
ハシビロガモ[2025年02月27日(Thu)]
大百池にハシビロガモが戻ってきているようです。冬の初めころにはかなりの数いた
のですが、1月の野鳥調査や観察会の時には姿を見ることは出来ませんでした。ここ
10日ほど前から池のあちこちで2,3羽が水面にくちばしをつけぐるぐる回っているの
か見られるようになりました。これは水中のプランクトンをこしとっている採餌行動
です。写真のオスは人がいるのをみて陸に上がってきたのですが。エサをくれないと
みて帰るところです。どこかで人がエサをくれるということを覚えてしまったのかも
しれません。今朝の朝日新聞投書欄に「野鳥に人間の食べ物与えないで」が掲載され
ています。以前より野生動物に対する給餌は慎むよう言われてきていますが、やまな
いようです。困ったものです。ハシビロガモの繁殖地は大陸の寒帯、亜寒帯だそうで
すので、人依存症の個体は生きていけそうにありません。