キマダラカメムシ[2024年07月26日(Fri)]
いまの時期、あまり目立ちませんが、桜などの木の幹では多くの虫を見つけることが
出来ます。アリは列になって上ったり下りたりしています。セミやカミキリもいます
が、名前が分からない虫がほとんどです。その中にキマダラダカメムシがいました。
別の木では変わった形の虫を見つけたのですが、帰ってよく調べるとキマダラカメム
シの幼虫でした。キマダラカメムシは南方系の外来種広葉樹の樹液をエサにしている
そうです。温暖化のせいかじんわり北上を続けておりすでに千葉県にまで到達してい
ます。23年に千葉県生物多様性センターが侵入状況を調査し分布図を公表していま
す。それによると、おゆみ野地区はその最前線で土気地区にはプロットが打たれてい
ません。今のところ、北西部の都市部までは侵入していますが、それ以上には広がっ
ていないようでした。調査から1年経っていますので、さらに広がっているとみるの
が常識的と言えそうです。