CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る
<< 2020年02月 >>
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
最新記事
カテゴリアーカイブ
月別アーカイブ
日別アーカイブ
卒論発表 [2020年02月20日(Thu)]
卒論追い込みの先週土曜日、遅当番。寒い雨が降っていた。
今日もすぐに終わるなぁと思いつつ、21時前の最後の見回り。

暗闇に蠢く、生まれたての子牛を発見した。まじか...。
というか、危ないところであった...。油断大敵だ。
IMG_4584.jpg
子牛はけっこうなうんちまみれで、申し訳ない。
目が充血して弱ってる感じだし、きつかったのであろう。

P2152649.jpg
一人でぬるんぬるんの子牛を運ぶコツは手で持たないことだ。

P2152654.jpg
まずは熱めのお湯できれいに洗う。ちょっとは目が覚めたかな。

P2152655.jpg
体重は41.2kgの女の子だった。へその消毒もする。

P2152663.jpg
タオルで拭き上げたのち、わらで拭き上げた。

P2152670.jpg
続いて、母牛の初乳を搾る道具(バケツ等)を準備して..

P2152669.jpg
母牛を捕まえ、その尻尾を縛れば準備完了。

P2152671.jpg
消毒してから乳頭をきれいに拭いて、

P2152678.jpg
あとはひたすら乳頭がしわしわになるまで搾るだけ。
初産なのにおとなしいし、なんだか量も多いぞ...

P2152680.jpg
結局10kgも初乳を搾ってしまった。
ハイジの世界は、腕と腰が痛くなる...。

P2152681.jpg
子牛が飲みきれない分は冷凍保存する。
免疫たっぷりの初乳は貴重です。

P2152693.jpg
落ち着いてきた子牛にゆっくり少しずつ飲ます。
ここで急ぐと、ろくなことはないのだ。
ついでに立つ練習もしながら、ゆっくりのはずが3ℓ一気飲み。

P2152698.jpg
子牛はようやく大丈夫そうにみえた。
何か要領悪かったけど、まあ、仕方なし。
夜遅くなった。パンダウシさん、おやすみなさい...。



卒論追い込みの火曜日は、現実逃避で久々の都井岬調査だ。
IMG_4594.jpg
ラフレシアも咲いている...

IMG_4598.jpg
誰かがつくった生け花なのか?

P2182719.jpg
まじでこの世のものなのだろうか...


そしてようやく本日は卒論発表会だった。
P2202700.jpg
まあまあなかなか良かったと思いますよ。
皆さんお疲れさまでした!
Posted by 鎌田 at 22:30
そして母になる [2020年02月13日(Thu)]
申請書、報告書、そして卒論の季節となっている土曜日の午後、パソコンぱちぱちやっていると、豚舎から電話がかかってきた。

「今、子豚生まれたけど、母豚が子豚を襲って大変じゃ〜、すぐ来て〜」みたいな。子豚がおなかの皮をさっくり切られてた。

IMG_4526.jpg
生まれた日なのにおなかがブラックジャック...。
縫う人がへたくそなのでさらに気の毒。

哺乳はさせてくれるけど、落ち着きがなく踏みつぶしそう。
しかも、子豚が顔に近づくとガチで噛みついてしまうのである。どーすんのこれ?

こんな時、頼りになるのは養豚界の生き字引、H高R一先生だ。電話してみた。

「あー、初産でしょ?それはね、授乳嫌悪症といって、わしが書いた本に書いてあるでしょ? なに? 読んでない? あー?
ひとが何日かそばについて、授乳するたびに子豚が顔の方に行かないようにすればいいだけ。私なら1日で治すけど、あんたなら3日かかりそうだな、がははは...」

さすが、口は悪いが心は優しい大先輩である。
Siriよりもはるかに的確なアドバイスを頂いた。

母豚は1時間おきぐらいで授乳するそうだが、今回は興奮のせいか食欲不振でもあり、乳の出が悪いので、2時間おきぐらい。
P2092638.jpg
その夜は養豚界の新星、A方君が付き合ってくれた。
夜半に寝落ちして朝まで爆睡してたようだけど、ありがとう。

それからさらに翌日の真夜中過ぎ頃。
母豚が落ち着いてきたような、慣れてきたような気配があった。
IMG_4485.jpg
母豚はイライラこころを必死に押し殺しているような...。
噛まないでよー、と母豚にお願いしながら、恐る恐る見守る。

IMG_4479.jpg
どうにか、母子関係が成立した瞬間を目撃できた。
おなかを縫った子豚も元気になり、やれやれである。


翌 2/10(月)は休みをもらって、所用で関西から来たM田先生に同行し、都城のお知り合いの養鶏場にお邪魔した。
場主はこれまた養鶏界の無尽蔵な博識であり、その場に居合わせた70前の博識3人衆に、文殊の知恵を授けて頂いた。

こちらは飲んだらほぼ記憶できないぼんくらなのが大変残念...。
IMG_4507.jpg
飼い主の技量は、飼っている生き物をみればいちころだ。
ぴかぴか輝く鶏の群れを見ることができて感動する。

IMG_4523.jpg
青玉はアローカナ種、赤玉はボリスブラウンの卵だそうな。

IMG_4524.jpg
朝はTKGをごちそうになり、そのおいしさにおののいた。

無文字社会では口承で知識を継承するため、博識の老人の死は図書館の喪失に匹敵するそうだ。日本における団塊世代も、あとどれくらいかすると、昭和文化とともにごっそり失われてしまう。その智慧と技術の喪失量たるや、すさまじいでしょうね。

2/12は、早くもガジャマダ3人衆が帰国する日となった。
また会える日を楽しみにしております。今年行きたいな。

IMG_4530.jpg
空港で、かわいい看板を見つけた。英語のできるインドネシア組は大うけしてたが、実際どうなんだろ、これ...。
Posted by 鎌田 at 01:49
検索
検索語句
タグクラウド
プロフィール

宮崎大学農学部附属フィールド科学教育研究センターさんの画像
https://blog.canpan.info/mfsc/index1_0.rdf
https://blog.canpan.info/mfsc/index2_0.xml