カイツブリ[2021年11月27日(Sat)]
大百池でカイツブリがしきりに潜っていました。どこに出てくるのかと探していると
思わぬところから飛び出てきます。偉大な俳人正岡子規も同じように思ったのか、
「かいつぶり思はぬ方に浮きて出る」と詠んでいます。カイツブリは鴨よりずっと小
さく、丸みを帯びていますので遠目でもよくわかります。水面の遠くに見えた丸い生
きものが途端に消えたらまずカイツブリと見てよいと思います。水草などで浮巣をつ
くることで有名ですが、大百池では見たことがありませんので、ここで繁殖している
かどうかはわかりません。