
ヌルデ[2024年05月27日(Mon)]
大百池公園Mr.MAX側遊歩道沿いのサツキの中にヌルデの幼樹がびっしり生えていまし
た。垣根の隙間に大きなヌルデが何本かあり、日照を妨げその下のサツキがダメに
なっていましたので、昨年それらを伐採しました。そうしたら倍返しとばかりに、た
くさんの幼樹を出し、生き残っていたサツキを覆い隠すほどでした。今の段階なら手
で抜けますので、やってみました。抜いてみて驚きました。それらの多くは地下で根
がつながっているのです。地下茎?と思ったのですが、根の不定芽というそうです。
地下茎と根の違いは解剖学的構造だそうです。ヌルデはウルシ科ウルシ属の落葉小高
木で、噴火、崖崩れ、開発などにより裸地になったところに真っ先に侵入する樹木と
して知られています。その代わりなのか、寿命も短くやがてほかの植物に置き換わっ
ていくそうです。