アズマヒキガエル[2026年03月09日(Mon)]
大百池公園観賞の池でアズマヒキガエルの産卵が始まりました。いつもは池の向こう
側の一角に集まっているのですが、今年は池の全域に広がっています。この卵塊は、
ニホンアカガエルのそれと違ってひも状なので個体数は数えられないのですが管理の
数です。アズマヒキガエルは本州の関東地方を中心に分布する大型のカエルで、体長
はメスで15cmほどになることもある日本最大級のカエルの一つです。体色は褐色から
黒褐色で、いぼ状の皮膚が発達し、耳の後ろにある耳腺から弱い毒を出して外敵から
身を守ります。林縁や農地、公園など人の生活圏にも適応し、夜行性で昆虫やミミ
ズ、小型の動物などを食べる肉食性です。早春になると池や水田に集まり、オスは低
い声で鳴きながらメスを待ち、ひも状の長い卵塊を水中に産みます。孵化したオタマ
ジャクシは黒く小さく、群れをつくって成長し、春の終わり頃に小さなカエルとなっ
て陸に上がります。日本には近縁のニホンヒキガエルがおり、西日本では主にそちら
が分布しています。



