
アオジ[2021年01月06日(Wed)]
大百池公園水路脇の藪でアオジが2羽エサをついばみながら移動していました。スズ
メ程の大きさで、日本では中部地方の高山から北海道で繁殖するのですが、冬を越す
ため関東以西の平地にやってきます。遠目には胸から腹にかけての薄黄色が目立ちま
すので、何故アオジなのか調べました。雄の頭部が緑色がかった暗灰色なのをとらえ
てアオジだそうです。日本でいう青色は緑色の含めかなり広い色帯の総称として使わ
れていることはよく知られています。青信号は代表的な例です。それにしてもあまり
目立たない雄の頭の色をとらえて命名するセンスには感心します。おゆみの道の遊歩
道上でもエサをついばんでいることもありますが、警戒心が強く、人影がするとすぐ
繁みにかくれてしまいます。今はチッ、チッとしか鳴きませんが、4月ごろ旅立ち間
際には綺麗な声でさえずるそうです。
小学生の頃、スズメ程度の大きさでチョイと色が違い季節が限られた時期で捕獲した思い出が有ります。
茶ノ木の下でテグスにかかったり、でもカスミ網での捕獲が主でした(仕掛けは、農作物を食い荒らす他の鳥を捕獲や追い払う目的でしたがアオジが、ついつい捕獲されました)