このところカワセミによく会います。この日も大百池の縁で一生懸命エサ取りに励ん
でいる彼に会いました。カワセミの背中は輝くような青色ですが、清流の宝石とも言
われるように見る角度と日の照りようによって微妙にその色調を変えます。それは羽
根の微細な構造が光の干渉をおこすことが原因で構造色というそうです。コンパクト
ディスクやシャボン玉もそのような仕組みで光輝いているのだそうです。自然界では
アワビなどの貝の内側やタマムシが代表的なものとしてあげられていますが、カモの
仲間では意外に多くの種がこの構造色で光り輝いています。探してみるのも一興で
す。