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日本財団CANPAN 山田
2009-11-21 (11/23)
ビオートープつくり始まりました。 [2011年07月10日(Sun)]

日本たばこ産業 青少年育成補助事業二つ目の事業です


10年前、もともと休作地だった水田を畑にしました。

水田状態の頃は5種類のトンボ
6種類の蝶
ドンコやドジョウ、ザリガニの住む湿地でした
トノサマガエルも 一杯いました。
毎朝 シラサギ アマサギ アオサギなど
いろいろな鳥が朝食に集まり 
木の枝の上でシマヘビが昼寝し
時々イタチが走り・・・
そんな素晴らしいビオトープでしたが
湿地の雑草が茂ると その種が近くの水田に飛ぶということで
近隣へ迷惑をかけないために 畑にしました。

しかし、気づくと トノサマガエルも シマヘビも
その姿をみなくなりました。

トンボ数もぐっとへりました。
お盆を過ぎたらいきなり大群で舞っていたアキアカネ
その真紅の姿も見かけなくなりました。

手入れの行き届いた水田だけでは 暮らせないモノが
たくさんいます。

農薬の心配の少ない、安心して卵の産める
そんな場所を残さなければ
害虫を食べてくれるカエルもトンボもいなくなる・・・

ここ操南地区には 絶滅危惧種のメダカが
信じられないくらい健全に残っています。
大陸バラタナゴもいます。



水質もかなりきれいになり
川シジミやカワニナが帰ってきました。

コンクリートで固められた護岸ですが
ところどころに葦場や魚巣を作れば

もっと 生態系が戻ります。
40年前に消えた、蛍だって戻ってくる可能性はあります。
このあたりの用水路は 祇園用水系で
15km上流には かなりの量の蛍が戻ってきています。

そんな思いで ここへトンボ池を作ることにしました。

護岸がしっかりできるまで 用水路からの水の浸入はとめておきます。



今日は用水路から水を引く入り口付近を掘りました。



用水路の底と同じまで掘り下げるとか 重たい泥を上げるとか
難しい所は ショベルカーをお願いして 手伝ってもらいました。



冬場用水路の水が少なくなっても トンボ池に水が残るように 
底を用水路と同じ位置まで掘ります。



そして 奥へ行くほど浅くして エコトーンを作ります。

涼しいうちに石を拾いに行ったり 竹を切ったり
護岸をつくる材料を集めています。

真夏日が続くと なかなか作業が進みません。
Posted by まちづかい塾 at 18:49
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