先週も相変わらずに、実習、実験、入試(畜産別科)と書類。
すぐに12月の第一週も終わってしまったのである。
そして今週末はいよいよ住吉フィールド開放イベントだ。
しかし、今週も先週同様...。準備大丈夫かな...。
本日は毎週おなじみ獣医学科産業動物臨床繁殖学(りんぱん)、先週から引き続きICEプロの家畜登録審査実習、そして今日から神戸大学のICT実験、とある企業のセンサー実験、その他...。
まぁ、そんなこといっても所詮は住吉牧場である。
日々是ひなたぼっこ。
外食・ピクニックを楽しむウシさんたち...。
とはいえ、時には緊迫感が漂うこともある。
むむ、初めて産むおでぶな牛のおなかの中の子牛が、どうみてもでかすぎるのでうまく産めそうもない感じ...。
「どうみても初産過肥牛の胎子過大です。難産ですよ、これは」
夜まで待って、待ちきれずに引っ張った。今年最重量の48キロ超級の子牛だったけど、親の骨盤も大きかったので、幸い軽めの難産で済みました。母子ともに健康でなによりです。
「なんかこの汁おいしいかも...」
産んだ本人は至ってのんびりである。
「わたし、きれいかも...」
生まれた子牛のことは全く気にならないようだ。
そして快晴の下、ひなたで遊びまくるブタさんたち。
「かみつきたいからこっちきてあそぼ...」と、目で訴えてくる。
趣味は泥浴エステと庭いじり。見事に耕すものです。
とはいえ、そんなのどかな日常に忍び寄る危機があるのだ。
放牧豚の柵の外を、獲物を狙ったプチハイエナがうろついているではないか...。まさかどこかから漂流してきたのだろうか...。
よくみると、疥癬(寄生虫)でボロボロになった子ダヌキだ。
余計な知識が現実を曲解させるのだ。
しかし、不思議と毎年発生する疥癬タヌキの謎...。
困難な身の上を嘆くこともなく、やぶの中に消えていった。
そして毎度の都井岬。めっきり寒いが...
レインボー都井岬。
サンセット都井岬。
ムーンライト都井岬。
割安ホテル名のようなラインアップだ...
しかし、美しい風景は、毎朝毎晩、どこにでもあるのです。
それをみる目と心の余裕がないだけなんでしょうねぇ...
そして、今週末は住吉フィールド開放イベントとなります。
ご来場、お待ちしております!