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中東におけるコロナウイルス感染拡大(イラン感染者総数は急増のロシアを下回る、4月28日時点)[2020年04月29日(Wed)]
4月28日時点で、トルコでは1日で、2392件、死者92名増加したが、感染の勢いはやや鈍化してきている。イランでは、一日で1112件の感染増、死者71名増が報告されたが、感染総数は、一日で6411件急増したロシアを下回り、世界9番目となった(7番目がトルコ、8番目がロシア)。27日、サウジの1日当たりの感染者増は、1266件となり、感染総数は2万件を突破した。カタール、UAEは、それぞれ一日の感染増が677件、541件を記録した。イスラエルは、感染増が173件で感染の勢いは鈍化している。
トルコ紙は、チャブシュオール外相の発言として、トルコはコロナウイルスと闘う諸外国に対して、世界第三の規模の医療支援を実施し、米国にも軍用機で支援物資を届けた旨明らかにした。一方、カタールは、アルジェリアとイラン(4回目)に対して医療支援を実施したと報じられた。
(トルコ援助報道)https://www.aa.com.tr/en/latest-on-coronavirus-outbreak/turkey-ranks-third-worldwide-in-supplying-medical-aid/1822217
(カタール援助報道)https://www.aa.com.tr/en/africa/qatar-sends-virus-aid-to-iran-algeria/1822329
(主要国の感染動向) 4月29日08:26GMT現在
トルコ 感染件数 114653(+2392)、死者2992名(+92)
イラン 感染件数92584(+1112)、死者5877名(+71)
サウジ 感染件数20077(+1266)、死者152名(+8)
イスラエル 感染件数15782(+173)、死者212名(+6)
カタール 感染件数 11921(+677)、死者10名(変化なし)
UAE 感染件数 11380(+541)、死者89名(+7)
(その他の国々)https://www.worldometers.info/coronavirus/#countries
(トルコ)https://www.worldometers.info/coronavirus/country/turkey/
(イラン)https://www.worldometers.info/coronavirus/country/iran/
(サウジ) https://www.worldometers.info/coronavirus/country/saudi-arabia/

Posted by 八木 at 18:06 | 情報共有 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

EU統計局発表の2019年EU諸国の庇護付与の第一位はシリア人、第二位はアフガニスタン人[2020年04月29日(Wed)]
4月27日EUの統計局Eurostatが発表した最新のデータによると、EU加盟国は、2019年に295,800人の庇護希望者に庇護を認めた。庇護は@難民認定、A補助的庇護、B人道的庇護の3つに分類される。出身国別の最大の受益者グループはシリア人であり、全体の27%を占めた。庇護されたシリア人全体の71%、56,100人はドイツによってホストされている。庇護が認められた2番目と3番目に大きなグループは、アフガニスタンとベネズエラ出身で、それぞれEU全体の14%と13%を占めた。
ドイツは、アフガニスタンに対してEUで認められた全体の41%(16,200人)をホストし、一方、スペインは全体の94%(35,300人)をホストしている。トルコは、2016年のギュレン教団によるとみられるクーデター企てに関与したとみられる自国民のオランダ、ベルギー等による受け入れに神経を尖らせている。
(参考1)EUの2019年庇護ステータス決定数の発表(2019年4月27日)
●2019年、27の加盟国で構成される欧州連合(EU)は、295 800名の庇護希望者に庇護ステータスを付与した。 2018年の実績316 200名と比較して、庇護ステータスを付与された人の総数は6%減少した。さらに、EUは2019年に21,200人の第三国定住難民を受け入れた。この情報は、欧州連合の統計局であるEurostatによって発表された。
●2019年にEUで庇護ステータスを付与された庇護希望者の総数は、難民認定141100件(保護決定全体の48%)、補助的庇護82100件(同28%)、および人道的庇護72700件であった(同25% )。
●2019年EUでの庇護ステータスを得た最大の受益者グループはシリア人のままで(EUで保護ステータスを付与された全体数の27%、78 600件)、アフガニスタン人(同14%、40 000件)およびベネズエラ人(13%、37 500件)が続いた。 2019年に庇護ステータスを受けたベネズエラ人の数は、約1,000人であった2018年と比較して、40倍近く増加した。
●EUで庇護ステータスを付与されたシリア人のうち、71%(56,100)がドイツで登録された。アフガニスタン人にとっても最多の41%(16,200)がドイツで登録された。ベネズエラ人への庇護ステータスの付与は、EU全体の94%がスペイン(35,300)で登録された。
●2019年、EUのすべての庇護ステータス付与のうち、最大の39%(116 200)はドイツで登録された。仏(14%、42 100)、スペイン(13%、38 500)およびイタリア(10%、31,000)がこれに続いた。これらの4つの加盟国は、EUで付与された庇護総数の3/4を占めた。
●2019年、庇護申請540 800件について、原審での決定がEU加盟国で行われ、控訴後にさらに293 200件の最終決定が行われた。原審の決定により、206 000人が庇護ステータスを付与され、さらに89 800人が控訴後、庇護ステータスを受けた。認定率、つまり申請総数における庇護決定の割合は、EUでの原審での決定率は38%、控訴後の最終決定率は31%であった。
●庇護希望者の認定率は、出身国により異なる。 2019年に最初に決定が下された亡命申請者の20の主要な市民権のうち、EUでの認定率は、ジョージア市民の4%からベネズエラ人の96%、シリア人の85%、エリトリア人の81%の範囲にまたがっている。
https://ec.europa.eu/eurostat/documents/2995521/10774018/3-27042020-AP-EN.pdf/b8a85589-ab49-fdef-c8c0-b06c0f3db5e6

(参考2)トルコ人への庇護認定に関するトルコ ディリーサバーハ紙報道関連部分
●EUで庇護が認められた全体のうち3%がトルコ国民であり、52%と比較的高い認定率であった。トルコの庇護希望者の認定率はオランダでは二番目の17%(975人)、ベルギーで三番目の10%(695人)であった。そのほとんどは、ギュレン・テロリストグループ(FETÖ)に所属していると想定されている。
●FETOは、2016年7月にトルコでクーデターを企て、その結果251人が死亡、2,200人が負傷した。トルコの政治家は長い間、欧州諸国がFETÖのメンバーにとって安全な避難所になっていると非難しており、クーデターに関与した主要なFETO容疑者をトルコに帰国させ、公正で透明な裁判を行うよう求めている。トルコ政府は、FETÖがトルコの機関、特に軍隊、警察、司法機関への侵入を通じて国家を転覆させるための長期にわたるキャンペーンの背後にいると非難している。
https://www.dailysabah.com/politics/eu-affairs/eu-grants-protection-to-nearly-300000-asylum-seekers-in-2019#gallery

Posted by 八木 at 09:46 | 情報共有 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

中東におけるコロナウイルス感染拡大(一日当たりのイラン感染増初めて千件下回る、4月27日時点)[2020年04月28日(Tue)]
4月27日時点で、トルコでは1日で、2131件、死者95名増加したが、感染の勢いは鈍化してきている。イランでは、一日で991件の感染増、死者96名増が報告されたが、一日当たりの感染増が1千件を下回ったのは36日ぶりである。27日、サウジの1日当たりの感染者増は、1289件となり、感染拡大が続いている。UAE、カタールは、すでに感染総数が1万件を超えており、カタールは一日の感染増が957件を記録した。イスラエルは、感染増が112件で明らかに感染の勢いは鈍化している。
(イランの感染減少報道)https://www.presstv.com/Detail/2020/04/27/624029/coronavirus-Kianoush-Jahanpour-Health-Ministry-infection-COVID-19

(主要国の感染動向) 4月28日06:13GMT現在
トルコ 感染件数 112261(+2131)、死者2900名(+95)
イラン 感染件数91472(+991)、死者5806名(+96)
サウジ 感染件数18811(+1289)、死者144名(+5)
イスラエル 感染件数15555(+112)、死者204名(+3)
カタール 感染件数 11244(+957)、死者10名(変化なし)
UAE 感染件数 10839(+490)、死者82名(+6)
(その他の国々)https://www.worldometers.info/coronavirus/#countries
(トルコ)https://www.worldometers.info/coronavirus/country/turkey/
(イラン)https://www.worldometers.info/coronavirus/country/iran/
(サウジ) https://www.worldometers.info/coronavirus/country/saudi-arabia/
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Posted by 八木 at 15:46 | 情報共有 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

プーチン大統領に近いメディアが最近アサド政権批判報道を繰り返す背景[2020年04月27日(Mon)]
ロシアのプーチン大統領に近いメディアが最近、シリアのアサド政権への批判記事を頻繁に発出していることを、イスラエルやトルコのメディアがキャリーし、その意図について様々な憶測が飛び交いだしている。プーチン大統領の最も近い側近の1人であるエフゲニー・プリゴジンが所有するロシア連邦通信社は、容赦のないアサド政権批判を展開した。通信社の所有者であるプリゴジンは「クレムリンクッカー」として知られ、ロシア軍の指揮下でシリアとリビアで戦っていた民間傭兵ワグナーグループにも資金を提供していることで知られている。これらの最近の前例のないほどシリア政権を攻撃したロシアのメディアの報道をうけて、イスラエルのチャネル12と13は、イスラエルの情報機関筋のコメントとして、クレムリンがアサド大統領に対する立場をすでに変え始めていると推定し、プーチン大統領からアサド大統領に対して、「あなた(アサド大統領)が(ロシアに)従わなければ、あなたは追放されるであろう」との警告を発したものとみている。ロシア・メディアのアサド政権糾弾は、Covid-19流行に起因する世界的な経済危機と、アサド政権に前例のない制裁をシリア政権との支持者、特にロシアとイラン課すことになる米国シーザー・シリア市民保護法の適用(参考2)が間近に迫っているタイミングで実施された。
(参考1)ロシア・メディアが報じたアサド政権批判の主な指摘
(1)イマード・ハミース首相への汚職・腐敗疑惑:最初の重要な報告は、政権の首相であるイマード・ハミースのオフィスで横行している腐敗に焦点を当てており、ロシアとアサド政権の間の経済的パートナーシップに影響を与える「最高の政治レベルでの腐敗」の温床になっている。また、ハミース政権は、シリアの長い時間の停電を正当化するために石油とガスの供給について人々に故意に嘘をついたと非難。2019年以来のレバノンへの電力の輸出で違法な資金を蓄えたと糾弾。
(2)再選を目指すアサド大統領の人気の低下:政府機関の2番目のレポートによると、世論調査では、アサド大統領の人気は、国の経済問題に加えて政権の首長に近い人々が関与する腐敗のために減少していることが示された。2021年の大統領選挙でシリア人の32%だけがアサド再選を支持すると指摘。同報告は、「現在の指導部はまだ国民の願望を満たしていない」ことを考慮して、人々は改革と危機を克服できる強い「新しい」政治家を待っていると指摘した。別の調査報道では、シリア国民は、トップの腐敗、低い生活水準、電気の欠如をはじめとする生活必需品の不足を踏まえ、次回大統領選挙であなたはアサドに投票するかどうか、という質問に対して、53%以上が否定的な回答を行った。
(3)ロシア企業のシリアでの営業に関する不満:3番目のレポートは、ロシアの企業と投資がシリアで直面している制限と障害に焦点を当て、腐敗に立ち向かうアサド大統領の意志と決意の欠如を指摘。 「もし腐敗がテロよりも悪い場合、」と言ったアサド大統領の言葉に言及の上、「ロシアはテロを打ち負かした方法でシリアの腐敗を打ち負かさなければならない」と強調。シリア側は、わいろを使うことを辞さずアプローチする中国企業に便宜を図り、ロシア企業が不利な立場に置かれることを許容しない。
(4)アサド一家に対する批判:アラビア語のツイッターでまず発信され、それをフォローしたメディアで、アサド大統領が彼の妻アスマーに3000万ドルの価値がある英国の芸術家による絵画を買ったと指摘。発信アカウントの信頼性が低いにもかかわらず、それはロシアの新聞ガスノボスティとロスバルトによって報告された。これらの新聞に加えて、ほとんどのシリア人が貧困状態にある間、アサド一家が享受する異様な豊かさに焦点を当てた記事も掲載されている。
(5)UAEに接近するアサド政権へのけん制:ロシアの新聞「スバボドナヤプラサ」は、UAEの対シリア政策が、ロシアの利益に沿わないため、アサド政権がとり始めているUAEとの密接な関係により、ロシアは確かにシリアの大統領に不満を抱く可能性があると指摘。同報告は、UAEがこの地域で拡大しているサウジアラビアとトルコの影響力を上回る形でシリア・ファイルへの干渉を活発化させたと指摘した。

(参考2)シーザー・シリア市民保護法案2019
この法案は成立していないが、その一部は、2020年国防授権法(National Defense Authorization Act for Fiscal Year 2020)に盛り込まれている。
●この法案は、シリアの紛争に関連する機関と個人に対する追加の制裁と財政的制限を確立する。
●財務省は、シリア中央銀行が主要なマネーロンダリングの懸念のある金融機関であるかどうかを決定する。その場合、財務省は、国内の金融機関に、銀行が関与する取引に関する追加の記録を維持するよう要求するなど、1つ以上の特別な措置を課す。
●大統領は、外国人に対して制裁を課すものとする。(1)シリア政府、またはシリア、ロシア、イランに代わって行動する人々に重要な支援を差し伸べ、または重要な取引に従事する外国人。 (2)シリア人に対する深刻な人権侵害に責任があることが明白になっている者。
●法案はまた、軍事用航空機、政府の国内石油生産技術、米国軍需品リストの項目、大統領が犯行に使用されていると信じている項目など、シリアにさまざまな商品やサービスを故意に提供している人々、シリアの人々を虐待し、人権侵害に使用されていると考えられる項目に制裁を課す。
●制裁措置には、金融取引の阻止と米国への入国禁止が含まれる。そのような制裁は、人道的援助の提供またはシリアの民主主義制度の支援に関連する活動には適用されない。
●大統領は、それが米国の国家安全保障上の利益にある場合を含め、特定の条件下で制裁を一時停止することができる。
●国務省は、シリアで戦争犯罪の責任者を起訴するために犯罪捜査を実施し、証拠を収集している機関を支援する権限を与えられる。
(コメント)プーチン大統領が実際にアサド大統領の交代、あるいは失脚を望んでいるのかについては、確証はない。プーチン大統領は、本年1月7日、プーチン・ロシア大統領は、シリアの首都ダマスカスを訪問し、アサド大統領と会談した。プーチン大統領がシリアを訪問するのは、2017年12月のラタキア近郊のロシア軍のフメイミム空軍基地訪問以来(注:基地内でアサド大統領と会談)で、首都ダマスカス訪問は、2011年のシリア内戦ぼっ発後初めてであった。さらに、3月23日には右腕のショイグ国防相をダマスカスに派遣し、アサド大統領と会談させている。しかし、アサド大統領は、3月27日アブダビ皇太子でUAEの事実上の指導者ムハンマド・ビン・ザーイド国軍副司令官と数年以上ぶりの電話会談しており、ロシアの意向に沿わない地域情勢に関する動きを勝手にしないよう警告を発した可能性がある。シリアの大統領は歴代圧倒的な得票率で当選しており、2021年の大統領選挙を控えて、シリア国民の3割しかアサド再選を支持しないとの世論調査結果をあえて、プーチン大統領に近いメディアが報じること自体異例である。それでは、プーチン大統領が簡単にアサド政権を見捨てるかといえば、そうではない。現在までアサド政権が維持された最大の理由は、2015年9月30日以来のロシアのシリアへの軍事介入があったからである。最近のOPCWによる2017年のシリア軍による化学兵器使用を結論付けた報告についても、ロシアは強く批判し、OPCWは信頼性を失ったとこき下ろしている。アサド大統領にかわる人物も容易に見いだせない。シリア政権を支えるイマード・ハミース首相とシリア内戦で「タイガー部隊」を率いたスハイル・アル・ハッサン大佐の名があがることがあるが、シリアの分裂を防ぐには、不十分である。とくに、今回、ハミース首相は、腐敗の象徴として取り上げられたことは痛手である。また、レバノンのヒズボラとの関係を維持する必要があるイランは、現時点で、イランとレバノンを結ぶ補給路にあたるシリアでアサド大統領以外の選択肢は考えられない。こうした中、米国はシーザー・シリア市民保護法で、アサド大統領の戦争責任を追及し、政権を支持するイラン、ロシアにも制裁の構えを示している。シリア国内では電力不足等、国民の政権への不満が高まっている。ロシアは、シリアの戦時から復興期への移行の中で、アサド大統領を続投させるべきか、大統領に引導を渡すべきか、渡すのであれば、どのようなタイミングになるのか、メディアを通じて、シリア国内外の反応を確かめようとしている。
https://m.arabi21.com/Story/1264347
https://www.trtworld.com/magazine/what-s-behind-pro-putin-media-attacks-on-syria-s-assad-regime-35689

Posted by 八木 at 11:17 | 情報共有 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

中東におけるコロナウイルス感染拡大(湾岸3国で感染の勢い増す、4月25日時点)[2020年04月26日(Sun)]
4月25日時点で、トルコでは1日で、2861件、死者106名増加し、感染の勢いはやや鈍化してきた観がある。イランでは、一日で1134件の感染増、死者76名増が報告された。25日、サウジの1日当たりの感染者増は、1197件となり、イランの感染増を初めて上回ったUAE、カタールは、感染総数が1万件に迫ってきており、UAEは3日連続で、カタールは6日連続で、一日の感染増が500件を上回った。メッカのグランドモスクはラマダン月にもかかわらず、依然閉鎖されており、礼拝できない状況にある。WHOは、COVID-19から回復し、抗体を持っている人々に対して「免疫パスポート」または「リスクフリー証明書」を発行してはどうかという意見に対して、抗体を持っている人々が2回目の感染から保護されているという証拠は現在のところないとして、「免疫パスポート」の考えに警告を発している。
(メッカ・グランドモスク)https://www.dailysabah.com/world/mid-east/aerial-view-reveals-empty-kaaba-on-first-day-of-ramadan
(WHO関連記事)https://www.dailysabah.com/world/who-urges-against-idea-of-immunity-passports/news
(主要国の感染動向) 4月26日08:22GMT現在
トルコ 感染件数107773(+2861)、死者2706名(+106)
イラン 感染件数89328(+1134)、死者5650名(+76)
サウジ 感染件数16229(+1197)、死者136(+9)
イスラエル 感染件数15398(+240)、死者199名(+5)
UAE  感染件数 9813(+532)、死者71名(+7)
カタール 感染件数 9358(+833)、死者10名(変化なし)
(その他の国々)https://www.worldometers.info/coronavirus/#countries
(トルコ)https://www.worldometers.info/coronavirus/country/turkey/
(イラン)https://www.worldometers.info/coronavirus/country/iran/
(サウジ) https://www.worldometers.info/coronavirus/country/saudi-arabia/

Posted by 八木 at 17:58 | 情報共有 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

中東におけるコロナウイルス感染拡大(23日に感染件数10万人を突破したトルコ、4月24日時点)[2020年04月25日(Sat)]
4月23日時点でトルコのコロナウイルス感染者総数は初めて10万件を突破し、24日には、104912件となった。トルコでは前日より感染件数3122件、死者109名増加し、勢いは収まっていない。イランでは、一日で1168件の感染増、死者93名増が報告された。24日、サウジの感染者総数は、15102件となり、イスラエルの15058件を上回った。感染件数増も前日比1172件となっている。8世紀に建設されたシリアの代表的モスクであるウマイヤド・モスクは、ラマダン月の始まりにもかかわらず閉鎖されており、礼拝できない状況にある。
(ウマイヤド・モスク動画)https://youtu.be/a21K_xSwJCI
(主要四か国の感染動向) 4月25日08:48GMT現在
トルコ 感染件数 104912(+3122)、死者2600名(+109)
イラン 感染件数88194(+1168)、死者5574名(+93)
サウジ 感染件数15102(+1172)、死者127(+6)
イスラエル 感染件数15058(+255)、死者194名(+2)
(その他の国々)https://www.worldometers.info/coronavirus/#countries
(トルコ)https://www.worldometers.info/coronavirus/country/turkey/
(イラン)https://www.worldometers.info/coronavirus/country/iran/
(サウジ) https://www.worldometers.info/coronavirus/country/saudi-arabia/

Posted by 八木 at 18:15 | 情報共有 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

原油価格下落により、現実味を帯びるサウジが純債務国に転落する危機[2020年04月23日(Thu)]
4月22日付ロンドンをベースとするミドル・イースト・アイ(MEE)のデイビッド・ハースト編集長(元ガーディアン紙対外部門編集員)は、ムハンマド・ビン・サルマン(通称MBS)皇太子が、3月にロシアのプーチン大統領と電話会談した際、プーチン大統領に最後通牒を発し、脅したことで、逆に想定外の反発を招き、減産交渉は破綻(注:その後4月12日に、5月、6月にOPEC+全体で970万b/dの減産で合意)し、原油価格が暴落し、サウジが純債務国に転落する危険が現実味を帯びてきたとするショッキングな分析レポートを発表した。MEEがサウジと対立関係にあるカタール系のメディアであることを差し引いても、脱石油を目指すサウジの政府系ファンドの対外投資がうまく機能しない可能性を論じており、注目の記事である。
(MEE記事注目点)
●プーチン大統領に会ったことのある人なら誰もが指摘するように、ロシア大統領とは好きなだけ激しく交渉することができる。トルコのエルドアン大統領が続けているように、シリアとリビアの2つの地域戦争で、両国が正反対の立場にいても、依然として、ビジネス的協力関係を維持することができる。しかし、やってはいけないことは、プーチン大統領をコーナーに追い詰めようとすることである。これはサウジアラビアのMBS皇太子が、(原油減産調整に向けてサウジの意向を飲むよう)プーチン大統領に最後通牒を発し、彼に向かって叫んだことである。プーチン大統領は、ロシアの国際収支はサウジアラビアよりもゲームを行うに適していることを知っており、叫び返しただけであった。MBSは直前、トランプ大統領の娘婿のクシュナー大統領顧問と相談したが、クシュナーはロシアとの減産決裂に異議を唱えなかったとのこと。トランプ大統領は当初、減産調整決裂による石油価格下落は、米国経済に良い影響を与えると考えたが、自国のエネルギー業界に大打撃を与えることには思いが廻らなかったとみられる。
●まもなくMBSは、その対応がどれほど大きな間違いだったかを自ら確認することになった。原油価格は崩壊し、貯蔵スペースは急速になくなり、石油会社は油井にキャップをしなければならないという現実の厳しい見通しに直面している。石油とガスのセクターは、サウジの国内総生産の最大5割、輸出収入の7割を占めているが、それが消滅した。
●世界銀行によると、サウジの一人当たりのGDPも2012年の25,243ドルから2018年には23,338ドルに低下し、富は速いスピードで減少した。IMFは、正味負債が2020年にGDPの19%、21年が27%に達すると予測されており、コロナと石油危機は、2022年までにサウジの借入をGDPの50%にする可能性がある。
●サウジアラビアの財政の下落はしばらく前から続いている。MBSの父サルマンが2015年1月23日に国王に就任したとき、外貨準備は合計7,260億ドルであった。サウジアラビア通貨庁(SAMA)によると、昨年12月に4900億ドルまで減少し、4年間で2,390億ドルの損失となった。
●サウジのソブリン・ウェルス・ファンドの規模は、近隣湾岸諸国と比較しても大きくない。コロナウイルスのパンデミックが定着する前でさえ、IMFは公的投資基金(PIF)を1兆ドルに増やす計画はサウジアラビアが石油から多様化した場合に必要な収入を生み出すには十分ではない。IMFは、サウジアラビアがPIFを現在の3千億ドルからこの規模にまで成長させるとしたら、ポスト石油時代において、金融収益だけでは石油に代わる適切な収入の代替にはならない。1日あたり1000万バレルの石油生産、1バレルあたり65ドルの価値は、現在、サウジアラビア人ひとりあたりの年間石油収入は約11,000ドルに相当するが、原油価格がバレル20ドルを切ると、サウジが純債務国に転落する可能性が現実味を帯びる。
@アブダビ投資庁1.213兆ドル
Aクウェート投資庁が5220億ドル
Bカタール投資庁3280億ドル
C公的投資基金(PIF)(サウジアラビア)3200億ドル。
●さらに、コロナ感染拡大による都市封鎖により、メッカ、メディナへの巡礼が停止されており、年間1千万人、金額にして80億ドルの収入を失う可能性がある。
●PIFの投資先についても疑問がつきまとう。サウジのMBSと日本の孫正義が率いるソフトバンクが設けたビジョンファンドについて、ソフトバンクは、ビジョンファンドが165億ドルの損失を計上すると予想していると発表した。PIFはウーバーに投資したが、株価は下落しており、また、欧州の石油会社やクルーズ客船等への投資も否定的な見方がある。
●コロナ感染拡大をうけて、カタールはGDPの5.5%、バーレーン同3.9%、UAE 同1.8%を費やしているにもかかわらず、サウジは、財政的刺激を与える余裕はなく、1%にとどまっている。サルマン国王はコロナウイルスの閉鎖中に国が保証して、事業者に給与の60%を支払うことを命じたが、サウジアラビア最大の通信会社STCの従業員でさえ、給与の10%しか支払われておらず、それは、政府がSTCに資金を提供していないからとされている。サウジ保健省は、ホテルに対して、病院として運営するよう要求している。しかし、実態はホテルの所有者に一時的な資産の損失を補償したり、原価を支払う代わりに、部屋の消毒に加えて運営コストを自前でカバーするよう強制している。またサウジの民間医療部門で働いているエジプト人医師は、年次休暇中は給与を受けられず、感染のリスクを減らすために病院の交代勤務で自宅で仕事をするように指示された人は、年次休暇からその時間を取るか、無料で仕事をしなければならない。
https://www.middleeasteye.net/opinion/what-happens-saudi-arabia-when-oil-stops

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中東におけるコロナウイルス感染拡大(アサド大統領のイラン外相へのコメント、4月22日時点)[2020年04月23日(Thu)]
4月22日時点で、トルコのコロナウイルス感染者総数は98674件と感染件数10万件突破が確実になっている。トルコでは1日で、前日よりは千件以上少ないものの3083件、死者117名増加し、勢いは収まっていない。サウジは、一日で1141件の感染増が報告された。22日、イラン保健相は、東地中海保健相会議で、イラン国内の感染増加率は過去18日間で53%、死亡者数は3割減少したと発言し、感染対策の取り組みが効果を上げ始めたことを表明した。ザリーフ外相が今年初めてシリアを訪問し、4月20日、アサド大統領とマスクをつけて会談した際、大統領は、イランの犠牲者に対して哀悼の意を表しつつ、コロナウイルスの危機は西側の体制の失敗とその不道徳を露呈したと述べ、とりわけ、制裁を継続するトランプ政権を批判した。
https://www.presstv.com/Detail/2020/04/22/623651/Iran-coronavirus-health-ministry-Saeed-Namaki
(主要四か国の感染動向) 4月23日06:28GMT現在
トルコ 感染件数 98674(+3083)、死者2376名(+117)
イラン 感染件数85996(+1194)、死者5391名(+94)
イスラエル 感染件数14498(+556)、死者189名(+5)
サウジ 感染件数12772(+1141)、死者114(+5)
(その他の国々)https://www.worldometers.info/coronavirus/#countries
(トルコ)https://www.worldometers.info/coronavirus/country/turkey/
(イラン)https://www.worldometers.info/coronavirus/country/iran/
(サウジ) https://www.worldometers.info/coronavirus/country/saudi-arabia/
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(参考)アサド・シリア大統領のザリーフ・イラン外相へのコロナ感染拡大に関するコメント
●4月20日、シリアのバシャール・アサド大統領は、アスタナ・プロセス・テレビ会議を前に、一年ぶりにシリアに来訪したイランのザリーフ外相との会談で、イランとその人々にコロナウイルスの犠牲者に哀悼の意を表した。このパンデミックがこれらの例外的な人道的状況にもかかわらず、欧米の一部の国、主に諸外国に対する制裁を続ける米国による政治的打算の対象となったことを残念に思う、コロナウイルスの危機は西側の体制の失敗とその不道徳を露呈した。なぜならパンデミックはこれらの体制が人々に奉仕するのではなく、既得権益を持つ選択された少数の個人にのみ奉仕することを示したからである、と発言した。
https://sana.sy/en/?p=190268

Posted by 八木 at 10:15 | 情報共有 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

4月24日からイスラム教徒にとってのラマダン月の断食開始の見通し[2020年04月23日(Thu)]
世界中のイスラム教徒は、本23日夜にラマダンの新月が目視されれば、翌24日の夜明け前から断食を実行し、ラマダン月期間中、毎日夜明け前から日没まで断食を継続する。ラマダン期間中の夜は、例年親族や友人が集まる機会が増えるが、本年は、コロナウイルス感染拡大の影響で、大人数の集まるイフタール(毎日日没後の最初の飲食)や集団的礼拝は実施されないとみられている。
(参考)ラマダン月開始に関するアルジャジーラ記事主要点
●天文学者の計算によると、ラマダンの新月は4月23日のグリニッジ標準時午前2時27分に生じると、カタールの暦局(QCH)が発表した。23日、中南米で新月が目視されるとみられる。4月24日、新月は世界のほとんどの場所で容易に目視できる。カタール、エジプト、インドネシア、レバノン、モロッコ、シリア、アラブ首長国連邦、その他多くのアラブのイスラム教国では、イスラム教徒は4月24日から断食を開始する可能性が高い。欧米では、イスラム教徒のコミュニティは天文学の計算に依存しており、23日夜にラマダン月の新月を観測する可能性が高く、24日が断食開始の初日となる。但し、新月の実際の可視性は、大気条件、曇り、地平線上の太陽と月の間の距離などの要因に依存する。
●イスラム教の太陰月は、各月の29日夜の新月の目撃に応じて、29〜30日続く。新月が目視できない場合、その月は30日間続く。ラマダンの始まりを宣言するために、サウジアラビアおよび他のイスラム教徒の大多数の国は、地元の新月の目撃者の証言に依存している。その後、司法高等裁判所がラマダンの開始を決定する。サウジアラビアの公式Umm al-Quraカレンダーは、断食の初日を 2020年4月24日としている。
●イスラム教徒にとって、ラマダンは、イスラム教の聖典であるコーランの最初の聖句が1400年以上前にアッラーから預言者ムハンマドに示された月である。聖なる月の間、イスラム教徒は夜明け前から日没まで、飲食、喫煙、セックスを控える。断食は忠実な人々を神に近づけ、幸運に恵まれない人々の苦しみを思い起こさせることを目的としている。ラマダン期間中の断食は、イスラム教徒にとっての宗教的義務である5行の1つであり、信仰告白、毎日の礼拝、喜捨、一生に一度は実施すべきメッカ巡礼と並ぶものである。ラマダン月の間、人々は、「ラマダン・ムバラク(ラマダン月おめでとう)」と「ラマダン・カリーム(寛大なるラマダン月)」と言って挨拶を交わす。ラマダン明けに、イスラム教徒はイード・アル・フィトルの大祭を祝う。アラビア語のEid al-Fitrは、「断食を破る祭」を意味する。ラマダンの実際の開始日と、ラマダンの29日目の夜に見られる新月によっては、今年のEid al-Fitrは5月24日になる可能性がある。昨年、世界中の断食時間は11〜19時間であった。
●イスラム教の大多数の国では、法律により営業時間を短縮するために事務所が義務付けられており、多くのレストランは日中休業している。ただし、コロナウイルス感染拡大の影響で、ウイルスの蔓延を抑制し、物理的な距離を保つために、本年は、多くの職場、ほとんどのレストランやレクリエーション場所が、ラマダン期間中全体、多くのイスラム教国などで終日閉鎖される可能性がある。
●コロナウイルス感染拡大のなかで、ラマダン中の多くの活動は、中東やその他のイスラム教徒の大多数の国で削減されることが確実である。サウジアラビア政府は、聖なる月に行われる一連の特別な祈りであるタラウィー(ラマダン月の間の夜の自発的礼拝)を含む、国内のすべての集合的な祈りの禁止を維持すると述べた。
https://www.aljazeera.com/news/2017/04/ramadan-fasting-start-date-170427062743037.html

Posted by 八木 at 09:23 | 情報共有 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

中東におけるコロナウイルス感染拡大(イランのIMFへの緊急融資要請の行方、4月21日時点)[2020年04月22日(Wed)]
4月21日時点で、トルコのコロナウイルス感染者総数は95591件に、また、イランも84802件に達し、両国とも中国を感染総数で上回り、世界全体でも、7番、8番目の感染数となっている。トルコでは1日で、4611件、死者119名増加し、勢いは収まっていない。サウジは、一日で1147件の感染増が報告された。イランは、コロナウイルス対策に必要として、50億ドルの緊急融資をIMFに申し入れているが、米国の反対で実現していない。
(主要四か国の感染動向) 4月22日06:28GMT現在
トルコ 感染件数 95591(+4611)、死者2259名(+119)
イラン 感染件数84802(+1297)、死者5297名(+88)
イスラエル 感染件数13942(+229)、死者184名(+7)
サウジ 感染件数11631(+1147)、死者109(+6)
(その他の国々)https://www.worldometers.info/coronavirus/#countries
(トルコ)https://www.worldometers.info/coronavirus/country/turkey/
(イラン)https://www.worldometers.info/coronavirus/country/iran/
(サウジ) https://www.worldometers.info/coronavirus/country/saudi-arabia/

(参考)ローハニ大統領、タミーム首長電話会談
●イランとカタール両国は、世界のすべての国々が致命的なコロナウイルスのパンデミックとの戦いに参加する必要がある機微な時期に、イラン・イスラム共和国に対する米国の抑圧的な制裁を解除するよう米国に呼びかけた。4月21日、カタールのタミーム首長との電話会談で、イランのローハニ大統領は国際法および人道主義の違反として、イランに対して実施されている米国の制裁措置を非難し、「イランへの圧力と抑圧的な制裁を通して、米国は国際法規に違反しているだけでなく、そのような措置を強化することによって人道主義の原則を踏みにじっている。国際通貨基金(IMF)からイランへの融資を阻止している」と述べた。イランは、コロナウイルスと戦うために、IMFに50億ドルの緊急融資を要求したが、IMFを支配している米国は、融資を阻止する意向を示している。
https://www.presstv.com/Detail/2020/04/22/623612/Iran-Qatar-Rouhani-Sheikh-Tamim-US-Sanctions-Coronavirus

Posted by 八木 at 16:08 | 情報共有 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

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