桜にキノコ[2026年02月17日(Tue)]
おゆみの道の信号のところの桜の根元に赤いキノコが生えています。これはヒイロタ
ケの仲間のようです。このキノコは健康な樹木やまるっきり枯れた樹木にはあまり発
生しないで、弱った樹木や根・幹の一部が死んだ木に出る菌だそうです。さらに、こ
の菌は普通の動物や菌類が分解できない高分子のリグニンを分解する能力を持ってい
ます。この機能を持っているため森の木が枯れ分解され土にかえる循環に大きな役割
を果たしています。リグニンは細胞膜の重要な成分で、木が自立しているのも、枝や
葉がしっかりしているのも、これが存在するからだそうです。それを分解するのです
から形を保っていられないということです。この桜の木の外観は立派ですが、すでに
幹や根の内部に枯死した部分が広がっていると思われます。このようなキノコサイン
が出ると数年ののちには内部がスポンジ状になり倒伏の危険性があるようです。おゆ
み野の素晴らしい桜並木も詳しく観察すると所々で悲鳴を上げているようです。この
声をきちんと聴いてあげなければと思いますが・・・。



