
カラスの子[2022年06月21日(Tue)]
泉谷公園駐車場から広場にむかう道端にカラスの子が倒れていました。死んでいるか
に見えたのですが、よく見るとまだ息をしていました。巣立ちして間もないハシブト
ガラスのように見えます。カラスは孵化後、親鳥がエサを運び1月ぐらいでひな鳥は
巣立ちするそうです。しかし、巣立ちしたからといって自分で自由に飛びまわれるわ
けではなく、親のあとをついて回りエサをもらいながら親からエサの取り方などカラ
スの行儀作法を学びます。しかし、カラスのの子離れ・親離れは意外に早く、初夏に
始まり、秋までには親のなわばりを離れるそうです。この鳥は巣立ちして間もないよ
うに見えますので、何らかの事情で落下したものと思われます。普通は親鳥が周囲で
騒ぐはずですが、それもありませんので、親鳥もあきらめたものと思われます。2時
間半後には何もありませんでした。元気回復して飛び立ったというのが一番ハッピー
な想定ですが、死んで肉塊と化したので命をつなぐためほかのカラスが持ち去ったと
いう残酷な想定もあります。カラスがこんな習性があると聞いたことはありませんの
で、妄想なのかもしれません。実のところは誰かが片づけたのかもしれません。