
1月8日、まだたくさんの雪が残っている泉谷公園で環境整備の活動を行いました。
この日はニホンアカガエルの産卵環境の整備です。ニホンアカガエルは真冬に産卵し
もう一回冬眠する変わった性質を持っています。泉谷公園で早ければ1月末には産卵
を開始します。ビオトープから菖蒲田では堆積した落ち葉や土砂を取り除き、水がう
まく流れるようにし、産卵できる水域を確保するため堰をつくりました。また、下ノ
池にも産卵するのですが、ここにはたくさんのコイがいますので、食べられてしまい
ます。これを防ぐため、左右両岸にコイが侵入できないような水域がつくってありま
すので、これらを補修しました。なお、ニホンアカガエルは絶滅が心配され、千葉
県、千葉市ともに最重要保護生物に指定しています。
