アミガサタケ[2026年04月20日(Mon)]
泉谷公園こやつ口近くでアミガサタケに会いました。すぐ近くで2本、少し離れたところにもう一本ありました。アミガサタケ(Morchella属)は、春に発生する代表的なキノコで、傘の表面が網目状にくぼむ独特の形からこの名がついています。色は黄褐色から黒褐色で、全体が中空の構造をしているのが特徴です。日本では4〜5月頃、雑木林の地面や公園の芝地、河川敷などに発生し、ときに群生します。食用キノコとして知られ、欧米では「モレル」と呼ばれる高級食材ですが、生のままでは有毒成分を含むため、必ず加熱調理が必要です。バター炒めやスープ、乾燥品としての利用も多く、香りと独特の食感が珍重されていると聞きます。一方で発生条件は複雑で、菌根菌あるいは腐生菌としての性質を併せ持つとされ、人工栽培は難しいと考えられてきました。自然環境との関わりが深く、里山の管理状態や気象条件によって発生の多少が左右される、興味深いキノコだそうです。



