クリ[2025年09月29日(Mon)]
大百池公園城の台のクリの実が目に付く大きさにまで育ってきました。この夏の暑い
時期ずいぶん落果していましたので、気のせいかもしれませんが、いつもより少ない
ように思います。クリはブナ科クリ属の落葉高木でクリの実は縄文の昔から重要な食
料としてなじんできました。しかし、クリの木は水に強いので建築材だけでなく鉄道
の枕木、鉱山の坑木など産業にとっても重要な材でした。縄文遺跡の三内丸山遺跡か
ら発掘された柱はクリで直径が1mほどもありました。その頃はそんな大木が近くに
あったそうですが、復元するために探したのですが、国内では見つからず大陸から運
んだそうです。「青栗の朝夕となくうるほへり 飯田蛇笏」



