPG
泉谷公園菖蒲田の脇でトンボが力なくひょろひょろと飛んでいて近くの草に止まりま した。手を差し伸べても逃げもせず移ってきました。体の模様からしてヤマサナエと 思います。ヤンマの仲間ほどの大きさはありませんが、トンボの中では大型の部類で す。本州以南の山野に棲む日本固有種ですが特に珍しいという部類ではないようで す。このトンボ、羽化したばかりの初飛行のようで、手を離れ菖蒲田の奥の方に飛ん でいきました。しばらくは森の中でくらし、体力が充実する7月ごろには水辺に戻っ て来るそうです。
ツツジのじゅうたん[2025年04月22日(Tue)]
ツツジ250421水車小屋あたり (1).JPGツツジ250421水車小屋あたり (2).JPG
おゆみの道の谷先橋と元水車小屋の間のツツジが見事です。真っ赤なじゅうたんを拡 げたようで桜のあと一番の見どころです。ツツジの仲間はいろいろ種類がありますの で、素人には葉っぱや花を見て言い当てるのは至難の業です。この場所のツツジは植 栽図によればクルメツツジとあります。クルメツツジは、キリシマツツジをもとに改 良固定されたとされていて図鑑では「=キリシマツツジ」と書かれているものが多い ようです。本体が見えなくなるほどたくさんの花を一斉につけるのが魅力で庭園等に よく利用されているそうです。この場所は年に何回か株の間の雑草やクズそして根笹 などを刈り取っていますのでこの景観が保たれています。一方、大百池公園城の台東 側斜面もツツジが一面に植えられ見事なじゅうたん模様が楽しめたのですが、今では オカメザサや雑木に覆われ見る影もありません。残念なことです。
シャガ[2025年04月21日(Mon)]
250420141840187.JPG250420142047354.JPG
大百池公園観賞の池の縁でシャガが花盛りです。泉谷公園の森の中にはこれの大きな 群落があります。アヤメ科アヤメ属の常緑多年草で学名がIris japonicaですから日 本在来種化と思われるのですが、中国原産でかなり古い時代に持ち込まれ全国の人里 近い森の中に拡がったようです。一日花ですが、次から次に20輪ほど咲かせるそうで すので長く楽しめますので人気です。ところでアヤメの仲間の葉の裏表分かります か。正解は見えている部分は全て裏だそうです。植物の葉の裏表は構造により決めら れ、光合成をおこなう方が表、ガス交換を行う方が裏と定義されているのですが、こ の仲間は葉ができるときに表が内側に折り込まれてしまうので外側はすべて裏という ことらしいです。
ウラシマソウ[2025年04月19日(Sat)]
ウラシマソウ250418泉谷 (1).JPGウラシマソウ250418泉谷 (3).JPG
泉谷公園の森の中でウラシマソウが花盛りです。サトイモ科ナあちンテンショウ属の 多年草で地下に球茎をもちサトイモのように子芋を作って増えます。雌雄異株で性転 換する植物として知られています。ヘビが鎌首を持ち上げたような特異な形をしてい る部分は仏炎苞と言い、その先端から伸びている付属体が釣り竿のように伸びている さまを浦島太郎に見立ててこの名がついたといわれています。この付属体はただ単な る飾りではなく、特定の送粉者キノコバエを誘引する重要な役割を担っているそうで す。仏炎苞の中に小さな花が棍棒状についています。仏炎苞の内側にはワックス状の 物質があり、中に入った虫は這いあがることが出来ず暴れまわり、(雄株の場合に は)花粉を体中に付けます。雄株のそれには穴があいており脱出できるのですが、雌 株には穴がないため中でもがく間に多くの雌花を受粉させるのですが脱出できずやが ては死んでしまうそうです。食虫植物ではありませんが、虫を閉じ込めておく目的の ため似た形に進化したといわれています。
ウワミズザクラ[2025年04月18日(Fri)]
ウワミズザクラ250417泉谷 (1).JPGウワミズザクラ250417泉谷 (3).JPGオオスズメバチ250417泉谷 (2).JPG
泉谷公園第1花壇脇のウワミズザクラが花盛りというよりやや峠を過ぎた頃です。泉 谷公園にはこの場所のほか駐車場下、生態園などにあり、生態園の中のこれが一番立 派ですが塀の中なので近づけないのが残念です。大百池公園にも何本かありますが、 みな高木で普通に歩いていては気が付かないことが多いようです。バラ科ウワミズザ クラ属の落葉高木です。桜と名が生市ますが、ソメイヨシノなどはサクラ属ですので 少し離れた親戚でしょうか。小さな花がブラシ状のたくさんついていています。ブラ シの毛に見えるのは小さな花から飛び出しているオシベです。話はとびますが、この 場所のすぐ近くで大きなスズメバチが地上に降り何やら這いまわっていました。絵中 の紋様から見てオオスズメバチらしいです。その女王バチで冬眠から覚め、巣をつく る適当な場所を探しているものと思われます。あまり近づかない方が無難のようで す。
アンケートの結果[2025年04月17日(Thu)]
さくらさくさくWR2025にて本会行事に参加いただいたみなさまにアンケートをお願い しましたが、その結果がまとまりましたので掲載します。
ハルニレ[2025年04月16日(Wed)]
ハルニレ250413下流の池.JPGハルニレ250415下流の池.JPG
ソメイヨシノはほぼ葉桜になり、今はヤエザクラでも色の濃い種がさかりですが、落 葉樹の芽吹きが目立つようになってきました。大百池公園下流の池畔のハルニレの芽 吹きが見事です。 ハルニレはニレ科ニレ属の落葉高木で全国の山地に見られますが、冷温帯の植物です ので、南にいくほど高地にあるようです。千葉県では自生地はほとんどなく、千葉県 レッドブックの旧版ではランクAに指定され「(千葉市)平山町はハルニレの自生を. 見られる貴重な場所」と書かれています。 大百池公園のハルニレは移植されたもの と思われますので、保護対象にはなりません。適地でない場所に植えられていますの で樹勢は元気がありません。しかし毎年こうした景色を楽しませてくれていますので いつまでもと願っています。
ハナズオウ[2025年04月15日(Tue)]
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有吉公園の水路脇でハナズオウが花盛りです。花の色は赤みを帯びた紫色とそれより ピンクに近い2株です。小さな花が団子のように密集していますが、近づいてよく眺 めると一つ一つの花はマメ科に多い花の形をしています。中国原産のマメ科ハナズオ ウ属の落葉低木とありました。しかし、大木に成長するとの記述もありましたので、 もう少しあれこれ調べるとこんな文章にぶつかりました。「キリストを裏切ったユダ がこの木に首を吊って死んだことから「ユダの木」( https://kyusyoku-kosien.net/birth_tree/)」と呼ばれることもあるそうです。事 の真偽はよくわかりませんが、大人が首を吊れるほどの大木に育つ地方がなければこ んな話は成立しませんので大木に育つのは本当なのかしらと思いました。答えは簡単 でした。ハナズオウとは別種のセイヨウハナズオウは南欧から西南アジアが原産で大 木に育つそうです。「大木説」は、この2種を混同した記述のようです。
カイツブリ[2025年04月14日(Mon)]
カイツブリ250413大百池 (1).JPGカイツブリ250413大百池 (2).JPG
桜を楽しむ人々でずいぶんにぎわいましたが、雨の大百池はひっそりしていました。 冬の間、たくさんいたカモの仲間などもいつの間にかほとんどいなくなっています。 それぞれが繁殖地に戻ったようです。そんな水面をカイツブリが1羽潜水と浮上を繰 り返していました。カイツブリはカモ類に比べればずいぶん小さいのですが、丸っこ い体型をしていますので遠目でも識別できます。カイツブリは留鳥とされていて、あ まりおおきな渡りをしませんので、この池で 繁殖しても不思議ではありません。昨日は1羽しかいませんでしたが、冬の間2羽でい たこともありますので、この池に留まって子育てしてくれるといいなあと思っていま す。
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