泉谷公園下ノ池から上ノ池に向かう途中の石橋あたりでヘクソカズラが実をつけてい ます。葉や茎をつぶすと強い不快臭を発するためこの名がついたそうです。口にする のも憚れるなんとも直接的な命名法です。植物名にはこれをはじめ、ママコノシリヌ グイ、イヌノフグリなどあまり口にしたくない単語を含むものがたくさんあるそうで す。なぜこのような名前が付けられたのか、そしてそのことは日本の民族性と関係す るのかをChatGPTに尋ねました。A4で２pほどの返事がきました。全部は掲載できませ んので一部を載せます。「日本では古くから身近な野草に名前をつけ、民間での知識 が共有されてきた文化があります。野生の草花を「踏まれぬ花」「田の神」「道ばた の草」にまで名前をつけて世話をする、季節との感受性が強いという文化がある。こ うした観察の中で、「臭い」「痛い」「厄介」「見た目が変」など身体的・感覚的特 徴が名前に反映されやすい土壌があります。」結論としては「植物名に卑近・下品な 語を含むものと日本の民族性（自然観・言語・身体観・民俗意識など）を本格的に結 びつけて深く論じた研究は意外と少ない」ということでした。