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中秋の名月と「満月」[2023年10月01日(Sun)]
朝日新聞230930.jpg
9月29日は陰暦で言えば8月15日でこの日の月は中秋の名月として昔から親しまれてき ました。次の日の朝日新聞を読んで違和感がありました。次に中秋の名月と満月が重 なるのは7年後とあります。前日のテレビでも似たような話をしていました。中秋の 名月と満月は違うことを自明のこととして書かれています。本当にそうでしょうか。 中秋の名月は旧暦(陰暦)8月15日の月であることはどの辞書を見ても変わりませ ん。問題は満月です。岩波国語辞典では「月の全面がかがやいてまんまるく見える現 象 そのまんまるい月 十五夜の月」とあります。これによれば来年の旧暦8月15日 の月も「満月」のはずですので、記事は誤りということになります。部厚い辞書「大 辞泉(第2版)」によれば「全面が輝いて円く見える月 月と太陽の黄経の差が180度 となったときに起こる 十五夜の月(一部略)」とあります。大辞林では「旧暦八月 十五夜の月」とともにやはり黄経の差180度のことが記されています。「満月」には 単純に円い月という程度から天文学での定義までひろい範囲の意味があるようです。 極めて狭い範囲の用語を説明なしで使うのは間違いと思いますが如何でしょう。それ とも「満月」と言われれば、「ああ、黄経差180度のことね」と即座にこたえられる 人がほとんどなのでしょうか。少なくとも私の周りでは「黄経」の意味を説明できる 人はほとんどいないとおもいます。
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https://blog.canpan.info/midori-seseragi/archive/2902
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