
水面採餌と潜水採餌[2025年02月19日(Wed)]
大百池公園池公園でコガモが逆立ちして水底の何やらエサをあさっているようです。
カモの仲間を採餌方法で区分する方法があります。一つは水面採餌のグループで主に
内水面の池や湖にいるマガモやカルガモ、コガモなどで水面に浮遊しているエサをと
ります。もうひとつは潜水採餌のグループで水の中にもぐって魚や貝あるいは藻類な
どをとります。このグループは主に海上にいる種類が多いのですが、泉谷公園にいる
ホシハジロもこのグループです。水面採餌のカモ類は水底のエサをとるときには写真
のように逆立ちして首を伸ばしてとっているようです。しかし、水面採餌のグループ
だからと言って水中に潜れないことはないようです。タカなどの外敵に襲われた時な
どとっさに潜水するそうですし、観察事例は少ないのですが、貝や藻類を加えて出て
きたコガモやマガモの観察報告もあります。この両者体型が異なっていますので、カ
モの識別ポイントのひとつです。