マイルドヤンキー [2014年05月20日(Tue)]
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昨日も兵庫県から"温泉博士"を持って来られた方がお見えになりました。
自転車で廻っているそうでいかにも日焼けした風情でした。その温泉が終了した20時からポンプの修理を行いました。 職員が気を利かせて投光器3台にロープに滑車を取り付けて床にはマットを敷いて万全の準備をして臨みましたが、取引先さんは一人でサさっさと作業に入るなり難なくポンプを解体して一人でフロアーに持ち出し淡々とメカシールにベアリングにパッキンと交換してあれよあれよという間に組み立てて床に置いた作業台をきれいに片付けた後、"バルブ関係は私は分からんから"と言ってその場を明け渡しポンプの立ち上げを待ちました。 程なくポンプの起動準備が整い全員が見守る中、ポンプは何事もなかったかのようにスムースな音を立てて回転しています。作業中は一言もしゃべらず無心に仕事に集中して自分の仕事を遣り終えるとさっと次の方に廻して自身は身を引く。"さすが職人さん"だと思いました。こう言う方にお任せすればきっと上手くいくとそう思わせる仕事振りでした。 お蔭で、2〜3時まで掛かると予想された作業は0時で終了しました。 ところで、"マイルドヤンキー"と言う言葉があるそうです。 彼らは、地元で強固な人間関係と生活基盤を構築して地元から出たがらない若者たちのことらしいのです。生まれ育った土地に根ざした同年代の友人や家族と地域を基盤とした毎日の平穏な生活を行っているとか。いつも小学校時代の同級生や地元で知り合った仲間たちと一緒の生活をしているんだとか。悪くはないとは思うのですが理由がそういった生活しかできない自己保護あるいは社会的な防衛策であるとすれば、私たちは少し反省すべきであると、もっともっと広範囲に"青年よ大志を抱け"って言える社会を創造しなければいけないのではないかと思ったりもしています。もっともっと大きく育って欲しいとは身勝手な思いなんでしょうか。 |
Posted by
ゆうゆう
at 05:16



