ウワミズザクラ[2026年04月09日(Thu)]
大百池公園城の台の民家側遊歩道脇でウワミズザクラが咲いています。この公園では
ヤマの中やMr.Max側でも咲いているのですがいずれも高木で見上げなければ見られま
せんがこの場所では目の高さで花の構造を観察できます。ウワミズザクラ(上溝桜、
学名 Prunus grayana)は、バラ科サクラ属の落葉高木で、本州から九州の山地や里
山に広く分布します。一般的なサクラのように大きな花びらを持つ華やかな花ではな
く、春から初夏にかけて白い小花を多数つけた細長い穂状の花序を伸ばすのが特徴で
す。この姿はむしろブラシのように見え、遠目にも独特の印象を与えます。葉は展開
後に開花するため、花と葉が同時に見られる点もソメイヨシノなどとは異なります。
果実は夏に赤から黒へと熟し、野鳥の重要な食料となります。また、古くはその枝を
占いに用いたことが名の由来とされ、「上溝」は溝を刻んだ木片を意味するといわれ
ます。身近な雑木林を構成する一種として、生態系の中でも一定の役割を担っていま
す。



