ウシガエルのオタマジャクシ[2021年07月19日(Mon)]
泉谷公園下の池で大きなオマジャクシが活発に泳いでいるのかみられました。もしや
と思いすくい上げてみるとやはりウシガエルのオタマジャクシで5p以上もある大き
さでした。ウシガエルは北米大陸原産で食用ガエルともいい、輸出用に養殖するため
戦前日本に持ち込まれたそうです。養殖は戦中の中断期を挟んで戦前、戦後しばらく
は行われたそうですが、長くは続かず、閉鎖された養殖場などから逃げ出したカエル
がほぼ全国の野外に出てしまったようです。大型のカエルで、口に入るものは魚類、
甲殻類、昆虫、両生類、爬虫類何でも餌としますので生態系に与える影響が大きく、
特定外来生物に指定されています。ここ泉谷公園や大百池でもに鳴き声が聞こえます
のでいることはわかっていたのですが、オタマジャクシを見るのは初めてです。ウシ
ガエルのオタマジャクシは生まれたその年にはカエルにならなくて越冬し翌年夏にカ
エルになるそうで、大きさも15p前後になると書かれていました。今でも十分大きい
のにびっくりです。写真Aは池の中のオタマ。写真B、Cは通りかかった幼児二人。は
じめはおっかなびっくりでしり込みしていたのですが、慣れてくるとおなかや尻尾を
ツンツンしてその感触を楽しんでいるようでした。