
環境整備の活動[2022年12月04日(Sun)]
12月3日、泉谷公園にて環境整備の活動を行いました。この日の作業はニホンアカガ
エルの産卵環境の整備と森の中の遊歩道の落ち葉掻きです。千葉県最重要生物である
ニホンアカガエルは厳寒期の1月末ごろから園内のビオトープ・菖蒲田・下ノ池で産
卵を開始します。この産卵場所には流れがない水深10p〜15cmほどの水域が必要で
す。菖蒲田のほとんどが平たんに埋まってしまっていますので、水路を開き、まと
まった広さが確保できるように一部を浚渫しました。足場がわるく、粘土質の土壌で
たいそう汗をかきました。まだ、完成とは言えない状態ですが、新年の初仕事として
この続きを行いますので、ニホンアカガエルの産卵には間に合うはずです。落ち葉掻
きは遊歩道の安全確保と落ち葉ステーションへの落ち葉補給を目的に行いました。落
ち葉ステーションは落ち葉を堆積し腐葉土をつくりますが、たくさんの生きものの越
冬場所ともなっています。このシーズンすでに1回補給したのですが、ずいぶん沈ん
でいましたのでこの日補給しました。この作業には「ちばし地域づくり大学校」の実
地体験学習の4名の方にご尽力いただきました。ありがとうございました。