オナガガモ[2019年11月19日(Tue)]
大百池に冬鳥が集まっていますが、オオバンとハシビロガモばかりが目に付きます。
その中にオナガガモのオスが1羽いました。カモの仲間では大きい方で腹から胸、首
にかけて白くなっていますから遠目にも判別は簡単です。日本の各地で見られ珍しい
鳥ではありませんが、大百池にも毎年やって来ます。しかし、ここ数年同時に複数の
オナガガモ(♂)を見た記憶はありません。この鳥の繁殖地はシベリアのツンドラ地
帯で越冬のため中緯度のアジア、アメリカなどに渡り越冬するそうです。最近判った
こととして、同一個体でも年によってアジアに渡ったり、アメリカに渡ったりするそ
うです。何が原因でその年の行き先を決めるのかまでは書かれていませんでしたが、
「気まぐれ」、「そのときの気分」だったら人間くさくていいなと思います。