大百池公園の遊歩道でオオヒラタシデムシに会いました。人の視線を感じるとピタリ
ととまり1,2秒静止しすぐ走り出しますが、またすぐ静止する、この繰り返しで茂み
の中に入っていきました。全身まっ黒で粗い縦筋があるやや平ぺったい甲虫で、泉谷
公園の遊歩道でもよく会います。ネットでは「地表徘徊性の甲虫」とありました。自
然界の中では分解者と位置づけられています。その食性は小動物や腐敗した植物だそ
うでそれらに群がっている光景にたまに出くわします。なかでもミミズが好物のよう
です。土を耕すミミズ、そのミミズの死体を片づけるオオヒラタシデムシ、ともに地
味ですが、自然界では大切な役割を担っています。