マンリョウ[2019年12月30日(Mon)]
泉谷公園の森の中でマンリョウが赤い実をたくさん付けています。森の中はきれいに
下草が刈り取られていますが、赤い実を付けたマンリョウは目立ちますので刈り取ら
れずに残っています。マンリョウは関東以西の森の中に自生していますが、改良種が
つくられたりして庭木としても利用されています。マンリョウ(万両)と言う名前の
せいなのか、冬の時期赤い実が目立つせいなのか、正月の縁起物としても使われてい
ます。なぜ万両なのか。江戸時代に中国より百両金(カラタチバナ)が伝わり、これ
より大きく実も立派は植物をセンリョウ(千両)といい、さらに立派なものをマン
リョウ(万両)と名付けたという説が多いようです。百両→千両→万両という順です
が、万両より劣るから千寥花(センリョウカ)がセンリョウ(千両)になったとの説
もあります。万両→千両の順です。ただし、なせ万両なのかの説明はありませんでし
た。素人目には千寥花→千両→万両のほうがわかりやすいのですが。