モツゴとカダヤシ[2019年07月29日(Mon)]
モツゴとカダヤシ
おゆみの道の元水車小屋下の池あたりで小魚が泳いでいるのか見えましたので掬って
みました。大きいといっても6cm程度の魚はモツゴ。これより小さくメダカのように
見えるのはモツゴの稚魚とカダヤシのようです。モツゴは関東以西に自生しますが、
人の生活圏近くの田んぼ、用水、池や沼にごく普通に見られるなじみの小魚で、この
あたりではクチボソといった方が通りが良いようです。しかしご多分に漏れず減少し
ており千葉市レッドリストでは「要保護生物」に指定されています。もう一方のカダ
ヤシは都会のドブのボウフラ退治のため持ち込まれたといわれています。ドブに棲め
ればきれいな水に棲めないわけがありませんので、メダカとの競合にうち勝ち、今で
は「特定外来生物」に指定され飼育や移動が禁止されています。おゆみの道の水路は
玉石混交状態です。いや玉はほとんどないと言った方が正解かも知れません。