
雑草のエンドウ3兄弟[2025年04月26日(Sat)]
雑草のエンドウ3兄弟という見出しが目につきました。カラスノエンドウは誰もが
知っている道端や野原の雑草で今も花を咲かせていますが実もずいぶん膨らんできて
います。豆は一つの莢に5〜10個ほどとのことです。これに比べればずいぶん小さな
実をつけるのがスズメノエンドウです。豆は通常2つ。一つの莢に4個ほどつけるのは
カスマグサです。カラスとスズメの間だからカスマグサ。かわいそうな命名です。3
種ともマメ科ソラマメ属のつる性2年草ですが、カラスノエンドウはオリエント地方
が原産地で、他の2種は在来種とありました。
カラスノエンドウは見つけるのに苦労しませんが、スズメノエンドウは少し注意して
探す必要があり、カスマグサはさらに少ないです。写真のスズメノエンドウは谷先橋
から住宅の方に抜ける道路脇に、カスマグサは有吉公園お祭り広場です。