大百池公園城の台のクヌギの木にムネアカハラビロカマキリがとまっていました。ハ
ラビロカマキリに似てお腹が膨らんでいるのが特徴ですが、それに比較して一回り大
きく、胸のあたりがピンク色なのが識別ポイントのようです。ハラビロカマキリは在
来種ですが、こちらは中国原産で、竹ほうきに付着したランショウによって日本に
やってきたといわれています。初認は2010年福井県と言われていますので、かなりの
スピードで拡散しているようです。ハラビロカマキリと同じ樹上性で、食性も同じ肉
食ですので競合に打ち勝っており、これが見られるところではハラビロカマキリは急
速に減少しているとありました。