ドバト[2019年11月21日(Thu)]
有吉公園遊具広場や谷先橋下あたりにはたくさんのドバトが居着いていて、人の気配
がすると降り立ってきます。ひとの餌やりに期待して集まってくるのですが、なにも
しないでいると「こりゃ、駄目だ」とばかり飛び去っていきます。ドバトはヨーロッ
パや中央アジア原産のカワラバトが食用や伝令用に改良され家禽化されたものが、野
生化したものです。日本には飛鳥時代に持ち込まれ、鎌倉時代にはすでに野生化して
いたとの記録があると何かの本で読んだ記憶があります。このハト繁殖力が旺盛で年
に5,6回産卵し、独特のピジョンミルクで雛を育てます。人になれやすいため、餌
を与えるひとがあとを絶たす、都会ではずいぶん増えました。あまり増えすぎ、糞
害、臭いだけでなく伝染病媒介や建造物に対する被害などが目立つようになり、餌や
りを禁止しているエリアはたくさんあります。ここ有吉公園では、餌を与えるひとが
あとをたたず、ある時間に近づくと、ドバトが集まってくるほどになっています。餌
を与えないようにお願いしても、全く聞く耳を持たずと言う有様です。何かいい知恵
はありませんでしょうか。