
トチノキの冬芽[2025年01月17日(Fri)]
泉谷公園六通側外周道路付近のトチノキの冬芽です。トチノキは高木になりますので
普通は目の高さで木の芽を観察することは難しいのですが、この木は若木なのでそれ
が可能です、葉っぱが大きいのでその芽も大きいのは理解できるのですが、粘液様の
物質でコーティングされているように見えます。一般に冬芽は秋に形成され冬のあい
だ休眠し、春に葉や花になります。冬期間の乾燥や低温に耐えるため、ウロコ状の鱗
片葉で覆う、細かい毛を密生させるなどにより芽を守っています。この芽は鱗片葉で
覆った上さらに粘液物資を分泌し芽全体を保護しています。ダニの仲間が芽の中に潜
り込むのを防ぐ、あるいは虫の食害を防止するなどの効果があるそうです。