ハナイカダ[2026年04月29日(Wed)]
泉谷公園菖蒲田奥のビオトープでハナイカダが花を咲かせています。ハナイカダは日
本の山地や林縁に自生するミズキ科ハナイカダ族の落葉低木で、やや湿り気のある半
日陰を好みます。葉の中央付近に小さな花を直接つける奇妙な姿が「葉の上に筏(い
かだ)を載せたようだ」という名前の由来になっています。雌雄異株で、春から初夏
にかけて緑色の目立たない花を咲かせ、受粉後には黒紫色の実を葉の上に結びます。
この実は鳥に食べられて種子散布されると考えられています。見た目のユニークさか
ら観察対象として人気があり、林内の生態系の中でひっそりと存在感を示す植物で
す。泉谷公園で、花をつけているハナイカダはオスの木しか見当たりません。これの
稚樹もたくさん見られるので、どこかにメス株がある筈と探しているのですが、いま
だ見つけられません。



