特定外来生物その2[2023年06月08日(Thu)]
千葉県民だより6月号です。ミシシッピアカミミガメとアメリカザリガニが条件付き
特定外来生物に指定されたという記事です。この2者が生態系に及ぼす影響が大きい
ことは以前から指摘されていました。しかし、指定すると今飼育されているものが一
斉に野に放たれ逆効果だとして、見送られてきました。今回、今飼育している個体は
申告などの手続きをしなくても今のまま飼い続けることができることになりました。
この二つにはオオキンケイギク以上にてこずっています。泉谷公園の狭いビオト−プ
のアメリアザリガニは獲っても獲っても、一向に減ったという実感がわきません。ミ
シシッピアカミミガメはのんびり甲羅干しをしていますが、まったく手が付けられま
せん。捕獲するのは簡単ですが、処分がむつかしいです。処分ということは殺処分で
すので、対象動物により望ましい殺し方の作法が決められています。爬虫類は冷凍処
分が望ましいとされています。この段階で我々では不可能です。まだしばらくはこの
2者の天国は続きそうです。