大百池公園西側道路の第2期拡幅工事が始まりました。第1期は平たん部分を交互通行 ができるようにしましたが、今回は峠部分です。ここまでは公園の用地を削ります が、北側道路も田んぼを削って拡幅するそうです。これが完成すれば、緊急車両が障 害なく入れるようになります。拡幅に伴い公園側の樹木が相当数伐採されます。痛ま しいことです。泉谷公園から始まるおゆみの道の緑の回廊はこの部分で南生実の畑地 につながり、多くの生き物が行き来しています。これが遮断される影響は少なくない と思います。拡幅工事の後、代替の植栽は行われますが、育つまで相当の期間が必要 です。さらに問題なのは台地上の宅地開発が進めば、おゆみ野の街の中に食い込んで いる緑の回廊は遮断され孤立した細長い緑の島になってしまい、そこに住む生き物も 徐々に減少して行くことが心配です。