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トンガ [2018年07月22日(Sun)]
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トンガ人留学生修論研究の一部を行うため、トンガに来ている。
トンガ遠かった…。

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トンガの家畜防疫はAUS・NZと関係が深く、深刻な伝染病は無いと言われているが、近年の報告はほぼない。今回はブタの寄生虫を調べている。

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午前中は農家めぐりと採材。午後は糞便検査。

たまに現地職員に教えたり、ペット診療などを頼まれる。この国には獣医師がいないという(本当か?)。道路の信号機もない。だが、しかし…、悠々たる人々と空気と時間があるのだ。

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ブタ回虫卵と、何の線虫卵だろうか…。

現在冬のトンガは毎日涼しいぐらいで超快晴だ。豚糞・寄生虫・青空…、豚糞・寄生虫・青空…。繰り返し眺めて過ごす。

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クリアブルースカイだな。

トンガ人は男女とも巨大で強靭な体躯の人が多い。
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そして驚くほど食べる。タロ、ヤム、キャッサバ、コメ等主食の他、肉と海産物のトンガおかずがとてもおいしい。
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連日のご馳走がフードファイターのトレーニングみたいになっている。東南アジアで毎度壊滅するお腹も、トンガ食とは相性がいいようだ。

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ただただ、べらぼうな量にチャレンジしている。

トンガのココナツジュースは、ほぼポカリの味がする。
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実からミルクをとり、油をとり、繊維をとり、殻を燃料にする。

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そして家畜のえさとなり、保温性の高い敷料となる。


住吉牧場は人手も足りずに忙しい時期だろう。一方、トンガでは屈強かつ善良な若者がぶらぶらしている。

国内人口は約10万人。他に出稼ぎの海外在住トンガ人10万人が、オセアニア・欧米諸国で活躍しているという。日本にも来てくれんかね…。

日曜は家族や友人とゆっくり過ごすため、労働禁止令?により店は全て閉店。空港も閉鎖して飛行機も飛ばない。日本の働き方改革も、トンガ王国に学べば捗るのかもしれない…。
Posted by 鎌田 at 08:26
締め切り間近!! [2018年07月16日(Mon)]
夏休み(8月8日)に行われる、住吉フィールド(牧場)公開講座〜牛にさわって、トラクタに乗って、牧場を体験してみよう〜の申込み締め切りが明日(7月17日)までとなっております!
http://www.miyazaki-u.ac.jp/crcweb/news/9802/
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対象は小学生、参加費無料となっております。
ご興味をお持ちいただけましたら、ぜひお早めにお申込みください。
応募者多数の場合は抽選とさせていただきます。
(本田)
Posted by 鎌田 at 13:59
梅雨明けです。 [2018年07月15日(Sun)]
九州南部もようやく梅雨が明けたようで、例年通りの尋常でない暑さとなっている。

ウシもブタも、ヒトと同様(ヒト以上かな)暑さに弱い。しかもエアコンのない部屋である。暑熱期の生産性低下をいかに抑えるか、なかなか難しい。

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梅雨の豪雨を利用して汚れを落とした子牛舎の屋根に、遮熱塗料を塗っている(奥の白い部分)。以前、肥育牛舎の遮熱塗装を工学部の先生に測定してもらったところ、屋根裏で30度位の温度差があった(もちろん塗った方が温度低くなります)。

12日は、畜産別科とハサヌディーン大、フィリピン大の学生を連れて、出荷ウシ枝肉の値決めを見に行った。

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枝肉の吊るされた冷蔵庫(冷凍庫?)の中は、しばらく見てると寒いくらいの温度である。ウシは生きてるうちは真夏の暑さに苦しみ、死んでようやく涼しい場所に吊るされている。生きてる時にも、真夏に涼しく暮らせる環境を作ってあげたい…。


14日は、獣医学科80周年記念で多くの先輩後輩同級生が集まった。それぞれどこかで頑張っているようだ。昔の言動からは想像もつかない、社会規範に則したような内容の話をしている。時が人を変えるのか、あるいは変わったふりなだけなのか…。


今日は福岡に来た。今朝は山笠の追い山だったそうだが、夕方の櫛田神社周辺はゴミ一つなく静かな空間である。

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何やらパワーと秩序ある都会の福岡はすごいと思う。
Posted by 鎌田 at 22:10
まだ梅雨です。 [2018年07月08日(Sun)]
明けそうで明けない梅雨空のまま7月となり、住吉牧場では7/3にGLOBALG.A.P.審査が無事終了し、ロシアではワールドカップ日本代表が敗退した。

一番古いW杯の記憶は1994年のナイジェリアvs.イタリアである。居候していたムテンデーレの長屋のTVで、終了間際にバッジオが同点ゴールを決めたとき、「あぁ、ナイジェリアの負けだ…」と同居人がつぶやいた…。

さて、いろいろあった6月も終わり7月第一週。7/2からマカッサルのハサヌディーン大学動物科学部実習(8月まで2名)がスタートした。7/5〜6は宮崎西高附属中の職場体験実習。他に住吉小学校6年生の職場インタビューが2回。7/6は熊本県GAP推進協議会の研修も。

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くまもんが…。バスが、いや、描いた画家がすごい。CG?

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土砂降りの中、子牛舎屋根塗装の準備をしている。

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梅雨の晴間に技術職員と学生はサイロ掃除をしていた。

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大雨のなか、繁殖和牛は放牧地へと走っていく。

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土砂降りだと乳牛は嫌がって出ていかない。

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J9(ジャージー)が子牛を産んだが♂だった…。

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ブタは元気に走り回っている。

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このハチは、異常気象の影響か、今年はかなりの高層建築だ。

第二週は、7/9に農業大学校のGAP研修があり、フィリピン大学ロスバニョス校獣医学部の日本人学生の実習が始まる予定(13日まで)。7/10には乳業メーカーのGAP研修。その後もその他いろいろと。

いろいろしすぎてどれもできていないような気もするが、何もしないよりはちょっとましかもしれない平穏な日々がありがたい。

各地では、梅雨の豪雨で異例の大災害となっている。例年の異常気象の中でも特に激しいようで、今年も全く油断ならない。

地球には、早いこと異常でない昔の気象を取り戻してほしいものだが、果たしてそんな時代があったのか、どうなのだろうか…。
Posted by 鎌田 at 21:16
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