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<title>イスラム世界との叡智の架け橋　Wisdom Bridge with Islamic world</title>
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<description>イスラム世界との結びつきを通じて、多様性を許容する社会の構築についてともに考えるサイトです。</description>
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<title>トランプ大統領によるホルムズ海峡封鎖宣言</title>
<description>世界有数の原油・LNG輸送の要衝ホルムズ海峡。米国のトランプ大統領が封鎖措置を始めると宣言した日本時間13日午後11時が過ぎた。 トランプ大統領は、13日SNSに、米国海軍は直ちにホルムズ海峡への出入りを試みる全船舶の封鎖措置を開始すると書き込んだ。これに対し、イラン側は、国際水域での船舶への制限は違法であり、海賊行為に等しいと強く反発した。緊張の再拡大を受けて、 13日、世界の原油価格の指標であるブレント原油は7％上昇し、1バレル102ドルとなった。これは戦争開始以来40％..</description>
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<dc:creator>八木</dc:creator>
<dc:date>2026-04-14T20:46:52+09:00</dc:date>
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<strong>世界有数の原油・LNG輸送の要衝ホルムズ海峡</strong>。米国のトランプ大統領が封鎖措置を始めると宣言した日本時間13日午後11時が過ぎた。 トランプ大統領は、13日SNSに、<strong>米国海軍は直ちにホルムズ海峡への出入りを試みる全船舶の封鎖措置を開始する</strong>と書き込んだ。これに対し、イラン側は、<strong>国際水域での船舶への制限は違法であり、海賊行為に等しいと強く反発</strong>した。緊張の再拡大を受けて、 13日、世界の原油価格の指標である<strong>ブレント原油は7％上昇</strong>し、1バレル102ドルとなった。これは戦争開始以来40％の上昇となる。<strong>米国の指標であるWTI原油は7.8％上昇</strong>し、1バレル104ドルとなった。これは戦争によってホルムズ海峡が事実上閉鎖される前の水準を50％以上上回る。<br /><br />１．トランプのホルムズ海峡と対イラン交渉についての発言<br />①米国にとってのホルムズ海峡：<strong>我々はこの海峡を利用していない</strong>。我々は自国の石油と天然ガスを、必要以上に豊富に保有している。今この瞬間にも、<strong>多くの船が最高品質の原油を積み込むために我が国(米国）に向かっている</strong>（ここで言う<strong>「最高品質の原油」とは、米国産の原油</strong>のこと）まさに今、我が国に来ているのだ。〓ホルムズ海峡の封鎖で、<strong>世界一の産油国である米国自身は困らない</strong>、むしろ、原油消費国が米国に殺到していると指摘<br />②イランの核兵器保有：<strong>彼ら（イラン）が核兵器を保有することは決してない</strong>。イランは核兵器を持たないだろう。我々は多くの点で合意したが、彼らは核兵器については同意しなかった。しかし、彼らは同意すると思う。ほぼ確信している。いや、確信していると言ってもいいだろう。もし彼らが同意しなければ、取引は成立しない。決して取引は成立しないだろう。〓<strong>ウラン濃縮の永久停止ではなく、条件闘争に入っている</strong>ことを物語っている<br />③高濃縮ウラン：我々は必<strong>ずその粉末を取り戻す</strong>。（これは、2025年6月のイラン核戦争でイランの核施設が攻撃された後もイランが保有している450kgと目される60％濃縮ウランを指している。この物質は<strong>兵器級濃縮まであと一歩の段階で、核爆弾11発分に相当すると推定</strong>されている。）〓この引き渡しが実現すれば、トランプ大統領は、イランの核兵器製造を困難にし、<strong>その主要な目的の一部を達成したとアピールできる可能性</strong>がある。<br />④今後の交渉：大統領は記者団に対し、「今朝、<strong>適切な人物から連絡があり、彼らは合意を目指している</strong>」と述べた。停戦前夜に、イランが米国の要求に応じなければ「一つの文明が滅びる」と脅迫した発言は今も有効かと問われると、トランプ大統領は「それについてはコメントしたくないが、彼らにとって良い結果にはならないだろう。そう言っておこう」と答えた。〓<strong>交渉継続を示唆</strong>したとみられる。<br /><br />２．なぜ米国は海峡を封鎖したのか？<br />海峡の地理的条件は、イランがこの戦争を通して交渉材料として利用することを可能にしてきた。イランは狭い水路を通る船舶を選択的に阻止し、その過程で原油価格を高騰させてきた。イランは一部の船舶の通行に巨額の料金を課しているとされる。トランプ大統領は<strong>海峡を封鎖することで、イラン政府にとって重要な収入源を断つことができる</strong>が、同時に原油・天然ガス価格をさらに押し上げるリスクも抱えている。トランプ大統領はフォックスニュースに対し、「<strong>イランが気に入った相手には石油を売り、気に入らない相手には売らないことで利益を得ることを許すつもりはない</strong>」と述べ、重要な航路を「<strong>すべて通すか、何も通さないか」の二択を迫っている</strong>と語った。アナリストらは、トランプ大統領の発言は、イ<strong>ランに米国側の条件で合意するよう圧力をかけることを目的</strong>としていると指摘している。<br />（参考）イランは戦争開始以来、さらに多くの石油を輸出している。データ分析会社Kplerによると、<strong>イランの石油輸出量は3月まで平均で1日あたり約185万バレルで、12月から2月までの平均を1日あたり約10万バレル上回って</strong>いる。<br /><a href="https://edition.cnn.com/2026/04/13/business/oil-prices-us-blockade-hormuz-intl" target="_blank">https://edition.cnn.com/2026/04/13/business/oil-prices-us-blockade-hormuz-intl</a><br />３．封鎖の実効性<br />2022年版の米海軍作戦法に関する司令官ハンドブックでは、<strong>封鎖を「敵国および中立国を問わず、すべての国の船舶および／または航空機が、敵国に属する、占領されている、または支配下にある特定の港湾、飛行場、または沿岸地域に出入りすることを阻止するための交戦作戦」と定義</strong>している。トランプ大統領は当初、米海軍が「即時発効」で海峡封鎖を開始すると述べた。その後、米中央軍（CENTCOM）は、部隊が13日の午前10時（東部夏時間、グリニッジ標準時午後2時、日本時間午後11時）から封鎖を実施すると発表した。<br />BBC報道によるCENTCOMから船員宛ての通知によると、<strong>封鎖は「港湾や石油ターミナルを含むが、これらに限定されないイラン沿岸全域」を対象</strong>とし、船籍国を問わずすべての船舶の航行に適用される。米中央軍は、中立国の船舶にはイランの港を出港するための「猶予期間」が与えられており、封鎖開始と同時にこの期間は終了すると述べた。猶予期間終了後は、「<strong>許可なく封鎖区域に出入りする船舶は、すべて阻止、進路変更、拿捕の対象となる</strong>」としている。米中央軍は、食料、医療品、その他の必需品を含む人道支援物資の輸送は、検査を条件に通過を許可すると付け加えた。<br />４．イラン側反応：「最後の警告だ」とするホルムズ海峡を巡る緊張状態を示す音声を12日、イランの国営メディアが公開した。 <strong>イラン側 「こちらは革命防衛隊海軍基地。直ちに針路を変更し、インド洋へ戻れ」 </strong>声の主とされるのは、イランの革命防衛隊。米国の艦艇に警告した際の無線音声とみられる。 イラン側「<strong>命令に従わない場合は攻撃対象となる</strong>」 米側「こちらは連合軍艦艇。国際法に基づき通航中である。<strong>敵対的な意図はない</strong>」 イラン側「<strong>これが最後の警告だ!最後の警告だ!最後の警告だ!</strong>」というやり取りのあと、間一髪交戦は免れたとされる。<br /><a href="https://www.axios.com/2026/04/13/the-logic-behind-the-us-blockade" target="_blank">https://www.axios.com/2026/04/13/the-logic-behind-the-us-blockade</a><br /><a href="https://www.bbc.com/news/articles/c5yv6xr6me3o" target="_blank">https://www.bbc.com/news/articles/c5yv6xr6me3o</a><br /><br />（コメント）ホルムズ海峡の管理を主張するイラン側に対して、米側は軍事的なホルムズ海峡封鎖を発表し、<strong>イランの港湾に立ち寄る船舶のホルムズ海峡通過を許さないと警告し、緊張感が高まって</strong>いる。一方で、4月11日のイスラマバードでの協議においては、米側からは、イラン側に<strong>ウラン濃縮活動の永久停止ではなく、20年の停止を提案し、イラン側は、5年と応答し、折り合わなかったものの、交渉が完全なすれ違いでなく</strong>、また、イランが保有する高度濃縮ウランについても、イラン側は米国への引き渡しは拒否しつつ、<strong>外部監視下でのウラン濃度希釈を進める</strong>との案を提示し、<strong>条件闘争に入っている部分も看取</strong>される。トランプ大統領のホルムズ海峡封鎖も、<strong>イラン側から、重要項目で具体的な譲歩を引き出すための戦術</strong>ともみられており、現実にホルムズ海峡封鎖に乗り出す米軍艦艇をイラン側が攻撃し、それに対して、米軍がイラン側の攻撃拠点や船舶を叩き、直接的な交戦では不利なイラン側が湾岸のエネルギー関連施設や淡水化プラントなどを攻撃し、<strong>収拾がつかなくなるような事態は、本来、米・イランとも避けたい</strong>と考えているに違いない。トランプ大統領は、12日、自分のソーシャルメディア「トゥルース・ソーシャル」に長文を投稿し、その中で、<strong>イラン戦争の終結を訴えるローマ教皇レオ14世を「（イラン政権の）犯罪に弱腰で、外交政策もひどい」と非難</strong>していた。これに関連して、12日<strong>AI生成画像で自らをあたかもイエス・キリストを模したかのように、目を閉じてベッドに横たわる男性の額の上に光り輝く手のひらをかざしている姿が描いて、ローマ教皇ではなく、自分こそが、人々に救いの手を差し伸べているかの如き画像を発信</strong>したが、これに対して、自身の支持母体やキリスト教関係者からも大きな反発を招き、<strong>トランプ大統領は13日までに削除</strong>した。メローニ・イタリア首相も、13日に声明を発表し、トランプ大統領の教皇に対する言葉は容認できないとしたうえで、<strong>「教皇はカトリック教会の長であり、平和を呼びかけ、あらゆる形態の戦争を非難するのは当然かつ正常なことだ</strong>」と指摘した。トランプ大統領の<strong>直観による思慮不足の判断は、あらゆる場面で反発を巻き起こして</strong>いる。米国によるホルムズ海峡封鎖措置が<strong>地域全体を巻き込む自殺行為の最後の引き金にならないことを願う</strong>ばかりである。<br /><a href="https://www.aljazeera.com/news/liveblog/2026/4/14/iran-war-live-trump-claims-tehran-wants-a-deal-amid-us-blockade-of-hormuz" target="_blank">https://www.aljazeera.com/news/liveblog/2026/4/14/iran-war-live-trump-claims-tehran-wants-a-deal-amid-us-blockade-of-hormuz</a><br /><a href="https://www.bbc.com/japanese/articles/c4gvvx8jlrro" target="_blank">https://www.bbc.com/japanese/articles/c4gvvx8jlrro</a><br /><a href="https://www.middleeasteye.net/news/swift-backlash-loyalists-and-adversaries-after-trump-depicts-himself-christ" target="_blank">https://www.middleeasteye.net/news/swift-backlash-loyalists-and-adversaries-after-trump-depicts-himself-christ</a><br /><a name="more"></a>

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<title>イランと米国は2週間の停戦に合意（速報）</title>
<description>日本時間午前9時に期限が迫っていた米軍のイラン攻撃はとりあえず、2週間延期されることとなった。（アラグチ外相のX投稿）イランイスラム共和国を代表して、パキスタン首相シャリーフ氏と陸軍元帥ムニィール氏に地域の紛争終結に向けての弛まぬ努力に感謝し、評価します。シャリーフ首相の要望に応え、交渉の基礎としての米提案の15項目とイランの10項目提案の一般枠組みの承諾に関するPOTUS（&quot;President of the United States&quot; の略で、アメリカ合衆国大統領を指す言..</description>
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<dc:creator>八木</dc:creator>
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日本時間午前9時に期限が迫っていた米軍のイラン攻撃はとりあえず、2週間延期されることとなった。<br />（アラグチ外相のX投稿）<br />イランイスラム共和国を代表して、パキスタン首相シャリーフ氏と陸軍元帥ムニィール氏に地域の紛争終結に向けての弛まぬ努力に感謝し、評価します。<br />シャリーフ首相の要望に応え、<strong>交渉の基礎としての米提案の15項目とイランの10項目提案の一般枠組みの承諾に関するPOTUS（"President of the United States" の略で、アメリカ合衆国大統領を指す言葉）の宣言</strong>を考慮し、イランの最高安全保障評議会に代わって、以下を宣言します。<br /><strong>①イランへの攻撃が停止されれば、我々の強力な軍隊は防衛作戦を停止する。<br />②二週間の間、イラン軍との調整ならびに技術的限界を考慮に入れたうえで、ホルムズ海峡の通行が可能になる</strong>。<br /><br />アッバース・アラグチ　イラン外務大臣<br /><a href="https://x.com/araghchi/status/2041655156215799821" target="_blank">https://x.com/araghchi/status/2041655156215799821</a><br /><br />（参考１）イラン提案の10項目<br />①イランに対する新たな侵略行為の停止<br />②ホルムズ海峡におけるイランの支配継続<br />③ウラン濃縮の容認<br />④すべての一次制裁の解除<br />⑤すべての二次制裁の解除<br />⑥すべての国連安全保障理事会決議の終了<br />⑦すべてのIAEA理事会決議 (Board of Governors ) の終了(注）<br />⑧イランへの賠償金の支払い<br />⑨米軍戦闘部隊の地域からの撤退<br />➉レバノンの勇敢なイスラム抵抗運動に対するものを含め、すべての戦線における戦争の停止<br />（注）「理事会決議のすべて終了」とは、イランの核開発計画を標的とした既存のすべての正式な決定、制裁、または最近の2026年の報告の文脈では国際原子力機関（IAEA）理事会決議の完全な取り消し、撤回、または無効化を指す。<br /><a href="https://www.presstv.ir/Detail/2026/04/07/766472/iran-declares-historic-victory-enemy-forced-accept-its-proposal" target="_blank">https://www.presstv.ir/Detail/2026/04/07/766472/iran-declares-historic-victory-enemy-forced-accept-its-proposal</a><br />（参考２）米国がイランに伝えた15項目の要求と利益のうち14項目<br />1. イランは既存の核能力を解体しなければならない。<br />2. イランは核兵器開発を永久に放棄することを約束しなければならない。<br />3. イラン領内でのウラン濃縮は禁止される。<br />4. イランは、濃縮度60％のウラン約450キログラムを、合意されたスケジュールに従って、近い将来、国際原子力機関（IAEA）に引き渡さなければならない。<br />5. ナタンズ、イスファハン、フォルドの核施設は解体されなければならない。<br />6. 国連の核監視機関であるIAEAは、イラン国内において完全なアクセス、透明性、監視権限を認められなければならない。<br />7. イランは地域における代理勢力「パラダイム」を放棄しなければならない。<br />8. イランは地域における代理勢力への資金提供、指示、武器供与を停止しなければならない。<br />9. ホルムズ海峡は開放され、自由な海上回廊として機能し続けなければならない。<br />10. イランのミサイル計画は、射程と数量の両面で制限されなければならず、具体的な基準値は後日決定される。<br />11. ミサイルの将来的な使用は、自衛に限定される。<br />（その見返りとして、イランは以下の恩恵を受ける）<br />12. イランは、国際社会が課した制裁措置を全面的に解除される。<br />13. 米国は、ブシェール原子力発電所での発電を含む、イランの民生用原子力計画の推進を支援する。<br />14. イランが合意事項を遵守しない場合に制裁措置を自動的に再発動する、いわゆる「スナップバック」メカニズムは撤廃される。<br /><a href="https://www.timesofisrael.com/trump-says-talks-with-iran-progressing-as-israel-said-to-fear-premature-ceasefire/" target="_blank">https://www.timesofisrael.com/trump-says-talks-with-iran-progressing-as-israel-said-to-fear-premature-ceasefire/</a><br /><br />（コメント）地獄の扉が開く直前で、パキスタン首相の仲介を踏まえ、<strong>トランプ大統領が直前に踏みとどまり</strong>、<strong>イランの最高安全保障評議会を代表する形で、アラグチ外相が、米軍の攻撃停止を条件に、ホルムズ海峡の通航も認めたうえで、2週間の停戦と10日からのパキスタンでの交渉に応じる</strong>ことになったことは、ひとまず安堵できる。他方で、上記のとおり、<strong>イラン側の10項目と米側の15項目をベースに交渉を行うという枠組み自体の了解は得られた模様</strong>であるものの、<strong>双方の立場の開きは、極めて大きく</strong>、また、双方にとって、<strong>この戦争を終了するにあたっての体面、すなわち、見かけ上の勝利をどこに設定するかが、双方の権力者にとって正当性をアピールするうえで重要</strong>であり、米側は、<strong>戦闘継続を求めるイスラエルを抱え</strong>、イラン側は、モジタバ・ハメネイ師の事実上の不在の中で、<strong>誰が決定権を握っているのか、IRGCをコントロールできるのは誰なのかという内部問題</strong>を抱えたままで、<strong>双方が妥協点を見いだせるのかが最大の焦点</strong>となる。<br /><br /><a name="more"></a>

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<title>地獄の門の一歩手前まで追い込まれたイラン戦争両当事者</title>
<description>米メディアAxiosやイランのPressTVは、米当局者とイラン国営通信社IRNAなどに基づき、イランは米国との間でやりとりされている停戦案に対し、10項目からなる回答を送付した、と報じた。これは、米側ならびに仲介者の提案に回答した内容とみられる。１．イラン側10項目回答の概要： PressTVによると、「10項目からなる回答は、単純な停戦を拒否し、イランの国益を守る恒久的な解決策の必要性を強調している。主な要求事項には、地域紛争の終結、ホルムズ海峡の安全な航行の確保、制裁の..</description>
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<dc:creator>八木</dc:creator>
<dc:date>2026-04-07T13:51:10+09:00</dc:date>
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米メディアAxiosやイランのPressTVは、米当局者とイラン国営通信社IRNAなどに基づき、<strong>イランは米国との間でやりとりされている停戦案に対し、10項目からなる回答を送付</strong>した、と報じた。これは、米側ならびに仲介者の提案に回答した内容とみられる。<br /><br />１．<strong>イラン側10項目回答の概要</strong>： PressTVによると、「10項目からなる回答は、<strong>単純な停戦を拒否し、イランの国益を守る恒久的な解決策の必要性</strong>を強調している。<br />主な要求事項には、<strong>地域紛争の終結、ホルムズ海峡の安全な航行の確保、制裁の解除、被災地の復興</strong>などが含まれる。イランが<strong>二度と攻撃を受けないという条件で戦争の恒久的な終結</strong>を求めていることは周知の事実で、イラン通信（IRNA）の外交担当特派員によると、10段落からなるこの回答の中で、<strong>イランは停戦を拒否しつつ、イランの事情を考慮した上で戦争の恒久的な終結の必要性を強調</strong>している。この回答には、<strong>地域紛争の終結、ホルムズ海峡の安全な航行のための議定書、復興、制裁解除</strong>など、イランからの要求事項が含まれている。<br /><br />２．イラン側10項目回答への米国の反応：<br />①米当局者は、そのイ<strong>ラン側回答の内容を「過剰すぎる」</strong>と評した。<br />②トランプ大統領は記者団に対し、イランの回答は「重要」ではあるものの「十分ではない」と述べた。また、<strong>期限を再び延長する可能性は「極めて低い」</strong>とし、<strong>「私は彼らにチャンスを与えたが、彼らはそれを活かさなかった」</strong>と語った。<br />③イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は、<strong>トランプ大統領に対し停戦合意に反対するよう警告</strong>した。<br /><br />３．<strong>仲介者提示の二段階方式の停戦協議</strong>：<strong>第一段階は45日間の停戦で、その間に戦争の恒久的終結に向けた交渉</strong>が行われる予定。<strong>第二段階は戦争終結に関する合意</strong>となる。情報筋によると、仲介者は、<strong>ホルムズ海峡の完全な再開と、イランの高濃縮ウラン問題（国外への搬出または希釈）の解決は、最終合意の下でのみ可能</strong>になると考えている。情報筋によると、仲介者は、ホルムズ海峡の再開とイランの高濃縮ウラン備蓄に関して、イランが受け入れられる可能性のある信頼醸成措置についても検討する。さらに、<strong>停戦が維持され、戦争が再開されないことをイランに保証するためにトランプ政権が講じ得る措置</strong>についても検討している。<br /><br />４．トランプ大統領によるイラン大規模攻撃期限：トランプ大統領がイランに設定した10日間の期限は、6日（月）夜に期限切れとなる予定だった。しかし、トランプ大統領は期限を20時間延長し、Truth Socialに<strong>7日の午後8時（東部時間）を新たな期限として投稿</strong>した。トランプ大統領は、Axiosに対し、米国はイランと「深い交渉」を行っており、7日の期限前に合意に達する可能性があると述べ、可能性は高いが、<strong>もし合意に至らなければ、あちらの全てを爆破する</strong>、と述べた。トランプ米大統領は、イランが火曜日のワシントン時間午後8時までに合意の前提条件を受け入れなければ、エネルギー、通信、水道システムを含むイランの重要インフラを「破壊する」と脅迫した。<strong>「我々はあの国（イラン）を破壊している。こんなことはしたくないが、破壊しているのだ。彼らは降参したくないだけだ。諺にあるように『降参』したくないのだろうが、いずれそうなる</strong>だろう。もしそうしなければ、橋も発電所も何もかも失うことになる」と語った。「<strong>これは戦争犯罪ではないのか？</strong>」との記者の質問に対して、「彼らは先月4万5000人を殺害したからだ。<strong>彼らは獣だ。我々は彼らを止めなければならない</strong>。イラン人は爆弾の音が聞こえないと不満を抱く。彼らは自由を求めて爆弾の音を聞きたがるのだ」と付け加えた。<br /><br />５．交渉の舞台裏：<strong>交渉はパキスタン、エジプト、トルコの仲介者を通じて行われている</strong>ほか、<strong>トランプ大統領の特使スティーブ・ウィトコフ氏とイランのアッバス・アラグチ外相</strong>の間で交わされたテキストメッセージでも行われている。米当局者によると、トランプ政権はここ数日、<strong>イランに複数の提案を行ったが、イラン当局は今のところ受け入れていない</strong>。<br /><a href="https://www.axios.com/2026/04/06/iran-trump-peace-plan-ceasefire" target="_blank">https://www.axios.com/2026/04/06/iran-trump-peace-plan-ceasefire</a><br /><a href="https://www.zerohedge.com/geopolitical/us-iran-mediators-ceasefire-talks-promised-catastrophic-escalation-axios" target="_blank">https://www.zerohedge.com/geopolitical/us-iran-mediators-ceasefire-talks-promised-catastrophic-escalation-axios</a><br />（コメント）この仲介者を経由した取り組みは、<strong>イラン国内の民間インフラへの米・イスラエル軍による大規模攻撃と、イランによる湾岸諸国のエネルギー・水関連施設への報復攻撃を含む、イラン戦争の劇的なエスカレーション、泥沼化を防ぐ唯一のチャンス</strong>となるかもしれない。すでに、米軍はテヘランのMITともよばれるシャリーフ大学を攻撃しており、イスラエル軍は、サウスパース石化施設の攻撃に踏み切っている。<strong>イラン側も、米側の本格攻撃とイランによる湾岸諸国への大規模攻撃は、後戻りができないプロセスであり、いわば、地獄の扉を開くもの</strong>であるとの認識は十分持っているものの、2025年6月の米軍の攻撃や2026年2月28日からの攻撃はいずれも、米・イランの間接協議が継続している間の不意打ち攻撃であり、<strong>仮にイランが停戦に応じ、交渉を開始しても、米軍が再び、過去5週間の戦闘で不足し始めている対空防衛システム補充をその間に行い、再び、イランに攻撃を仕掛け</strong>るのではないかという不信感を有していることは間違いない。それでも、崖っぷちで双方が踏みとどまること、すなわち、<strong>湾岸全体を全面戦争に巻き込むことを回避する賢明さ</strong>が残っていることを期待したい。<br /><a name="more"></a>

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<title>期待倒れにおわったトランプ大統領のイラン戦争に関する国民向け演説</title>
<description>米時間4月1日トランプ大統領は、世界のメディアや経済・金融市場が注目する中でイラン戦争に関する開戦後初めての国民向け演説を20分間にわたって行った。【演説の主要点】（米時間4月1日）１）対イラン戦争全体評価：「壮絶な怒り（エピック・フューリー）作戦」を開始してから、ちょうど1ヶ月が経過した。この4週間、我が軍は戦場で迅速かつ決定的な、かつて誰も見たことのないような圧倒的な勝利を収めた２）前置きとしてのベネズエラ作戦への言及：わずか数分でベネズエラを制圧した我が軍の兵士たちの見..</description>
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<dc:creator>八木</dc:creator>
<dc:date>2026-04-02T13:47:50+09:00</dc:date>
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米時間4月1日トランプ大統領は、世界のメディアや経済・金融市場が注目する中で<strong>イラン戦争に関する開戦後初めての国民向け演説</strong>を20分間にわたって行った。<br /><br />【演説の主要点】（米時間4月1日）<br />１）<strong>対イラン戦争全体評価</strong>：「壮絶な怒り（エピック・フューリー）作戦」を開始してから、ちょうど1ヶ月が経過した。この4週間、<strong>我が軍は戦場で迅速かつ決定的な、かつて誰も見たことのないような圧倒的な勝利を収めた</strong><br />２）<strong>前置きとしてのベネズエラ作戦への言及</strong>：<strong>わずか数分でベネズエラを制圧した我が軍の兵士たちの見事な働きに感謝の意</strong>を表したい。私たちはベネズエラと協力し、真の意味での合弁事業パートナーとなっている。膨大な量の石油と天然ガスの生産と販売において、私たちは非常に良好な関係を築いている〓イラン政権も同じ道を辿れと示唆<br />３）<strong>イラン政権への見方</strong>：この狂信的な政権は47年間、「アメリカに死を、イスラエルに死を」と叫び続けてきた。そして、殺人政権は最近、<strong>イランで抗議活動を行っていた自国民4万5千人を殺害</strong>した〓<strong>反体制運動を焚きつけたのはトランプ大統領自身であったことを完全に無視</strong>。<br />４）暗殺した<strong>IRGCコッズ部隊元司令官へのコメント</strong>：（大統領第一期目での）おそらく<strong>最も重要なのは、カーセム・ソレイマニ将軍を殺害したこと</strong>だ。私の最初の任期中のことだ。<strong>彼は邪悪な天才であり、聡明な人物ではあったが、恐ろしい人間</strong>だった。道路わき爆弾の生みの親だ。彼の行いは本当に恐ろしい。もし<strong>彼が生きていたら、イランはおそらくはるかに有利で、より強い立場</strong>にあった〓2020年1月3日、バグダッド空港出口で、車両に乗り込んだソレイマニ・IRGCコッズ部隊司令官をドローン攻撃で殺害したことを、一期目の重要な功績と自画自賛。<strong>ソレイマニ司令官は、イランとレバノンのヒズボラ、イラクのPMF（人民動員勢力）などを結びつける大きな影響力</strong>を地域で持っていたとされ、その人物殺害をトランプ大統領が命令したことを指す。葬儀には数百万人以上のイラン人が参加。体制側市民にとっては国民的英雄でもあった。<br />５）<strong>2015年7月のイラン核合意（JCPOA）</strong>:私は破滅的なバラク・オバマのイラン核合意を破棄した。私が<strong>あのひどい合意を破棄していなかったら、中東もイスラエルも存在しなかった。</strong>私は他のどの歴代大統領もやろうとしなかったことを成し遂げた。彼らは過ちを犯し、私はそれを正した。私の第一の選択肢は常に外交であったが、イラン政権は核兵器開発への執拗な追求を続け、あらゆる合意の試みを拒否した。そのため、25年6月に私は<strong>「ミッドナイト・ハンマー作戦」でイランの主要核施設への攻撃</strong>を命じた。誰もあんな光景を見たことはない。あの<strong>素晴らしいB-2爆撃機は見事に任務を遂行</strong>した。私たちは核施設を完全に破壊した。イラン政権はその後、<strong>全く別の場所で核開発計画を再構築しよう</strong>とし、核兵器開発を放棄する意図が全くないことが判明〓25年6月に<strong>イランの核開発能力を破壊したのであれば、何も今回、大規模戦争を仕掛ける必要もなかったはず</strong>。そもそもトランプ大統領は、今回の戦争は、イランからの<strong>差し迫った核の脅威を取り除くことが目的であると主張</strong>していたはず。<br />６）<strong>米国には潤沢な石油</strong>：<strong>私たちは世界一の石油・ガス生産国</strong>。ベネズエラから輸入している数百万バレルについては言うまでもない。トランプ政権の政策のおかげで、私たちは<strong>サウジアラビアとロシアを合わせたよりも多くの石油とガスを生産</strong>している。考えてみてほしい。サウジアラビアとロシアを合わせた量を指す。そして、その数字は間もなくそれよりもかなり高くなるであろう。世界中に私たちのような国はないし、私たちは将来に向けて万全の態勢を整えている。<strong>アメリカはホルムズ海峡を経由した石油をほとんど輸入しておらず、今後も輸入することはない</strong>。必要ない。〓米国は今や世界最大の産油国で、しかも、ベネズエラ原油も実質的に支配下に置き、場合によっては、将来イラン原油も支配下に置き、<strong>石油で困ることは一切ないとの強気</strong>の見通し。<br />７）<strong>石油輸入国へのメッセージ</strong>：燃料を入手できない国々、その多くはイランの首脳部を壊滅させることに関与することを拒否しているが（我々は自らやらざるを得なかった）、<strong>私から一つ提案がある。第一に、アメリカ合衆国から石油を買うこと</strong>だ。我々は石油を豊富に持っている。実に豊富だ。第二に、遅ればせながら勇気を奮い起こせ。もっと早くそうすべきだった。我々の要請通りに、我々と共にそうすべきだったのだ。<strong>海峡へ行き、石油を確保し、守り、自国のために使う</strong>のだ。イランは事実上壊滅状態にある。困難な局面は終わったのだから、あとは容易なはずだ。〓西側主要国へ米国の石油を買え。そうでなければ、<strong>自分たちが軍艦を出して、タンカーのホルムズ海峡通過を護衛しろ</strong>とのメッセージ。<br />８）<strong>戦争終結時期</strong>：私は「エピック・フューリー作戦」の開始当初から、<strong>目標が完全に達成されるまで作戦を継続すると明言</strong>してきた。これまでの進展のおかげで、今夜、アメリカの軍事目標を間もなく、<strong>本当に間もなく達成できる見込み</strong>だと断言できる。<strong>今後2～3週間で、彼らに徹底的に打撃を与える。彼らを本来いるべき石器時代に引き戻す。</strong>その間も、協議は継続中。政権交代は私たちの目標ではなかった。政権交代とは一度も言っていないが、<strong>彼らの指導者たちが全員死亡したことで、結果的に政権交代が起こった</strong>。彼らは全員死亡した。<strong>新しいグループは以前よりも過激さが少なく、はるかに理性的</strong>である。しかし、この期間中に合意に至らなければ、我々は重要な標的に目を光らせている。合意がなければ、<strong>我々は彼らの発電所を一つ残らず、おそらく同時に、徹底的に攻撃するつもり</strong>である。〓<strong><ins>米国の対イラン攻撃は、最低2－3週間は続くとの見通しに言及し、一部にあった即時停戦への願望を打ち砕いた</ins></strong>。イラン側の現政権とは誰を指すのかは不明。<br />９.<strong>戦火の誇示と目的</strong>：私たちは世界で最も強力な国の一つを相手に、<strong>わずか32日間、非常に強力で卓越した軍事作戦を展開</strong>している。その結果、その国は壊滅的な打撃を受け、もはや脅威ではなくなった。かつて中東の覇権を握っていた彼らは、もはや覇権を握る存在ではない。これは、<strong><ins>あなた方の子どもたち、そして孫たちの未来への真の投資</ins></strong>である。〓第一次大戦や第二次大戦その他の米国を巻き込んだ他の戦争のどれと比べても、<strong>最も短い期間で、敵に壊滅的な打撃を与えたと自賛</strong>。この攻撃を、差し迫った脅威を排除するということではなく、<strong>未来への投資ということで、開戦理由にも矛盾が現れている</strong><br /><a href="https://ca.news.yahoo.com/read-complete-transcript-trumps-address-021942490.html" target="_blank">https://ca.news.yahoo.com/read-complete-transcript-trumps-address-021942490.html</a><br />（コメント）トランプ大統領が、4月１日イラン戦争開戦後初めて国民に向けた演説を行った。この演説には、<strong>米国内外が注目し、戦争からの出口が語られるのではないかとの期待</strong>もあり、株価も直前には上昇し、WTI原油先物価格もバレル90ドル台に留まっていた。しかし、20分の演説の中で、<strong>今後も戦闘が少なくとも2－3週間継続し、激しい攻撃が加えられる、イラン側から積極的反応がなければ、発電施設など徹底的にたたくとの意向</strong>が表明され、<strong>出口戦略も、パキスタンなどが動いている停戦に向けた舞台づくりへの参加の見通しなどにも言及がなかったため、失望感が広がり、株価は下落し、WTI先物価格は一時バレル104ドルに跳ね上がった</strong>。唯一、印象に残ったのは、<strong>石油が足りなければ、世界一の産油国米国産の石油を購入しろ</strong>ということと、ホルムズ海峡経由で石油やLNGを購入している国に対しては、<strong>自分たちで海峡を通る船を保護しろと脅してい</strong>ることであった。結局、<strong>戦争終結への期待が吹き飛んだトランプ演説</strong>であった。<br /><a name="more"></a>

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<title>米側１５項目提案に対するイラン側反応</title>
<description>3月25日、イランの政府系プレスTVに対してイランは、現在進行中の戦争終結を目指す米国の15項目提案に対し、否定的な反応を示した。イランは、終結はテヘラン独自の条件と時期でのみ実現すると主張している、とイランの政治・安全保障担当高官が語った。この提案の詳細を知る高官はプレスTVの独占取材に対し、イランはトランプ米大統領に戦争終結の時期を決めさせることは許さないと述べた。「イランは、自らが終結を決意し、自らの条件が満たされた時に戦争を終結させる」と高官は述べ、要求が満たされるま..</description>
<dc:subject>情報共有</dc:subject>
<dc:creator>八木</dc:creator>
<dc:date>2026-03-26T16:59:55+09:00</dc:date>
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3月25日、イランの政府系プレスTVに対してイランは、現在進行中の戦争終結を目指す<strong>米国の15項目提案に対し、否定的な反応</strong>を示した。<strong>イランは、終結はテヘラン独自の条件と時期でのみ実現すると主張</strong>している、とイランの政治・安全保障担当高官が語った。この提案の詳細を知る高官はプレスTVの独占取材に対し、イランは<strong>トランプ米大統領に戦争終結の時期を決めさせることは許さない</strong>と述べた。「イランは、自らが終結を決意し、自らの条件が満たされた時に戦争を終結させる」と高官は述べ、要求が満たされるまで防衛を継続し、敵に「大きな打撃」を与えるというテヘランの決意を強調した。高官によると、ワシントンは様々な外交ルートを通じて交渉を進めており、テヘランが「過剰」とみなし、<strong>戦場における米国の失敗という現実からかけ離れていると考える提案を提示</strong>しているという。同当局者は、2025年4－6月と26年2月に行われた過去2回の交渉を、欺瞞的なものだったと指摘した。同当局者は<strong>、いずれの場合も米国は真に有意義な対話を行う意思はなく、その後イランに対する軍事侵略を行ったと強調</strong>した。そのため、イランは友好的な地域仲介者を通じて伝えられた今回の提案を、緊張を高めるための策略とみなし、否定的な反応を示した。<br />（１）同当局者は、イランが戦争終結に同意する5つの具体的な条件<br />１）敵による<strong>「侵略と暗殺」の完全停止</strong><br />２）イラン・イスラム共和国に<strong>戦争が再び課されないことを保証する具体的なメカニズム</strong>の確立<br />３）	<strong>戦争損害賠償金の保証と明確な支払い</strong><br />４）地域全体における<strong>あらゆる戦線およびあらゆる抵抗勢力の戦争終結</strong><br />５）<strong>ホルムズ海峡に対するイランの主権行使は、イランの自然権および法的権利</strong>であり、今後もそうあり続ける。これは相手方の約束履行を保証するものであり、承認されなければならない<br /><a href="https://www.presstv.ir/Detail/2026/03/25/765835/iran-rejects-us-proposal-lays-out-five-conditions-ending-imposed-war-source" target="_blank">https://www.presstv.ir/Detail/2026/03/25/765835/iran-rejects-us-proposal-lays-out-five-conditions-ending-imposed-war-source</a><br />２．バブ・エル・マンデブ海峡封鎖への警告<br />（１）タスニム通信の取材に対し、イエメンのフーシ派（アンサールッラー）情報筋は、アンサールッラーは、ラマダン戦争（イランによる米イスラエル侵略に対する防衛）の初日から表明している通り、完全警戒態勢にあり、<strong>敵へのさらなる報復のためにバブ・エル・マンデブ海峡の制圧が必要になった場合、イエメンのアンサールッラーの英雄たちは重要な役割を果たす準備が万全</strong>だ、と情報筋は述べ、バブ・エル・マンデブ海峡で信頼できる脅威を生み出す能力を持つのはイランだけだと強調した。<br /><br />（２）イラン軍事筋：<br /><strong>敵がイランの島嶼部やイラン領土のどこかで陸上行動を起こそうとしたり、ペルシャ湾やオマーン湾での海軍の動きによってイランに損害を与えようとしたりするならば、<ins>我々は敵を奇襲する新たな戦線を開く</ins></strong>。そうすることで、敵の行動は彼らにとって何の利益にもならず、むしろ損失を倍増させることになるだろう。<strong>バブ・エル・マンデブ海峡は世界でも戦略的に重要な海峡の一つであり、イランはそれに対して完全に信頼できる脅威を作り出す意思と能力の両方を持っている</strong>。したがって、アメリカがホルムズ海峡の問題を愚かな手段で解決しようとするなら、自らの問題と窮地に新たな海峡を加えないよう注意すべきだ<br /><a href="https://www.tasnimnews.ir/en/news/2026/03/25/3549108/opening-bab-al-mandeb-front-possible-in-case-of-enemy-provocation-in-southern-iran-source" target="_blank">https://www.tasnimnews.ir/en/news/2026/03/25/3549108/opening-bab-al-mandeb-front-possible-in-case-of-enemy-provocation-in-southern-iran-source </a><br /><br />（コメント）トランプ15項目提案をイラン側は少なくとも表明的には、否定し「戦争の終結は、トランプ大統領が思い描く終結ではなく、<strong>イランが終結を決断した時に訪れる</strong>」と述べている。一方、米国は、アメリカ最強部隊と名高い国防総省の<strong>陸軍「第82空挺師団」に中東への派遣命令が出され、強襲揚陸艦トリポリもイラン周辺海域に近づき</strong>つつある。これは、米国の提案を踏まえた協議に応じなれば、カーグ島あるいは、ペルシャ湾岸の島に米軍が急襲をかけるという脅しでもある。<strong>米側の15項目提案とイランの5項目提案が重なりあう部分はほとんどなく</strong>、米側の狙いは、とりあえず、イラン側を交渉のテーブルにつかせることで、<strong>急騰しつつあるガソリン価格を抑え、乱高下する証券市場をいったん沈静化する</strong>ことにあるのではないかともみられている。イラン側は、米側と過去2回（2025年４－6月と2026年2月）協議に入りながら、いきなり事前警告もなく甚大な攻撃を受けた経緯からトランプ大統領が<strong>イランを仮に停戦に引きずり込んでも、時間稼ぎで、いつまた攻撃を再開するかわからないという疑心暗鬼</strong>に陥っている。一方、トランプ大統領の足元では、フ<strong>ロリダ州の下院補欠選挙で共和党議員が民主党議員に敗れるという波乱</strong>もあった。また、米自動車協会（AAA）によると、ガソリン価格は<strong>３月これまでに30%余り上昇し、1ガロン＝約4ドル</strong>となった。2005年にハリケーン「カトリーナ」がメキシコ湾岸の原油生産を停止させて以来の大幅上昇となっているとのこと。トランプ大統領の支持率も下がり続けている。トランプ大統領は、イラン戦争から手を引くためには、<strong>「勝利した」との体面作</strong>りが必要であり、一方、イランとしては、<strong>米・イスラエルの軍事圧力を耐え忍んだという実績が、体制維持に必要</strong>であり、仮に、米軍がイランのカーグ島やガス田を制圧するような事態になれば、<strong>25年10月以来、バーブエルマンデブ海峡の船舶航行を妨害していないフーシ派を動員</strong>して、紅海航行船舶のみならず、<strong>湾岸産油国のエネルギー・インフラ攻撃に東と西から同時に攻撃をかけるという脅し</strong>で、トランプ大統領の<strong>後戻りできない一歩を踏み出すことを留めたい</strong>と考えているとみられる。<br /><a name="more"></a>

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<title>水面下で米・イランの和平交渉がパキスタンの仲介で動き出している可能性</title>
<description>トランプ米大統領は3月24日、政権はイラン側の「適切な人物と協議している」と述べ、イラン・イスラム共和国は現在進行中の戦争を終結させるために「非常に強い合意を望んでいる」と付け加えた。１．トランプ大統領のイランとの交渉に関する発言「我々は現在交渉中だ…複数の担当者が交渉にあたっている。我々は正しい相手と交渉している」とトランプ大統領はホワイトハウスの大統領執務室で記者団に語り、交渉担当者のジャレッド・クシュナー氏とスティーブ・ウィトコフ氏、マルコ・ルビオ国務長官、そしてJD・..</description>
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<dc:creator>八木</dc:creator>
<dc:date>2026-03-25T14:58:56+09:00</dc:date>
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トランプ米大統領は3月24日、<strong>政権はイラン側の「適切な人物と協議している」</strong>と述べ、イラン・イスラム共和国は現在進行中の<strong>戦争を終結させるために「非常に強い合意を望んでいる」</strong>と付け加えた。<br />１．トランプ大統領のイランとの交渉に関する発言<br />「我々は現在交渉中だ…複数の担当者が交渉にあたっている。<strong>我々は正しい相手と交渉している</strong>」とトランプ大統領はホワイトハウスの大統領執務室で記者団に語り、交渉担当者のジャレッド・クシュナー氏とスティーブ・ウィトコフ氏、マルコ・ルビオ国務長官、そしてJD・<strong>バンス副大統領の名前</strong>を挙げた。「彼らは合意に至るだろう。実際、彼らは昨日、驚くべきことをした。<strong>彼らは我々に贈り物をくれた</strong>。そしてその贈り物は今日届いた。それは<strong>莫大な金額の非常に大きな贈り物</strong>だった」とトランプ大統領は述べた。「贈り物」の内容については、<strong>石油とガスに関連するものだと述べるにとどまり</strong>、それ以上の詳細は明らかにしなかったが、「それは非常に重要な賞だった。そして彼らはそれを我々に与えてくれた。与えると言っていた。つまり、私にとってそれはただ一つを意味していた。我々は正しい相手と取引しているということだ」とトランプ大統領は述べた。<br />トランプ大統領は同日、パキスタンのシャバズ・シャリフ大統領がソーシャルメディアに投稿した内容を共有した。シャリフ大統領は、双方が合意すれば、イ<strong>スラマバードは戦争終結に向けた「有意義で決定的な協議」を開催する用意</strong>があると述べていた。<br /><a href="https://www.middleeasteye.net/news/trump-touts-iranian-present-thousands-us-troops-head-towards-gulf" target="_blank">https://www.middleeasteye.net/news/trump-touts-iranian-present-thousands-us-troops-head-towards-gulf</a><br /><a href="https://www.nytimes.com/2026/03/24/world/middleeast/us-iran-peace-plan.html" target="_blank">https://www.nytimes.com/2026/03/24/world/middleeast/us-iran-peace-plan.html</a><br /><br />２．トランプ大統領の対イラン15項目提案（イスラエルのチャンネル12報道ほか）<br />チャンネル12やそれをフォローしたタイムズ・オブ・イスラエル紙は、西側情報筋の話として、米国がイランに伝えた<strong>15項目の要求と利益のうち14項目を以下のように具体的に挙げている</strong>。<br />（米国の対イラン要求）<br />1. イランは<strong>既存の核能力を解体</strong>しなければならない。<br />2. イランは<strong>核兵器開発を永久に放棄することを約束</strong>しなければならない。<br />3. <strong>イラン領内でのウラン濃縮は禁止</strong>される。<br />4. イランは、<strong>濃縮度60％のウラン約450キログラムを、合意されたスケジュールに従って、近い将来、国際原子力機関（IAEA）に引き渡さ</strong>なければならない。<br />5. ナタンズ、イスファハン、フォルドの<strong>核施設は解体</strong>されなければならない。<br />6. 国連の核監視機関である<strong>IAEAは、イラン国内において完全なアクセス、透明性、監視権限</strong>を認められなければならない。<br />7. イランは地域における<strong>代理勢力「パラダイム」を放棄</strong>しなければならない。<br />8. イランは地域における<strong>代理勢力への資金提供、指示、武器供与を停止</strong>しなければならない。<br />9. <strong>ホルムズ海峡は開放され、自由な海上回廊として機能</strong>し続けなければならない。<br />10. イランのミ<strong>サイル計画は、射程と数量の両面で制限</strong>されなければならず、具体的な基準値は後日決定される。<br />11. <strong>ミサイルの将来的な使用は、自衛に限定</strong>される。<br />（その見返りとして、イランは以下の恩恵を受ける）<br />12. イランは、<strong>国際社会が課した制裁措置を全面的に解</strong>除される。<br />13. 米国は、ブシェール原子力発電所での発電を含む、<strong>イランの民生用原子力計画の推進を支援</strong>する。<br />14. イランが合意事項を遵守しない場合に制裁措置を自動的に再発動する、<strong>いわゆる「スナップバック」メカニズムは撤廃</strong>される。<br /><a href="https://www.timesofisrael.com/trump-says-talks-with-iran-progressing-as-israel-said-to-fear-premature-ceasefire/" target="_blank">https://www.timesofisrael.com/trump-says-talks-with-iran-progressing-as-israel-said-to-fear-premature-ceasefire/</a><br /><br />（コメント）ニューヨーク・タイムズ紙報道によれば、外交筋からの情報として、<strong>米国は、パキスタン政府を通じて、イランに対し、中東戦争終結に向けた15項目の計画を送付</strong>した。これは、トランプ政権が経済的打撃と戦火の拡大への対応に追われる中で、<strong>紛争からの脱却策を模索</strong>し始めていることを示している。トランプ大統領は、<strong>「我々は正しい相手と交渉している。彼らは合意に至るだろう</strong>。実際、彼らは昨日、驚くべきことをした。彼らは我々に贈り物をくれた。そしてその贈り物は今日届いた。それは莫大な金額の非常に大きな贈り物だった」と、石油・ガス関連と匂わせる以外贈り物の中身が具体的に何かに言及することなく、交渉が進展していることを明らかにした。一方で、<strong>トランプ発言の真偽、接触が行われているにせよ、イラン側の交渉相手が誰で、どのような交渉が行われているのかは明らかになっていない</strong>。<strong>1か月間停戦し、その間交渉するとの見方も出ている</strong>ものの、イランは、オマーンの仲介の下での米国との交渉中に2025年6月と2026年2月の2度攻撃を受けたため、<strong>米国の約束を懐疑的に受け止める可能性が高い</strong>。また、交渉相手との観測がなされている<strong>ガリバフ国会議長は、米国との接触の事実を明確に否定</strong>している。米国防総省は<strong>精鋭部隊である第82空挺師団から数千人の兵士を中東に派遣する予定</strong>だと述べている。米国の15項目提案については、<strong>報道されていない1項目が何であるか推測することは困難</strong>であるが、核開発関連では、<strong>米国は、UAEとの間で、「123協定」を締結し、UAEが独自にウランを濃縮したり、使用済み燃料を再処理したりしないことに同意</strong>させており、2015年のJCPOAでは、イランは、3.67％までのウラン濃縮を認められた経緯はあるものの、<strong>UAEと同じ条件ということで折り合う可能性はゼロではない</strong>。核燃料や使用済み核燃料は、ロシアから調達し、搬出するということも可能である。<strong>合意が容易でないのは、代理勢力との関係を断ち切れとの要求</strong>である。すなわち、レバノンのヒズボラ、イエメンのフーシ派、イラクのカターイブ・ヒズボラなどPMF（人民動員部隊）との関係遮断である。これについては、<strong>今回の戦争作戦を実行しているIRGCが飲むことのできない要求であり、これを克服することは極めて困難</strong>である。しかし、イラン側が、これまで、最高指導者直属であったIRGCを国軍に統合して、<strong>表面的には、これらの代理組織に直接働いかけが出来るという構図を塗り替えれば、米側との接点が見いだせ</strong>る可能性がある。2015年に解除されていた国連制裁の再発動であるスナップバックは、トランプ政権1期目の2020年に、国連制裁再発動を試みたが、当時の欧州や中露が反対し、再発動されていなかったが、今回はイランが合意に反して核開発を進めたとして英・仏・独が主導し、ロシアと中国が提出した制裁発動延期決議案が否決され、<strong>2025年9月28日、再び発動</strong>されている。これは、<strong>米国が取り下げれば、欧州諸国が執着することはない</strong>とみられる。<strong>トランプ大統領が言及したイランからの贈り物が何なのか、パキスタンを通じて、メッセージを送っている人物が本当にいるのか</strong>は不明ながら、パキスタンが動き出しているのは、パキスタンもスンニー派多数の国ではあるものの、国内ではシーア派教徒が多いこと、ならびに交渉の表に出ているのが、<strong>パキスタンのムニール陸軍参謀長という軍関係者</strong>なので、<strong>イラン側の精鋭軍事組織「IRGC革命防衛隊」に実質的に影響力を有する人物が連絡をとっているとみるのが自然</strong>であろう。この人物は、アリーラリジャニ氏の<strong>後任として最高安全保障評議会（SNSC）書記に就任したIRGCの元副司令官モハンマドバゲル・ゾルガドル氏であるとの見方</strong>がある。<br /><a href="https://www.yomiuri.co.jp/world/20260325-GYT1T00202/" target="_blank">https://www.yomiuri.co.jp/world/20260325-GYT1T00202/</a><br /><a name="more"></a>

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<title>中東情勢悪化をうけた難民移民対策の必要性を訴えるイタリアとデンマーク両国の共同書簡発出</title>
<description>イタリア、デンマーク両国は、欧州が「2015年に見られたような難民や移民の流入を繰り返すリスクを冒すことはできない」として、ジョルジア・メローニ・イタリア首相とメッテ・フレデリクセン・デンマーク首相は、3月19日共同書簡を発出し、中東で続く紛争が多数の移民や難民を欧州連合（EU）への入国へと駆り立てる可能性があるとの懸念を表明し、国境管理の強化を求めた。（紛争地域の）人々がそもそも避難を余儀なくされる事態を防ぐため、欧州委員会に対し、中東への数百万ドル規模の支援を承認するよう..</description>
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<dc:creator>八木</dc:creator>
<dc:date>2026-03-22T19:07:02+09:00</dc:date>
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イタリア、デンマーク両国は、欧州が「2015年に見られたような難民や移民の流入を繰り返すリスクを冒すことはできない」として、<strong>ジョルジア・メローニ・イタリア首相とメッテ・フレデリクセン・デンマーク首相は、3月19日共同書簡を発出し、中東で続く紛争が多数の移民や難民を欧州連合（EU）への入国へと駆り立てる可能性があるとの懸念を表明</strong>し、国境管理の強化を求めた。（紛争地域の）人々がそもそも避難を余儀なくされる事態を防ぐため、欧州委員会に対し、中東への数百万ドル規模の支援を承認するよう求めた。そもそも人々が逃げ出すことを思いとどまらせるべきだ、と強調した。<br /><strong>以下3月20日付infomigrantsニュースの主要点</strong><br />１．共同書簡のポイント<br />①	<strong>シリア内戦から逃れてきた数十万人の移民がEUに流入した2015年から2016年にかけて発生したような、EUへの難民・移民流入の再発は絶対に避けなければならない</strong>。これは直接影響を受ける人々にとって人道的大惨事となるだけでなく、EUの安全保障と結束にも影響を及ぼす恐れがある。<br />②	国内でより厳格な移民政策を推進してきた両首脳は、欧州委員会に対し、<strong>中東地域の住民を支援し、欧州への移民流入を抑制することを目的とした4億5800万ユーロの人道支援パッケージを承認するよう求める</strong>。支援策は、2月下旬に米国とイスラエルがイランを攻撃した後に始まった中東紛争の影響を、影響を受けた人々が欧州へ逃れる前に、中東諸国が対処するのに役立つはずである。<br />③	中東で続く紛争は、多くの分野でますます懸念が高まっており、すでに多数の避難民を受け入れている地域に拡大している。<strong> EUは状況が悪化した場合に備え、必要な措置を講じなければならない。過去のように不意を突かれるわけにはいかない</strong>。そのためには、<strong>国境警備をさらに強化する必要</strong>がある<br /><br />２．EU、革新的な移民対策を検討へ<br />両首脳はオランダのロブ・イェッテン首相とともに、最近、複数のEU加盟国および欧州委員会の代表者と非公式協議を行い、中東紛争が続く中で移民を減らすための「革新的な」方法を模索した。今月初めには、ドイツのフリードリヒ・メルツ首相も、<strong>イランの崩壊の可能性は「広範囲にわたる影響」をもたらし、移民のパターンにも大きな影響を与える可能性があると警</strong>告した。<br /><br />３．国連難民高等弁務官事務所、大規模な人口移動に警鐘を鳴らす　<br />国連難民高等弁務官事務所（UNHCR）は3月中旬、中東紛争により数百万人が避難を余儀なくされていることを受け、「人道支援ニーズの憂慮すべき深刻化」を警告した。国連事務総長報道官のステファン・デュジャリック氏は、レバノンでは数十万人が戦闘に巻き込まれており、継続的な空爆と避難命令によって地域社会全体が住まいを追われていると述べた。リタニ川以南の地域、バールベック県の一部、ベッカー渓谷の一部、そしてベイルート郊外の大部分で、大規模な人口移動が発生している。<strong>過去1週間で、66万人以上がレバノン政府に避難民として登録</strong>した」と発表した。UNHCRの推計によると、イランでは300万人以上が一時的に避難を余儀なくされており、その多くが安全を求めてテヘランや北部の都市部から逃れている。<br /><br />４．ドイツはイランからの移民希望者にとって主要な移住先となる可能性<br />ロックウール財団ベルリンが2024年に実施した調査（ギャラップ社によるイラン人1,007人を対象とした世論調査に基づく）によると、<strong>イランからの移民希望者にとってドイツが主要な移住先となり、次いでカナダ（13％）、トルコ（10％）、英国とフランス（6％）が続くと予測</strong>されている。この調査では、ディアスポラ・ネットワークが移住の意思決定において重要な役割を果たし、移住費用の削減や社会統合の促進に貢献していることが強調されている。ドイツ政府の最新データによると、2025年1月から11月にかけて13,500人以上のイラン国民がドイツに到着した。しかし、保護率は依然として低い。連邦移民難民庁（BAMF）によると、1月と2月に申請された891件のイラン人難民申請のうち、承認されたのは27.6％で、2025年通年の承認率は11,626件の決定のうち22.8％にとどまっている。<br /><a href="https://www.infomigrants.net/en/post/70472/denmark-italy-urge-eu-to-provide-aid-and-prepare-for-migrant-arrivals-amid-iran-war" target="_blank">https://www.infomigrants.net/en/post/70472/denmark-italy-urge-eu-to-provide-aid-and-prepare-for-migrant-arrivals-amid-iran-war</a><br />（コメント）欧州への非正規移民数の推移をみると、シリア内戦が激化した<strong>2015年には、100万人以上の非正規移民がEU域内に到着</strong>した。トルコからギリシャの島々に到着する非正規移民が激増したことをうけて、<strong>2016年3月当時のメルケル独首相がEUを代表して、トルコを訪問し、エルドアン大統領との間でシリアからの非正規移民の流れをトルコで歯止め</strong>をかけるEU・トルコ合意が成立し、以後、シリアからの欧州への移民・難民の流れは大幅に減少した。<strong>この合意により37,300人以上がEU諸国に再定</strong>住したとされる。中でも、2015年のシリア危機の間、ドイツは何十万人もの難民を受け入れた。2023年末時点で、<strong>約97万3000人のシリア人がドイツに居</strong>住しており、そのうち約71万2000人が難民認定または一時的な人道的保護を受けている。さらに近年では、2022年2月のロシアによるウクライナ侵攻後、98万人以上のウクライナ難民がドイツに登録された。2025年5月に発足した<strong>現在のメルツ政権は、国境管理をより厳格に行う意向を表明</strong>し、庇護申請希望者はドイツに到着する前に自らの事情を説明するべきだと主張し、シェンゲン圏内でありながら、EUの隣国からの入国を拒否されるケースが増えている。2025年5月には、補完的保護を認められた外国人の家族統合を2年間停止する閣議決定も行っている。さらに、ノンルフールマン原則を形骸化し、ドイツは、アフガニスタンへの犯罪者強制移送を開始している。ドイツのメルツ首相は25年6月17日、公共放送ZDFのインタビューで、<strong>2025年6月の12日間戦争で、イランの核施設などを攻撃したイスラエルを「私たちのために汚れ仕事をしてくれた」と称賛</strong>した。2026年2月末からのイスラエル・米国のイラン攻撃で、過去の称賛の言葉が、ブーメランのようにドイツに再び、難民・非正規移民の流れを生み出しかねないような危機を生み出している。<br /><strong>イタリアのメローニ首相は、就任以降、地中海の海上で身柄を確保した非正規移民をEU域外のアルバニアに上陸させて、そこで難民審査を行う協定を2023年11月、アルバニアとの間で結んだ</strong>。これについては、イタリアの裁判所が国外での収容を認めず、実施に移されていないものの、<strong>EUとしては、この方式も含め、庇護の対象外の非正規移民の国外退去を迅速かつ効果的に進めようとしている</strong>。イラン戦争を止めることは、世界のエネルギー危機だけではなく、また、<strong>紛争当事国の人々の人道問題、さらには、欧州にとっても、難民・移民問題の危機の再来を防ぐうえでも重要</strong>である。<br /><a name="more"></a>

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<title>２つの祝祭日にあたってのイランの新最高指導者ムジュタバ（モジタバ）ハメネイ師のメッセージ</title>
<description>イランの新たな最高指導者ムジュタバ・ハメネイ師は20日金曜日のメッセージで、イラン国民と世界中のイスラム教徒に対し、イランの新年にあたるノウルーズとイード・アル＝フィトルの２つの祝祭を祝った。そして、「イスラムの戦士たちの目覚ましい勝利についても、皆に祝意を表する必要がある」と述べ、米イスラエルによる侵略で殉教した尊い犠牲者の遺族と生存者、そして1月にイランで発生した外国の支援を受けた暴動の犠牲者にも哀悼の意を表した。１．過去1年でイラン国民が経験した3つの戦争メッセージの冒..</description>
<dc:subject>情報共有</dc:subject>
<dc:creator>八木</dc:creator>
<dc:date>2026-03-21T16:43:49+09:00</dc:date>
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イランの新たな最高指導者ムジュタバ・ハメネイ師は20日金曜日のメッセージで、イラン国民と世界中のイスラム教徒に対し、<strong>イランの新年にあたるノウルーズとイード・アル＝フィトルの２つの祝祭を祝った</strong>。そして、「イスラムの戦士たちの目覚ましい勝利についても、皆に祝意を表する必要がある」と述べ、<strong>米イスラエルによる侵略で殉教した尊い犠牲者の遺族と生存者、そして1月にイランで発生した外国の支援を受けた暴動の犠牲者にも哀悼の意</strong>を表した。<br /><br />１．過去1年でイラン国民が経験した3つの戦争<br />メッセージの冒頭で、ハメネイ師は過去1年間のペルシャ暦における重要な出来事の概要を述べた。「この1年間で、<strong>我が愛する国民は3つの軍事・安全保障上の戦争を経験</strong>した」と述べた。サイエド・ハメネイ師は、自身のテレグラムチャンネルで発表した声明の中で、イランが過去1年間に経験した三つの戦争について言及した。<br /><br />第一の戦争：昨年6月、<strong>「イスラエル」は米国の支援を受けて、イランのエリート指導者や学者を標的とした攻撃を開始し、約1000人が殉教</strong>した。ハメネイ師は、敵は政権がすぐに崩壊すると考えていたが、国民の警戒心とイスラム教徒の犠牲によってその目的は阻止されたと説明した。<br /><br />第二の戦争：<strong>1月のクーデター未遂事件</strong>。米国とシオニスト政権は、イラン国民が経済的圧力によって敵の目的を達成すると考えていたが、結果として多くの国民が殉教し、甚大な損失を被った。<br /><br />第三次戦争：ミナブの学校の生徒、戦死した英雄たち、革命防衛隊、陸軍、治安部隊の指揮官や隊員、名もなき兵士、国境警備隊員、そしてその他大勢の人々を含む殉教者一行の見送りから始まった、<strong>現在進行中の米イスラエルによる侵略</strong>を指す。<br /><br />２．敵の目的はイランの分裂<br />演説はさらに、現在の戦争の背後にある戦略的意図を分析した。最高指導者は、敵が自らを支持する大規模な民衆運動を組織することに失敗した後に戦争が開始されたと断言した。ハメネイ師は、敵は「<strong>体制の指導者と多くの有力な軍人を殉教させれば、親愛なる国民であるあなた方に恐怖と絶望を与え、あなた方を戦場から追い出すことができる」という幻想</strong>を抱いていると説明した。最終的に、敵の目的は「<strong>イランを支配し、その後分裂させるという夢を実現すること</strong>」だと警告した。<br /><br />３．人々は敵に「混乱を招く一撃」を与えた<br />こうした困難にもかかわらず、最高指導者は聖月における国民の対応を称賛した。<strong>国民は「断食とジハード（聖戦）を組み合わせ、国土全体に及ぶ広大な防衛線を構築した</strong>」とし、広場、住宅街、モスクの至る所に強固な要塞を築いたと述べた。最高指導者は、<strong>この広範な動員が敵に「混乱を招く一撃」を与え</strong>たと指摘した。その結果、敵は「多くの矛盾した言葉や多くの不条理なことを口にし始めた。これは、思慮深さの欠如と認知能力の弱さの表れである」と述べた。<br /><br />４．国民生活の安定を「最重要課題」に<br />ハメネイ師は、<strong>国家が直面する「経済戦争」についても言及</strong>した。故アリー・ハメネイ最高指導者が常に経済を「今年のスローガン」として掲げていたことを指摘した。敵による「経済的・経営的弱点」へのつけ込みに対抗するため、ハメネイ師は「国民生活の安定、生活・福祉インフラの改善、そして<strong>国民全体の富の創出は、敵が仕掛ける経済戦争に対する最重要課題であり、一種の防衛策、さらには大きな前進となるべき</strong>である」と強調した。<br /><br />５．新年のスローガンと経済戦略<br />ハメネイ師は、国家が抱える課題に対する自身の理解は、国民との直接的な対話に基づいていると述べた。彼は<strong>「あらゆる階層の親愛なる国民の声」に耳を傾ける</strong>ための個人的な努力について逸話を披露し、「例えば、ある時期には、私の要請で手配したタクシーに皆さんと一緒に乗り、匿名のグループとテヘランの街を巡りながら、皆さんの会話に耳を傾けていた」と述べた。師はこの方法を「多くの世論調査よりも優れている」と考えており、「経済や経営上の問題」に関する国民の批判と自身の理解がしばしば一致することに気づいたと指摘した。こうした洞察と専門家による調査に基づき、最高指導者は国の課題に対する新たな「専門家が検証した解決策」の策定を発表した。新年のテーマを正式に定め、<strong>「国家統一と国家安全保障に照らす抵抗経済」と宣言</strong>した。<br /><br />６．近隣諸国との関係について<br />ハメネイ師はメッセージの別の箇所で、<strong>近隣諸国との「真剣かつ誠実な」関与政策を強調</strong>した。師は、イスラム教への共通の信仰、聖地、共通の民族性、そして「特に傲慢な勢力との対峙における共通の戦略的利益」など、こうした関係を強化するいくつかの「精神的要素」を挙げた。師は特に東の近隣諸国の重要性を強調し、「東の近隣諸国は我々にとって非常に近い存在だと考えている」と述べた。師は地域的な調和を具体的に訴え、「<strong>我々の二つの兄弟国であるアフガニスタンとパキスタンが、神の御心にかなうため、そしてイスラム教徒間の分裂を避けるためにも、より良い関係を築くべき</strong>だ」と強く求めた。さらに師は、この関係改善を促進するために「必要な措置を講じる用意がある」と付け加えた。<br /><br />７．最高指導者、<strong>偽旗作戦に警告</strong><br />最近の安全保障情勢について、最高指導者はオマーンとトルコへの攻撃へのイランの関与を明確に否定した。「<strong>トルコとオマーンはいずれもイランと良好な関係にあるが、これらの国々の特定の場所を標的とした攻撃は、イスラム共和国軍や抵抗戦線の他の勢力によって実行されたものではない</strong>。これはシオニストの敵による策略であり、イスラム共和国とその近隣諸国との間に不和を生み出すために偽旗作戦を用いている。同様のことは他の国々でも起こりうる」と強調した。<br /><a href="https://www.tasnimnews.ir/en/news/2026/03/20/3545721/ayatollah-khamenei-underlines-importance-of-national-unity-in-new-year-message" target="_blank">https://www.tasnimnews.ir/en/news/2026/03/20/3545721/ayatollah-khamenei-underlines-importance-of-national-unity-in-new-year-message</a><br /><br />（コメント）<strong>3月20日は、ラマダン（断食）月明けの大祭イードアルフィトルの開始と、春の訪れを祝うノウルーズ祭と重なった</strong>。本来、二つのお祭りを祝うはずのイラン国民の頭上には、春の香りの替わりに、<strong>爆弾の雨が降り注いでいる</strong>。この機会をとらえて、イラン・イスラム体制の新たな指導者ムジュタバ・ハメネイ師がイラン国民ならびにシーア派イスラム教徒にメッセージを発出した。その中で、<strong>特に注目されるのは、ハメネイ師が恐れているのは、国民の分裂で、まさに敵は国民の分裂を煽っており、これに対して、国民は、「断食とジハード（聖戦）を組み合わせ、国土全体に及ぶ広大な防衛線を構築した」</strong>とし、広場、住宅街、モスクの至る所に強固な要塞を築くことにより、敵に「混乱を招く一撃」を与えたと指摘した。<br />この関連で、イラン当局は3月19日、<strong>オーストラリアから帰国した女子サッカー代表チームを英雄として歓迎</strong>した。一部の選手はオーストラリアで亡命申請を行った後、イランが家族に圧力をかけたとの非難を受け、申請を取り下げていた。<strong>女子アジアカップ出場のためオーストラリアへ渡航した選手6人とスタッフ1人は、初戦前に国歌斉唱を行わなかったことでイランの強硬派から批判を浴び</strong>、３月初めにオーストラリアに亡命を申請していた。<strong><ins>彼女たちのうち5人は後で考えを変え</ins>、キャプテンのザフラ・ガンバリを含む他のチームメンバーと共に帰国</strong>した。国営テレビの映像によると、19日夜、テヘラン中心部のヴァリアスル広場で行われた<strong>歓迎式典には、イラン国旗を掲げた数千人が集まった</strong>。この広場では、ここ数週間、親政府集会が他にも開催されている。米・イスラエルの連日激しい爆撃をうけるイランの指導部にとって、<strong>国民が分裂して体制に反旗を翻すのか、体制継続を支持するのかが革命体制の命運を握る最重要事項であると考えている</strong>。5人が当初の亡命の意向を取り下げた裏には、<strong>本国の家族への脅迫</strong>などがあったのではないかと人権団体はみているものの、イラン指導部にとっては、本国の厳しい状況下、<strong>亡命申請を考え直して、本国に帰還した女子選手を「英雄」と位置付け</strong>て、大歓迎している。<br /><strong>ハメネイ師は、今回のメッセージ発出においても、公に姿を現さなかった</strong>。イランのシーア派で多数を占める<strong>12イマーム派は、874年に姿を消し、死ぬことなく隠れ続けている（ガイバ）と信じられている最後の指導者第12代イマーム（ムハンマド・ムンタザル）が世界の終末に救世主マフディとして再臨することを信奉</strong>している。ハメネイ師はイマームではないものの、<strong>米・イスラエルによる指導者斬首作戦が続く中、身を隠し、メッセージを発出し続けることで、イラン国民の求心力を保つことができるか</strong>が問われている。<br /><a href="https://www.aljazeera.com/sports/2026/3/20/iran-womens-football-team-feted-in-tehran-after-asylum-battle-at-asian-cup" target="_blank">https://www.aljazeera.com/sports/2026/3/20/iran-womens-football-team-feted-in-tehran-after-asylum-battle-at-asian-cup</a><br /><a name="more"></a>

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<title>カタール首相兼外相による対イラン戦争即時終結要求の背景</title>
<description>3月19日、カタールは、イランに対する米イスラエル戦争の「即時」終結を求め、湾岸主要エネルギー生産国として初めて、無条件での紛争停止を明確に要求した。カタールのムハンマド外相兼首相は、トルコのハカン・フィダン外相と並んで、「この戦争は直ちに停止しなければならない。侵略行為は直ちに停止しなければならない。この戦争の最大の受益者が誰なのか、そして地域全体をこの紛争に巻き込んでいるのが誰なのかは、誰もが知っている」と述べた。カタールの即時終結要求は注目に値する。なぜなら、18日にア..</description>
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<dc:creator>八木</dc:creator>
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3月19日、カタールは、<strong>イランに対する米イスラエル戦争の「即時」終結を求め、湾岸主要エネルギー生産国として初めて、無条件での紛争停止を明確に要求</strong>した。カタールのムハンマド外相兼首相は、トルコのハカン・フィダン外相と並んで、「<strong>この戦争は直ちに停止しなければならない。侵略行為は直ちに停止しなければならない。この戦争の最大の受益者が誰なのか、そして地域全体をこの紛争に巻き込んでいるのが誰なのかは、誰もが知っている</strong>」と述べた。カタールの即時終結要求は注目に値する。なぜなら、<strong>18日にアラブ諸国とイスラム諸国が発表した声明では、戦闘の無条件停止は求められていなかったからだ。声明では、イランによる攻撃の即時停止が求められ、概して湾岸諸国の石油・ガス施設を攻撃したイランが非難されていた</strong>からである。18日、この声明は、リヤドでの会合後、エジプト、サウジアラビア、トルコ、アラブ首長国連邦、アゼルバイジャン、パキスタン、カタール、クウェート、レバノン、ヨルダン、シリアによって発表された。<br /><a href="https://www.middleeasteye.net/news/qatar-calls-immediate-end-us-israeli-war-after-attack-gas-facility" target="_blank">https://www.middleeasteye.net/news/qatar-calls-immediate-end-us-israeli-war-after-attack-gas-facility</a><br />２．ネタニヤフ首相演説のイランのサウスパースガス田施設攻撃関連部分<br />その1：<strong>イスラエルは（サウスパース）アサルイェガス施設に対して単独で行動</strong>した。<br />その2：トランプ大統領は<strong>今後の攻撃を控えるよう私たちに求め、私たちはそれを実行</strong>している。<br />質問：トランプ大統領は19日、イスラエルによるイランのガス田への攻撃を好ましく思わないと述べた。そこで質問です。大統領はイスラエルがそのガス田を攻撃したことを知っていたのか？承認したのか？ <br />2点申し上げる。まず1つ目は、イスラエルはアサルイェのガス施設に対して単独で行動したということ。2つ目は、トランプ大統領が今後の攻撃を控えるよう要請し、我々はそれを実行に移しているということ。<br /><a href="https://www.timesofisrael.com/on-19th-day-of-war-netanyahu-says-iran-can-no-longer-enrich-uranium-build-missiles/" target="_blank">https://www.timesofisrael.com/on-19th-day-of-war-netanyahu-says-iran-can-no-longer-enrich-uranium-build-missiles/</a><br />(コメント) カタールのムハンマド首相兼外相は、この戦争の最大の受益者が誰なのか、そして地域全体をこの紛争に巻き込んでいるのが誰なのかは、誰もが知っていると述べた。<strong>最大の受益者とは、言うまでもなくイスラエル</strong>である。ネタニヤフ首相は、<strong>自分たちが、この戦争に米国を引きずり込んだという見方はフェークで、この世界にトランプ大統領に指図できる人がいると本気で思っているのか</strong>と語気を強めた。しかし、イランを除けば、<strong>この戦争で最大の被害をうけるのが、湾岸の石油・ガス資源国であるということがますます明白</strong>になってきている。カタールは、3月18日のイランIRGCによるミサイル攻撃で同LNGプラントがある<strong>ラスラファンの複合施設は「甚大な被害」を被り、液化天然ガス（LNG）輸出能力の約17%に相当する生産が停止した</strong>と報じられている。イランのアラグチ外相は、<strong>今回の攻撃をやむを得ない限定的な攻撃であったと主張</strong>した。カタールは、イランのサウスパースガス田とペルシャ湾の地下で共有するノースフィールド・ガス田でガスを採掘しており、<strong>天然ガスを三段階に分けて、増産を進めて</strong>きており、中国CNPCやシノペック（年間400万トン）、英国のシェル、仏のトタール（双方年間350万トン）、イタリアのENI（年間100万トン）などと2026年から27年間の長期LNG供給契約を結んでおり、さらに<strong>2021年末で一旦長期契約を打ち切った日本のJERAとも、2026年2月3日、JERAとカタール・エナジーは、28年から27年間の長期契約（年間約300万トン）を締結</strong>している。2030年末までにカタールのLNG生産能力を第一段階の1.1億トンから第二段階の1.26億トン、<strong>2030年までには、同国の生産量1.42億トン／年</strong>に引き上げる計画を進めてきており、LNGを運搬するための船舶も韓国や中国に積極的に発注し、カタールは米、豪州と並んで<strong>世界のLNG輸出の代表的な国のひとつ</strong>となっている。このため、カタールは、ホルムズ海峡の一時的な封鎖だけでなく、<strong>カタール沖合の天然ガス関連インフラの破壊が同国に長期的かつ甚大なダメージを及ぼすことを十分承知</strong>している。したがって、今回、カタールのガスインフラを攻撃したイランを非難することはもちろんであるが、イランの報復を呼び込んだ<strong>イスラエルのサウスパースガス田施設攻撃に象徴されるエネルギー関連インフラへの双方による攻撃の停止を強く求めて</strong>いる。19日のネタニヤフ首相の演説では、イランのガス施設攻撃は、イスラエルの単独行動であったこと、トランプ大統領は、<strong>今後の攻撃を控えるよう求め、イスラエルはそれを実行している</strong>と述べている。これが、事実であれば、2月28日の開戦後、初めて、現在の交戦が、湾岸諸国のエネルギー関連インフラ全体を巻き込む、<strong>泥沼状態に陥る手前で抑制の兆候が出始めている</strong>ことを示している。これと並行して、米政府が、イランの原油タンカーへの制裁を一時解除する兆候が出ているとの報道も出始めている。<strong>ベッセント財務長官は、米FOXビジネスのインタビューですでに海上にある約1億4000万バレルのイラン産石油について販売規制を取り除く可能性を検討中</strong>であることを示唆した。カタール首相兼外相の即時停戦要求とネタニヤフ首相の（石油・ガス関連）インフラへの攻撃停止が、<strong>ペルシャ湾岸における最悪の事態回避につながることを期待</strong>したい。<br /><a href="https://www.bloomberg.com/jp/news/articles/2026-03-19/TC5G98KGZAVB00" target="_blank">https://www.bloomberg.com/jp/news/articles/2026-03-19/TC5G98KGZAVB00</a><br /><a name="more"></a>

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<title>トランプ支持者であった米国の情報部門高官辞任の意味</title>
<description>3月17日、米国の国家対テロセンター所長で、元グリーンベレー隊員であり、トランプ大統領の長年の支持者でもあるジョー・ケント氏が、イラン戦争を理由に辞任したことが明らかになった。１．ケント所長辞任のトランプ大統領あて書簡要旨（3月17日にXで書簡公表）良心に照らして、現在進行中のイラン戦争を支持することはできない。イランは我が国に差し迫った脅威を与えていなかった。この戦争は、イスラエルとその強力なアメリカロビーからの圧力によって始まったことは明らかである。大統領の最初の任期中、..</description>
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<dc:creator>八木</dc:creator>
<dc:date>2026-03-19T17:54:02+09:00</dc:date>
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3月17日、<strong>米国の国家対テロセンター所長で、元グリーンベレー隊員であり、トランプ大統領の長年の支持者でもあるジョー・ケント氏が、イラン戦争を理由に辞任</strong>したことが明らかになった。<br />１．ケント所長辞任のトランプ大統領あて書簡要旨（3月17日にXで書簡公表）<br /><strong>良心に照らして、現在進行中のイラン戦争を支持することはできない</strong>。<strong><ins>イランは我が国に差し迫った脅威を与えていなかった</ins></strong>。この戦争は、<strong>イスラエルとその強力なアメリカロビーからの圧力によって始まった</strong>ことは明らかである。大統領の最初の任期中、私は、大統領の価値観を支持していた。<strong>2025年6月までは、大統領が中東の戦争は「罠」であることを理解</strong>していた。最初の任期で大統領は、近年の如何なる大統領よりも、軍事力の行使を終わりのなり戦争に巻き込むように行使しないことを理解していた。カーセムソレイマニ(IRGCコッズ部隊司令官)殺害やISIS排除の時にも大統領はそれを示していた。イスラエルの高官や影響力のある米国メディアは、大統領の「米国ファースト」プラットフォームを傷つけ、イ<strong>ランとの戦争を焚きつける偽情報キャンペーンを展開</strong>した。<strong>これが大統領をだまし、イランがアメリカの差し迫った脅威であると大統領を信じ込ませる</strong>こととなった。アメリカ国民に何の利益ももたらさず、<strong>アメリカ人の命の犠牲を正当化するものではない戦争に、次世代を戦場に送り込んで死なせることは支持できない</strong>。<br />２．<strong>国家対テロセンターは、テロの脅威に関する米国政府の情報活動を統括</strong>し、既知および容疑のあるすべてのテロリストのデータベースを管理している。ケント氏は、<strong>国家情報長官のタルシ・ギャバード氏の下で勤務</strong>しており、両者は政治的な盟友だった。ギャバード氏は戦争開始以来、目立った活動を控えており、以前にも米国の海外軍事介入を批判していた。特にギャバード長官は民主党議員時代も、後に共和党に鞍替えした後も長年<strong>反戦の立場を貫いて</strong>きており、トランプ大統領が彼女を冷遇しているようにみえるとのこと。書簡の公表と、ケント氏の辞任表明をうけ、ホワイトハウスのレビッド報道官はソーシャルメディアで、「<strong>トランプ大統領が明確かつ明言したように、イランがアメリカを先制攻撃するであろうという強力かつ説得力のある証拠があった</strong>」と述べた。<br /><a href="https://www.nytimes.com/2026/03/17/us/politics/joe-kent-counterterrorism-resigns-iran-war.html" target="_blank">https://www.nytimes.com/2026/03/17/us/politics/joe-kent-counterterrorism-resigns-iran-war.html</a><br /><br />３．3月18日、ケント氏の上司であったタルシ・ギャバード国家情報長官（DNI）は、イランとの戦争が4週目に突入する中、<strong>米国にとって「差し迫った脅威」とは何かを判断するのは自分の職務ではない</strong>と議員らに語った。ギャバード氏は<strong>上院情報委員会の公聴会で、そのような判断を下せるのはドナルド・トランプ大統領だけだと主張</strong>した。民主党にとって公聴会の鍵となったのは、トランプ大統領が事態の重大性を全く認識していたかどうかであり、「イラン政権による『差し迫った核の脅威』が存在するという情報機関の評価は、イエスかノーかでお答えください」と、ジョージア州選出の民主党上院議員ジョン・オソフ氏は尋ねた。「<strong>上院議員、何が差し迫った脅威で何がそうでないかを判断できるのは大統領だけである…情報機関の責任ではない</strong>」とギャバード長官は答えた。オソフ氏は彼女の言葉を遮り、「米国に対する脅威とは何かを判断するのは、まさにあなたの責任である」と述べた。<br />バージニア州選出の民主党上院議員マーク・ワーナー氏は、ギャバード長官に対し、「<strong>イランが海峡に侵攻する可能性は低いという情報を提供したのか</strong>」と問い詰めた。ギャバード氏は、トランプ大統領が世界の石油供給量の20％を輸送する水路をイランが封鎖したことに驚きを表明したという発言について、「承知していない」と答えた。先週、政権当局者らは、ホルムズ海峡を事実上封鎖したイランの行動に当局者が不意を突かれたと報じたCNNを非難した。「歴史的に見て、イランは常に支配力を行使して脅迫してきた」とギャバード長官は述べた。「<strong>大統領との内部協議の内容は、これまでも、そしてこれからも公表しない</strong>」と付け加えた。<br /><a href="https://www.middleeasteye.net/news/top-us-intelligence-official-says-its-not-her-job-assess-imminent-threats" target="_blank">https://www.middleeasteye.net/news/top-us-intelligence-official-says-its-not-her-job-assess-imminent-threats</a><br /><br />（コメント）予想通り、<strong>ケント氏の姿勢はトランプ大統領から厳しい非難</strong>を浴びた。17日「彼はいい人だと思っていたが、安全保障に関しては弱腰だと常に思っていた。イランは脅威ではないと言ったのだから、<strong>彼が辞任したのは良いこと</strong>だ。」とトランプ大統領は、大統領執務室で記者団に語った。上司のギャバード国家情報庁長官の反応をみても、<strong>イランが米国への差し迫った脅威であるとのブリーフィングを行ったとはみられない</strong>。ケント氏が述べているように、イスラエルとイスラエルロビーの働きかけが、トランプ大統領のイスラエル攻撃開始に決定的影響を与えたことが伺える。ケント氏も、<strong>25年6月のイラン・イスラエル戦争を止めた時点と現在では、トランプ大統領の行動に決定的な変化</strong>がみられることを示している。<strong>イスラエルの対イラン戦争の動機はあきらかであり、40年以上求め続けてきたイラン革命体制を崩壊させること</strong>で、これまでイスラエルの脅威とみなしてきたハマスの軍事部門指導部、ヤヒヤ・シンワル、ムハンマド・ディーフ、政治部門トップであったイスマイール・ハニーヤを次々に殺害し、隣国レバノンでは、<strong>ヒズボラのトップのナスラッラー師をバンカーバスターで排除</strong>し、おそらくシリアでは、間接的にアサド政権の崩壊を支援し、そして、イランでの最高指導者ハメネイ師殺害、<strong>その後の事実上のトップのアリー・ラリジャニ氏殺害という親イラン勢力指導者・高官の斬首作戦を展開</strong>し、イランイスラム体制を崩壊させ、<strong>親イスラエル政権を樹立することにある</strong>のは間違いない。しかし、米国の利益は、イスラエルとは一致しないはずである。トランプ大統領には、<strong>ベネズエラでのマドゥロ大統領急襲作戦の成功体験で、ハメネイ殺害でイラン政府が同じ行動をとるのかと期待</strong>していたとすれば、それは大きな読み間違いであろう。<strong>米国情報機関もそのようなお墨付きは与えていない</strong>はずである。こうした中にも、<strong>湾岸諸国や世界のエネルギー消費国を巻き込み、傷口がどんどん広がっている</strong>。トランプ大統領を止めるのは、西側指導者でも湾岸指導者でもなく、また、中国やロシアでもなく、<strong>結局は足元の米国民しかないということが明らかになりつつ</strong>ある。<br /><a name="more"></a>

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<title>イスラエルによるイランの天然ガス施設攻撃に対するイランの湾岸エネルギー施設報復攻撃の警告</title>
<description>イランは、3月１８日湾岸アラブ地域の主要なエネルギー施設および石油化学施設付近に居住する住民に対し、緊急避難勧告を発令した。これらの施設は今後数時間以内に正当な軍事目標となる可能性があると宣言した。警告対象施設には、サウジアラビアのサマリーフ（SAMREF）製油所、アラブ首長国連邦のアル・ホスン（Al-Hosn）ガス田、サウジアラビアのジュベイル（Jubail）石油化学コンプレックス（シェブロン）、カタールのメサイード（Mesaieed）石油化学コンプレックス、カタールのラス..</description>
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<dc:creator>八木</dc:creator>
<dc:date>2026-03-19T10:39:46+09:00</dc:date>
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イランは、3月１８日<strong>湾岸アラブ地域の主要なエネルギー施設および石油化学施設付近に居住する住民に対し、緊急避難勧告を発令</strong>した。これらの施設は今後数時間以内に正当な軍事目標となる可能性があると宣言した。警告対象施設には、<strong>サウジアラビアのサマリーフ（SAMREF）製油所、アラブ首長国連邦のアル・ホスン（Al-Hosn）ガス田、サウジアラビアのジュベイル（Jubail）石油化学コンプレックス（シェブロン）、カタールのメサイード（Mesaieed）石油化学コンプレックス、カタールのラス・ラファン（Ras Laffan）製油所</strong>などが含まれる。住民は直ちにこれらの施設から距離を置くよう強く促された。<br /><br /><strong>警告文<br />「これらの施設は直接的かつ正当な標的となり、今後数時間以内に攻撃される。したがって、すべての市民、居住者、従業員は直ちにこれらの地域から避難し、遅滞なく安全な距離まで移動するよう要請する」（個別施設名）。</strong><br /><br />イラン革命防衛隊（IRGC）「ハタム・アル・アンビヤ」中央司令部は、<strong>イランの燃料、エネルギー、ガス、経済インフラを標的とした米イスラエルによるいかなる攻撃に対しても、攻撃の元凶に対し強力かつ直接的な報復を行う</strong>、敵は、そのような攻撃が行われた場合、イラン軍による強力な反撃を覚悟すべきである、と宣言する厳しい声明を発表した。イランはこれは<strong>「正当な権利」の範囲内であり、今後の報復は「迅速かつ壊滅的なものになる」</strong>と警告した。この後、実際に、<strong>カタールのラス・ラファン工業地区が、攻撃により「甚大な被害」</strong>を受けたと当局が明らかにした。同工業地区は世界最大のLNG輸出プラントを擁する。アブダビは、ハブシャンのガス施設などを標的としたミサイルを迎撃し、破片が落下した影響で操業を停止したと発表した。イランのファルス通信は18日、バーレーンのLNG精製施設が激しいミサイル攻撃を受けたと、情報源を明示せずに伝えた。この施設は米国関連施設の一つとみられる。<br /><br />２．米国と「イスラエル」がイランのサウスパースガス田のガス施設を攻撃<br />イラン国営テレビは、１８日<strong>サウスパースガス田の第3、第4、第5、第6段階が攻撃された</strong>と報じた。イスラエル当局も同様に、１８日朝、ブーシェル州にあるイラン最大の天然ガス処理施設を爆撃したと発表した。一方、イランの報道によると、サウスパースとアサルイェ地域が攻撃され、複数の段階が操業停止に追い込まれた。取引データによると、イランのガス施設への攻撃後、欧州のガス価格は6%上昇し、3月9日以来初めて1,000立方メートル当たり650ドルを超えた。米ニュースサイトのアクシオスは当局者の話として、<strong>イスラエル軍がトランプ米政権と調整し、承認を得て、イラン・ブシェール州の天然ガス関連施設を空爆した</strong>と伝えた。米・イスラエル軍のイラン軍事作戦開始以降、イラン経済に重要な天然ガス施設の攻‌撃は⁠今回が初めてとされる。<br /><a href="https://english.almayadeen.net/news/politics/iran-issues-urgent-evacuation-warnings-near-key-gulf-energy" target="_blank">https://english.almayadeen.net/news/politics/iran-issues-urgent-evacuation-warnings-near-key-gulf-energy</a><br /><a href="https://jp.reuters.com/markets/commodities/T22QO23VMVKIRA2OZEMOCEY2MQ-2026-03-18/" target="_blank">https://jp.reuters.com/markets/commodities/T22QO23VMVKIRA2OZEMOCEY2MQ-2026-03-18/</a><br /><a href="https://www.bloomberg.com/jp/news/articles/2026-03-18/TC424GT96OSG00" target="_blank">https://www.bloomberg.com/jp/news/articles/2026-03-18/TC424GT96OSG00</a><br /><br />（コメント）<strong>イランのサウスパースへの攻撃は、戦闘開始以降でイランの上流施設が標的となる初の事例</strong>とみられる。米国は先週、<strong>原油輸出拠点カーグ（ハルグ）島を攻撃したが、標的は軍事施設に限定していた</strong>。今回エネルギー上流施設が攻撃されたことで、イラン側は、<strong>攻撃対象を湾岸全域のエネルギー施設に拡大するとみられ、国際石油価格、天然ガス価格の更なる急騰は避けられない</strong>。上流施設、精製施設の破壊合戦が行われれば、<strong>仮に戦闘がやんでも、施設修復に時間がかかり、消費国は、この間に調達先の多様化を求めることは確実</strong>であり、<strong>イランだけではなく中東資源国全体のエネルギー産業に中長期的打撃を及ぼすことは確実</strong>である。また、ペルシャ湾が、<strong>原油の流出などで汚染される可能性もあり、そうなれば、海水淡水化によって真水を賄っている湾岸諸国住民にとっても大打撃</strong>となる。<strong>誰にとっても必要のない、甚大なる害をもたらすだけの戦争をなぜ、国際社会は止めようとしない</strong>のであろうか。<br /><a name="more"></a>

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<title>トランプ大統領の有志連合参加要請に対する各国の反応</title>
<description>トランプ大統領は、世界の原油輸送量の20％以上が通過する狭い海峡であるホルムズ海峡の再開に向けて米国と協力するNATO加盟国からの支援が不足していることに怒りを表明した。トランプ大統領は16日、「多くの国が協力の意思を示している」と発表したが、具体的な国名は公表しなかった。「非常に熱心な国もあれば、長年にわたり我々が支援し、恐ろしい外部勢力から守ってきた国々の中には、それほど熱心ではない国もある。私にとって、熱意の度合いは重要だ」と述べた。トランプ大統領はまた、米国がNATO..</description>
<dc:subject>情報共有</dc:subject>
<dc:creator>八木</dc:creator>
<dc:date>2026-03-17T11:26:10+09:00</dc:date>
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トランプ大統領は、世界の原油輸送量の20％以上が通過する狭い海峡である<strong>ホルムズ海峡の再開に向けて米国と協力するNATO加盟国からの支援が不足していることに怒りを表明</strong>した。トランプ大統領は16日、「多くの国が協力の意思を示している」と発表したが、<strong>具体的な国名は公表しなかった</strong>。「<strong>非常に熱心な国もあれば、長年にわたり我々が支援し、恐ろしい外部勢力から守ってきた国々の中には、それほど熱心ではない国もある。<ins>私にとって、熱意の度合いは重要だ</ins></strong>」と述べた。トランプ大統領はまた、米国がNATOの資金の大部分を拠出しており、ウクライナの対ロシア防衛費の大部分も負担していることから、ブリュッセルはワシントンに恩義があると示唆した。「プーチン大統領に聞いてみればいい。<strong>プーチンは我々（米国）を恐れている。しかし、欧州を全く恐れていない</strong>」と述べた。<br />一方、中国も「有志連合」への参加に後ろ向きであることをうけ、<strong>「戦争中」であることを理由に、３月末からの中国訪問と習近平国家主席との会談を１ヵ月程度延期したい</strong>と申し出たことを明らかにした。<br />１．西側同盟国〓ドイツ、フランス、英国は、既に参加を拒否<br />（１）英：トランプ大統領は、特に<strong>英国の姿勢に「驚いた」「不満だ」</strong>と述べた。トランプ大統領は、英国のキア・スターマー首相との別の会話について、スターマー首相が米国の支援の是非について顧問と協議したことを非難した。「私はこう言いました。『チームと会合を開く必要はありません。<strong>あなたは首相なのですから、ご自身で決定を下せるはず</strong>です。掃海艇を派遣するかどうか、あるいは対策を強化するかどうかを決めるために、なぜチームと会合を開かなければならないのですか？』<br />（２）仏：トランプ大統領は仏のエマニュエル・マクロン大統領話し合ったものの、「<strong>強く説得はしなかった。なぜなら、私の考えでは、我々は誰の助けも必要としていない</strong>からだ。我々は世界最強の国家だ。圧倒的に最強の軍隊を持っている。彼らを必要としていない。だが、興味深いことに、場合によっては彼らと協力するかもしれない。必要だからではなく、<strong>彼らがどう反応するかを知りたいからだ</strong>。」と述べた。<br />（３）独：３月１６日、ピストリウス国防相は、トランプ大統領の要求に応じることによって「<strong>紛争に引きずり込まれるおそれがうまれる。NATO域外での活動について、国際法上の根拠やドイツ連邦議会の承認が必要になる。艦船の派遣は間違いなく事態の解決には寄与しない</strong>。（トランプ氏が」何を期待しているのか。強力な米海軍が単独では成し遂げられないことを、欧州の数隻の護衛艦に期待しているというのか。<strong><ins>これは我々の戦争ではない</ins></strong>。我々が始めた戦争でもない」と語り、イランに対する攻撃から距離を置く姿勢を示した。<br /><a href="https://www.middleeasteye.net/news/trump-clashes-nato-countries-over-refusal-help-reopen-strait-hormuz" target="_blank">https://www.middleeasteye.net/news/trump-clashes-nato-countries-over-refusal-help-reopen-strait-hormuz</a><br /><a href="https://www.aljazeera.com/news/2026/3/16/eu-leaders-reject-military-involvement-in-strait-of-hormuz-amid-war-on-iran#:~:text=Pushback%20comes%20as%20US%20President,military%20operations%20during%20the%20conflict." target="_blank">https://www.aljazeera.com/news/2026/3/16/eu-leaders-reject-military-involvement-in-strait-of-hormuz-amid-war-on-iran#:~:text=Pushback%20comes%20as%20US%20President,military%20operations%20during%20the%20conflict.</a><br />2. 中国の立場〓<strong>間接的に参加拒否。トランプ大統領訪中を一カ月延長</strong><br />（１）３月１３日、林堅外務省報道官は、トランプ大統領の呼びかけについて問われた際に「中国の立場は明確だ。我々は改めて、関係各国に対し、<strong>軍事行動を直ちに停止し、緊張のさらなる高まりとエスカレーションを避け、地域情勢の混乱が世界経済成長に大きな影響を与えることを防ぐよう求める</strong>。ホルムズ海峡とその周辺海域は、最近の緊張の高まりにより、国際的な物資とエネルギーの輸送を阻害し、地域と世界の平和と安定を損なっている」と述べた。<br />（２）３月１６日、ドナルド・トランプ大統領は、イランとの戦争が続いているため、北京で予定していた<strong>習近平国家主席との会談を「1カ月ほど」延期するよう要請</strong>したと述べた。トランプ大統領は3月末に習主席との会談のため中国を訪問する予定だった。中国と協議している。会談したい気持ちはあるが、戦争のため、私はここにいなければならない。そのため、1カ月ほど延期するよう要請した。彼（習近平国家主席）と会えるのを楽しみにしている。我々は非常に良好な関係を築いている。<strong>特に裏があるわけではない。非常に単純なことだ。戦争が起きている。私がここにいることが重要だ</strong>と考えている」と述べた。<br />（コメント）2019年のホルムズ海峡付近の安全航行を守るために結成されたトランプ第一次政権下の米国主導の「有志連合」には、湾岸諸国のほかには、<strong>英、豪、アルバニア（イランの反体制派の拠点アシャラフ３を国内に受け入れていた経緯あり）、韓国</strong>が参加を表明した。今回のトランプ大統領の要請に、<strong>西側の同盟国、特に、英、仏、独は参加を明確に断り</strong>、<strong>中国も事実上、参加しない意向を表明</strong>した。これに対して、トランプ大統領は、<strong>英国のスターマー首相に失望を表明</strong>し、また、NATOメンバー国に対しても、米国の要請に協力しないことが何を意味するか、ウクライナ支援はどうなるのかわかっているのかと脅した。また、原油の約4割をホルムズ海峡経由で調達している中国が、ホルムズ海峡の安全確保に参加しようとしていないことをうけて、<strong>「表現は穏やかながら」戦争中であることを理由に、中国に一カ月程度の訪問延期を申し出た</strong>ことが明らかになった。こうした中、<strong>日本と韓国の対応に関心</strong>が集まっており、なかでも19日に首脳会談が予定されている高市総理が、<strong>トランプ大統領の要請にどのような回答をもって訪米するのか、ますます注目</strong>されている。<br /><a name="more"></a>

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<title>トランプ大統領によるホルムズ海峡安全航行確保のための新たな「有志連合」結成と主要国への船舶派遣要請&lt;br /&gt;</title>
<description>3月14日イランへのさらなる爆撃をちらつかせた後、トランプ大統領は中国、フランス、日本、韓国、英国に対し、海峡の安全確保のために軍艦を派遣するよう要請した。トランプ大統領は、ホルムズ海峡の恩恵を受けている国々が、そこで悪いことが起きないよう確保する手助けをするのは当然のことだと主張し、もし（積極的）反応がないか、否定的な反応をすれば、北大西洋条約機構（NATO）の将来は非常に悪いことになるだろう、と脅した。こうした中、3月19日に高市総理の訪米・首脳会談が予定されている日本の..</description>
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<dc:creator>八木</dc:creator>
<dc:date>2026-03-16T14:03:53+09:00</dc:date>
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3月14日イランへのさらなる爆撃をちらつかせた後、<strong>トランプ大統領は中国、フランス、日本、韓国、英国に対し、海峡の安全確保のために軍艦を派遣するよう要請</strong>した。トランプ大統領は、<strong>ホルムズ海峡の恩恵を受けている国々が、そこで悪いことが起きないよう確保する手助けをするのは当然のことだと主張</strong>し、もし（積極的）反応がないか、否定的な反応をすれば、北大西洋条約機構（NATO）の将来は非常に悪いことになるだろう、と脅した。こうした中、<strong>3月19日に高市総理の訪米・首脳会談が予定されている日本の対応に国際社会の注目</strong>が集まっている。<br /><br />1.トランプ発言（以下3月15日付アルジャジーラ報道より）<br />3月14日、トランプ氏は自身のソーシャルメディアプラットフォーム「Truth Social」に「イランの軍事力は100％破壊された。イランは、ドローンを1、2機飛ばしたり、機雷を敷設したり、近距離ミサイルをこの海峡沿い、あるいは海峡内に発射したりする可能性がある。この<strong>人為的な制約の影響を受けている中国、フランス、日本、韓国、英国、その他諸国が、ホルムズ海峡に艦船を派遣し、完全に首を切り落とされた国（注：イランのこと）による脅威がなくなることを願う</strong>。その間、米国は沿岸部を徹底的に爆撃し、イランの船舶を次々と撃沈していく。いずれにせよ、<strong>我々は間もなくホルムズ海峡を開放し、安全で自由な海峡にする</strong>だろう！」と投稿した。<br />３月15日、トランプ米大統領は、ホルムズ海峡を航行する船舶の安全を確保するための艦船派遣を巡り、中国が前向きな動きを示さなければ、<strong>3月末から予定する訪問と習近平国家主席との会談を「延期するかもしれない」</strong>と語った。欧州各国に対しても、協力しなければ米欧の同盟関係は「極めて厳しい未来」になるとも警告した。<br /><br />２．イラン側反応<br />（１）イラン革命防衛隊海軍司令官のアリレザ・タンシリ氏は声明で、米国がイラン海軍を壊滅させた、あるいは石油タンカーの安全な護衛を提供しているという主張は虚偽であるとして、<strong>「ホルムズ海峡は軍事的に封鎖されておらず、単に管理下にあるだけだ」</strong>と声明で述べた。<br />（２）イランのアラグチ外相は、「<strong>ホルムズ海峡は開放されている。閉鎖されているのは、我々の敵、我々とその同盟国を攻撃している国のタンカーや船舶だけ</strong>だ。その他の船舶は自由に航行できる」と述べた。<br /><br />３．国際社会の反応<br />現在までのところ、トランプ大統領のホルムズ海峡警護のための軍艦派遣要請に公に同意した国はない。<br />（１）英国：、エド・ミリバンド英エネルギー相は、「海峡の再開は極めて重要であり、同盟国と協力し、<strong>何ができるかを精力的に検討</strong>している」と述べた。<br />（２）中国：外務省当局者は、北京は敵対行為の停止を求めており、「<strong>すべての当事者が安定した円滑なエネルギー供給を確保する責任を負っている</strong>」と述べた。<br />（３）日本：自民党の小林孝之政調会長は、３月15日のNHKの番組で、「法的には可能性を排除しないが、紛争が続いている現状を鑑みると、非常に慎重に検討すべきだと考えている。」と述べ、自衛隊による船舶防護について「<strong>非常にハードルが高い</strong>」と指摘。「トランプ氏の発言はその時々で変化する」とも述べ、<strong>首脳会談で真意を見極める必要がある</strong>と主張した。」と述べた。<br />（４）フランス：仏外務省は3月14日の声明で、「<strong>姿勢は変わっていない。依然として防衛的な姿勢</strong>だ」と述べ、マクロン大統領がフランスはイランとの戦争には参加しないと表明したことに言及した。<br />（５）韓国：石油の70％を湾岸諸国から輸入している韓国は、<strong>トランプ大統領の発言を「注視している」とし、「エネルギー輸送ルートの安全を確保するため、様々な措置を包括的に検討・模索している」</strong>と述べた。<br />（６）豪州：アルバニージー首相率いる豪内閣キング運輸インフラ相は16日、豪放送局ABCラジオに対し、中東情勢の結果として生じている経済危機にこの国は十分備えているが、艦船を派遣する計画はない、と語った。<br /><br />４．イランと協議しているとみられる国々<br />（１）インド：液化石油ガス（LPG）を積んだインド船籍のタンカー2隻がホルムズ海峡を通過した。インドはLPG輸入の80％をこの海峡に依存している。イランとの戦争により、<strong>インドの3億3300万世帯で調理用ガスが深刻な不足に陥っている</strong>。インドは長年イランと関係を築いてきたが、開戦直前にイスラエルを公式訪問してネタニヤフ首相との友好関係をアピールした<strong>モディ首相率いるインド政府はアリー・ハメネイ師の殺害を非難していない</strong>。一方、<strong>数百万人のインド国民が働き、毎年510億ドルもの送金を本国に送っている湾岸諸国へのイランの報復攻撃は非難</strong>している。イランのモハマド・ファタリ駐インド大使は、テヘランが封鎖の例外として一部のインド船舶のホルムズ海峡通過を許可したと述べたが、船舶の数は明らかにしなかった。<br />（２）トルコ：トルコ所有の船舶も先週、<strong>アンカラがテヘランと直接交渉した結果、同様に通過許可を得た</strong>。さらに14隻のトルコ船舶が通過許可を待っているとのこと。<br />（３）フランスとイタリア：、自国船舶の海峡通過を認める協定を交渉するため、<strong>イラン当局と協議を開始したと報じられているが、公式な確認はまだない</strong>。<br /><a href="https://www.aljazeera.com/news/2026/3/15/trump-calls-for-naval-coalition-to-open-strait-of-hormuz-can-it-work" target="_blank">https://www.aljazeera.com/news/2026/3/15/trump-calls-for-naval-coalition-to-open-strait-of-hormuz-can-it-work</a><br /><br />（参考１）アラグチ・イラン外相のCBSとのインタビュー（2026年3月15日）<br />Qイランは停戦を求めたのか<br />A.いいえ、<strong>我々は停戦を求めたことは一度もありませんし、交渉を求めたことも一度もありません</strong>。我々は必要な限り自衛する用意があります。そして、我々はこれまでそうしてきましたし、トランプ大統領が、<strong>これが勝利のない違法な戦争だと認めるまで、そうし続けるつもり</strong>です。ご存知のように、トランプ大統領が楽しみたいというだけの理由で、人々が殺されているのです。彼はこう言っています。ですから、私たちは――ええ、彼が言ったように、彼らは船を沈めたり、さまざまな場所を標的にしたりするのは楽しいからだというのです。そして、<strong>戦争（国防）長官は、慈悲はない</strong>と言っています。これは<strong>実際には戦争犯罪</strong>です。そう言うこと自体が戦争犯罪です。ですから、これは<strong>トランプ大統領とアメリカ合衆国による選択戦争であり、私たちは自衛を続けて</strong>いきます。<br />Qこれはイランにとっての生存戦争か<br />Aいいえ、これは<strong>生存戦争ではありません</strong>。私たちは、ご存知のように、安定していて十分に強いのです。私たちは、<strong>この侵略行為から国民を守っているだけ</strong>です。そして、アメリカ人と話し合う理由が全く見当たりません。<strong>なぜなら、彼らが私たちを攻撃することを決めた時、私たちは彼らと話し合っていたからです。しかも、それは二度目（25年6月の攻撃を指す）のこと</strong>でした。アメリカ人と話し合って良い経験などありません。<strong>私たちは話し合っていたのに、なぜ彼らは私たちを攻撃することにした</strong>のでしょうか？もう一度話し合いに戻っても、何のメリットがあるというのでしょうか？<br />Qイランは、湾岸地域におけるアメリカの同盟国である近隣諸国にドローンとミサイルを送り込んでいる。戦争前、イラン政府はこれらの国々と貿易を行い、関係を築いていた。<strong>もしイラン政府がこの紛争を生き延びたとして、ドローンを送り込み民間人を標的にしている国々と、どうやって再びビジネス関係を築けるのか</strong>？<br />A明らかにこれらの国々は、アメリカ軍が<strong>我々を攻撃するために自国の領土を明け渡した国々</strong>です。では、我々はどうするのでしょうか？<strong>ただ座って、アメリカ軍が自国の領土から我々を攻撃しているのを見ているだけでしょうか</strong>。<br />Ｑイランのドローンは、民間地域で、施設やホテルや民間人を攻撃したのではないか<br />Ａいいえ、これは事実ではありません。我々は<strong>アメリカの資産、アメリカの施設、アメリカの軍事基地だけを標的</strong>にしています。すべてはアメリカ人のものであり、<strong>彼らがその土地を利用しているというのは事実</strong>です。例はたくさんあります。つい昨日も、彼らはHIMARS砲弾ロケットを使って我々の島々を攻撃しました。これは低射程のロケットで、<strong>彼らはUAEの領土を使って我々を攻撃</strong>しています。1週間ほど前には、3機のF-15戦闘機がクウェートで味方の誤射で撃墜されたようです。しかし、<strong>誰も彼らがクウェートで何をしていたのかを問いません</strong>でした。彼らはクウェート、つまり<strong>友好国である隣国の領土を使って我々を攻撃していた</strong>のです。ですから、我々がこれについて沈黙を守ることはできないのは明らかです。<br />Qフィナンシャル・タイムズ紙は、<strong>フランスとイタリアは、船舶の安全な航行を確保するため、貴国政府と協議</strong>していると報じている。石油・ガス輸送船の航行再開について、貴国は前向きな姿勢を持っているのか？<br />A私たちは<strong>船舶の安全な航行について話し合いたい国からの申し出を歓迎</strong>します。それは私たちの状況によります。<strong>特定の国名を挙げることはできません</strong>が、多くの国から船舶の安全な航行を求める申し出を受けています。これは<strong>軍が決定することであり、軍は既に、様々な国の船舶群が安全に航行できるよう許可することを決定</strong>しました。我々は海峡を閉鎖していないため、<strong>船舶の安全を確保</strong>しています。米国の侵略行為による治安の悪化のため、船舶が自ら航行できないのです。<br />（以下省略）<br /><a href="https://www.cbsnews.com/news/iranian-foreign-minister-abbas-araghchi-face-the-nation-transcript-03-15-2026/" target="_blank">https://www.cbsnews.com/news/iranian-foreign-minister-abbas-araghchi-face-the-nation-transcript-03-15-2026/</a><br /><br />（参考２）メローニ・イタリア首相のイタリア上院での発言（3月11日）<br />メローニ首相は11日、上院で演説し、米国とイスラエルによるイラン攻撃について、<strong>「国際法の範囲外」の介入であり、イタリアはこの介入に参加しておらず、参加する意思もない</strong>。<strong>国際法の範囲外で実施される一方的な介入が増えている中、米国とイスラエルによるイランへの介入もこれに位置づけなければいけない</strong>、とも強調し、米・イスラエルの軍事行動から距離を置く姿勢を改めて示した。<br /><a href="https://www.asahi.com/articles/ASV3C73G0V3CUHBI001M.html" target="_blank">https://www.asahi.com/articles/ASV3C73G0V3CUHBI001M.html</a><br />（参考３）フォン・デア・ライエンEU委員長発言とイランの反応<br />フォン・デア・ライエン委員長は3月9日のX（オンライン掲示板）への投稿で、<strong>「イラン国民は自由、尊厳、そして自らの未来を決定する権利を持つに値する。たとえそれが戦争中および戦後において危険と不安定に満ちたものとなることを承知していたとしてもだ</strong>。我々は今、予期せぬ結果をもたらす地域紛争を目の当たりにしている。キプロスにある英国軍基地が標的となった。私はキプロスへの全面的な連帯を改めて表明したい」と述べた。これに対して、イラン外務省バカイ報道官は自身のXアカウントへの投稿で、フォン・デア・ライエン委員長の発言に対し、「偽善はやめてほしい。あなたは歴史の誤った側に立つことでキャリアを築いてきた。<strong>占領、ジェノサイド、残虐行為を容認し、今度はイラン人に対する米国とイスラエルの侵略犯罪と戦争犯罪を隠蔽しよう</strong>としている。ミナブ市で165人以上の罪のないイランの幼い天使たちが虐殺された時、あなたはどこにいたのか。病院、史跡、石油施設、外交警察本部、消防署、住宅街が残虐に標的にされた時、<strong>なぜ何も言わないのか</strong>」イラン報道官は欧州当局者に問い詰めた。「無法行為と残虐行為を前に沈黙することは、共犯に他ならない。あなたの投稿への反応で、<strong>人々があなたの『犯罪者の隠蔽』についてどう思っているか</strong>、よく見てほしい」と投稿<br /><a href="https://www.tasnimnews.ir/en/news/2026/03/10/3537054/iran-condemns-von-der-leyen-s-hypocritical-comments-amid-us-israeli-aggression" target="_blank">https://www.tasnimnews.ir/en/news/2026/03/10/3537054/iran-condemns-von-der-leyen-s-hypocritical-comments-amid-us-israeli-aggression<br /></a><br />（参考４）2019年の米国主導のホルムズ海峡護衛のための有志連合形成の例<br />2019年5月12日にフジャイラ沖で4隻のタンカー等が爆発損傷し、続いて安倍総理のイランの最高指導者ハメネイ師との会談当日6月13日早朝に、ホルムズ海峡付近で日本船舶を含むタンカー2隻が爆発損傷した。米国は、これらの爆発損傷行為の主体はイランであるとみなし、一方、イラン側は完全否定してきた。<strong>米国は、ホルムズ海峡等の航行の自由と安全を確保するためとして、海峡を航行する船舶護衛のための「有志連合」構想への参加を日本を含む各国に呼びかけ、「国際海上保安機構」（仮称）と称する組織を立ち上げた</strong>。こうした中同年9月14日、サウジのアラムコ石油施設が何者かによる飛翔体による攻撃をうけ炎上し、その生産能力の約半分を失ったという報道が世界を駆け巡り、国際石油市場に激震が走った。米、サウジはイランに攻撃の責任があると非難したが、当時はイエメンのフーシ派が犯行声明を発出する一方、イラン、イラク方面からの飛翔体攻撃をうけたとの見方も有力で、現在まで攻撃を行った当事者は、特定されていない。<strong>2019年11月7日、アラビア半島周辺海域では、米国のイニシアティブで、船舶の安全航行を守るための「有志連合」とよばれる国際海事安全機構International Maritime Security Construct (IMSC)が正式に立ち上がった</strong>。有志連合には、<strong>米、英、豪、バーレーン、サウジ、UAE、韓国、アルバニアが参加</strong>した。一方、当時のローハニ・イラン大統領は、2019年9月25日「ホルムズ平和の努力」（HOPE）を提案し、<strong>ペルシャ湾の安全航行は、域内の周辺国が中心になって取り組むべきであるとの構想</strong>を発表した。当時、仏は欧州主導の有志連合構想を模索したが、実行には移されなかった。<strong><ins>日本は、周辺海域に調査研究目的の海上自衛隊艦艇を派遣することを決定</ins></strong>した。<strong>中国は、終始慎重姿勢を貫き</strong>、インドは独自に艦艇を派遣するとした。イスラエルは参加しなかった。<br /><br />（コメント）米国・イスラエルのイラン攻撃とイランによる湾岸諸国を巻き込む反撃ならびにホルムズ海峡の事実上の封鎖を受けて、国際世論は、この戦争の人道上ならびに国際エネルギー市場への甚大なる悪影響を懸念する観点から、<strong>早期に停戦を実現してほしいとする立場</strong>と、米・イスラエルのイラン攻撃は棚上げにして、ホルムズ海峡の通航に悪影響を及ぼし、<strong>湾岸アラブ諸国に攻撃を加えるイランを非難する立場</strong>に大きく分かれている。西側指導者の反応も分かれている。今回の米・イスラエルによるイラン攻撃を明確な国際法違反と指摘したスペインのサンチェス首相発言だけでなく、トランプ大統領に極めて近いと言われてきた<strong>メローニ・イタリア首相は3月11日、イタリア上院で演説し、米国とイスラエルによるイラン攻撃について、「国際法の範囲外」の介入</strong>であり、イタリアとして軍事行動に参加することはないと明言した。一方、フォン・デア・ライエン委員長は3月9日のX（オンライン掲示板）への投稿で、「イラン国民は自由、尊厳、そして自らの未来を決定する権利を持つに値する」と述べ、<strong>暗に米・イスラエルのイラン攻撃を擁護し、イラン国民が体制転換の行動に出ることを支持</strong>した。こうした中、米軍のイランの石油輸送の9割を担うカーグ島への攻撃に対し、<strong>イランもUAEなどの米国関連施設を攻撃し、ペルシャ湾をはさむ戦闘はますます激しさ</strong>を増している。<br />　トランプ大統領は、ホルムズ海峡の安全航行を守るため、<strong>新たな有志連合がまもなく形成される</strong>と述べた後、<strong>ホルムズ海峡の恩恵を受けている国々が、そこで悪いことが起きないよう確保する手助けをするのは当然のことだと主張し、もし（積極的）反応がないか、否定的な反応をすれば、北大西洋条約機構（NATO）の将来は非常に悪いことになる</strong>だろう、と脅した。新たな有志連合に、どの国が参加するかは明らかになっていないものの、有志連合結成が現実となる場合には、米国のほか、イランの攻撃を受けている湾岸諸国の幾つか、具体的には、<strong>現実に大きな被害をうけているUAE、バーレーン、サウジなどが参加する</strong>とみられる。トランプ大統領としては、<strong>有志連合の正当性を高めるために、できる限り多くの国の参加を求めている</strong>とみられ、中でも、<strong>英国など欧州主要国</strong>ならびに中国など石油・LNGの大半をこの地域からの輸入に頼っている<strong>北東アジアの国々の参加を強く求めてくる</strong>とみられる。トランプ大統領は、<strong>中国には、月末のトランプ訪中の前にも、行動をとるよう求めてきており、場合によっては、訪中延期もあり得ると警告</strong>を発した。こうした中、日本の高市総理がまもなく訪米する。2019年には、<strong>調査研究目的で、海上自衛隊派遣というぎりぎりのラインで対応</strong>したが、今回は、どのような対応で、<strong>日本の法律上の制約とトランプ大統領との良好な関係の維持のバランスをとるのか、非常に難しい決断</strong>を迫られている。<br /><a name="more"></a>

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<title>40年前のイラン最大の石油輸出基地カーグ島攻撃の妄想を実行に移したトランプ大統領&lt;br /&gt;</title>
<description>トランプ米大統領は3月13日、米軍がイラン最大‌の石油輸出基地カーグ（ハルグ）島の軍事施設を攻撃し「完全に破壊した」と明らかにした。ホルムズ海峡での船舶航行妨害が続けば、石油施設も攻撃対象にする方針を示した。これに対し⁠イラン軍は14日、石油施設が攻撃されれば米国と協力する企業の関連施設を標的にすると警告した。WTI原油価格は、再びバレル100ドル近くまで上昇している。１．イランの石油産業の中枢カーグ島とはイランの著名な作家ジャラル・アル＝アフマドはこの島に立ち、人里離れた海..</description>
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<dc:creator>八木</dc:creator>
<dc:date>2026-03-14T15:01:33+09:00</dc:date>
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トランプ米大統領は3月13日、<strong>米軍がイラン最大‌の石油輸出基地カーグ（ハルグ）島の軍事施設を攻撃し「完全に破壊した」</strong>と明らかにした。<strong>ホルムズ海峡での船舶航行妨害が続けば、石油施設も攻撃対象にする方針</strong>を示した。これに対し⁠イラン軍は14日、<strong>石油施設が攻撃されれば米国と協力する企業の関連施設を標的にすると警告</strong>した。WTI原油価格は、再びバレル100ドル近くまで上昇している。<br /><br />１．イランの石油産業の中枢カーグ島とは<br />イランの著名な作家ジャラル・アル＝アフマドはこの島に立ち、人里離れた海岸を眺めながら、この地を<strong>「ペルシャ湾の孤児の真珠」</strong>と名付け、今日、ブーシェル州にある面積22平方キロメートル（8.5平方マイル）のこのサンゴ礁の島は、<strong>イラン国民の間で「禁断の島」</strong>として広く知られ、シャー時代には、<strong>島流しの刑務所として見捨てられていた</strong>が、今や、イラン経済にとっての<strong>揺るぎない石油積出しの中枢基地</strong>となっている。ブーシェル港から北西55km（34マイル）、イラン本土から15海里（約28km）に位置するカーグ島は、<strong>イランの石油輸出総量の90%を処理</strong>し、<strong>年間約9億5000万バレルを取り扱っている</strong>。長さわずか8km（5マイル）、幅4～5km（2.5～3マイル）の島だが、周囲の深い海域が地理的に有利な条件となっている。この<strong>水深のおかげで、巨大なスーパータンカーも安全に接岸</strong>し、主にアジア市場向けの原油を積み込むことができる。中でも<strong>中国は最大の輸入国</strong>である。イラン石油省によると、同島の施設は石油産業にとって極めて重要な中枢機能を果たしている。この<strong>ターミナルは、アブザール、フォルザン、ドルードという3つの主要な沖合油田から原油を受け入れ</strong>、<strong>複雑な海底パイプライン網を経由して陸上の処理施設に輸送した後、貯蔵または世界市場へ出荷</strong>される。長年にわたる国際制裁によって生産が断続的に阻害されてきたにもかかわらず、イランは島のインフラを積極的に拡張してきた。2025年5月、S&Pグローバル・コモディティ・インサイトは、テヘランがそれぞれ100万バレルを貯蔵できるタンク25号と26号を改修し、<strong>ターミナルの貯蔵容量を200万バレル増加</strong>させたと報告した。歴史的に見ると、継続的にアップグレードされてきたこれらのターミナルの積載能力は、<strong>驚異的な最大700万バレル/日</strong>に達しているが、現在のイランの輸出量は国内市場向けの生産量に加え、<strong>約160万バレル/日</strong>となっている。<br /><br />２．トランプ大統領のカーグ島攻撃発言<br />3月13日、トランプ大統領はイランのカーグ島に対し、<strong>重要な石油インフラを攻撃せずに強力な空爆を実施したと発表</strong>し、ホルムズ海峡の船舶航行を妨害しないようイランに強く求めた。トランプ大統領は声明で、今回の攻撃を「<strong>中東史上最も強力な爆撃の一つ</strong>」と呼び、イランで最も重要な石油施設がある全長約8キロの島では、軍事施設のみが標的となったと述べた。トランプ大統領はソーシャルメディアで、「<strong>私はカーグ島の石油インフラを破壊しないことを選択した</strong>」と述べた。「しかし、イラン、あるいは他の誰かが、ホルムズ海峡における船舶の自由かつ安全な航行を妨害するような行為を行った場合、<strong>私は直ちにこの決定を再検討する</strong>」と付け加えた。<br /><a href="https://www.politico.com/news/2026/03/13/us-kharg-island-trump-iran-hormuz-00829134?cid=apn" target="_blank">https://www.politico.com/news/2026/03/13/us-kharg-island-trump-iran-hormuz-00829134?cid=apn</a><br /><br />３．イラン側反応（準国営通信社ファルス通信による情報をもとに、アルジャジーラが報道）<br />ファルス通信は<strong>カーグ島への攻撃を確認した</strong>と報じている。攻撃対象となったのは、<strong>陸軍防衛施設、海上基地、ヘリコプター管制塔、そしてヘリコプター空母</strong>としている。陸軍司令部からの反応があり、カーグ島の石油施設が攻撃された場合、<strong>イランは地域内のアメリカと何らかの形で関係する石油施設や設備に対して報復攻撃を行う</strong>と述べている。これは強力な声明であり、ここ数日間、イランはサウジアラビアやカタールなどで散発的な攻撃を行い、これらの施設の一部に対して攻撃を行ってきたが、すべてを混乱させたり、これらの国の石油産業を壊滅させたりするほどの規模ではなかった。<strong><ins>今やイランは、これらの施設や湾岸諸国のその他の施設に対する大規模な攻撃を示唆</ins></strong>しており、実行されれば<strong>地域全体、ひいては世界の石油・ガス産業全体にとって壊滅的な事態</strong>となる。イランは、これを切り札として温存しているようで、彼らはこれまで自制を保ってきたが、アメリカが示唆し脅迫しているように、イランの石油施設が攻撃された場合、<strong>その自制は終了する可能性を示唆</strong>している。<br /><a href="https://www.aljazeera.com/news/liveblog/2026/3/14/iran-war-live-pentagon-vows-to-ramp-up-us-military-campaign-against-iran" target="_blank">https://www.aljazeera.com/news/liveblog/2026/3/14/iran-war-live-pentagon-vows-to-ramp-up-us-military-campaign-against-iran</a><br /><br />（コメント）トランプ氏は、イラン・イラク戦争当時の40年前からイランの石油輸出拠点であるカーグ島を占領することで、湾岸地域における米軍の影響力を誇示し、イラン・イスラム共和国に制圧を与えることを夢見ていた。カーグ島占領構想は、既に40年前にトランプ氏の脳裏に浮かんだものであり、トランプ氏は、「イランには厳しく対処するつもりだ。彼らは我々を心理的に打ち負かし、愚か者扱いしてきた。<strong>我々の兵士や船舶に一発でも銃弾が当たれば、カーグ島を徹底的に攻撃する。侵攻して占領するだろう</strong>」と、1<strong>988年にガーディアン紙に語っている</strong>。当時のインタビューは、イランが原油輸出量の約9割を担う同島の占領について、<strong>米国とイスラエルが協議していると複数のニュースサイトが最近報じた</strong>ことで、現在注目を集めている。イラン・イラク戦争の真っただ中の1980年代後半、米海軍はホルムズ海峡を通過する船舶を護衛し、イランの石油施設や機雷を攻撃していた。即ち、<strong>40年前のカーグ島占領という亡霊が今蘇ってきた</strong>といえる。トランプ大統領は、13日の攻撃を、中東紛争の歴史の中でも、最も強力な爆撃を実行したとしつつ、石油関連施設への直接の攻撃は控えたと述べた。一方で、ホルムズ海峡における船舶の自由かつ安全な航行を妨害するような行為を行った場合、私は直ちにこの決定を再検討すると述べ、<strong>石油関連施設への攻撃が排除されているわけではないと警告</strong>を発している。仮に、石油輸送の9割を担うカーグ島の石油施設が破壊されれば、<strong>イランの経済的生命線が断たれることを意味</strong>し、そうなれば、イラン指導部、すくなくとも<strong>革命防衛隊やバシジは降伏するのではなく、可能な限りの湾岸産油国の石油施設の破壊を試み、湾岸産油国を巻き込んだ自滅の途を選択するのではないか</strong>と悪夢がよぎる。イランの革命政権体制に不満を抱きながらも、<strong>歴代の米政権は直接的体制転換を控えてきた</strong>。自制が効かなくなったトランプ政権は、世界最大の軍事力をイラン攻撃に投入すれば、<strong>革命政権体制は最終的には崩壊する</strong>であろうが、<strong>その代償として、本来死ななくてもよかった市民のおびただしい犠牲と、未だ経験のないエネルギー価格の高騰に世界中が苦しむことになる</strong>。<br /><a href="https://www.middleeasteye.net/news/trump-reportedly-wants-seize-irans-kharg-island-he-floated-idea-40-yearshttp://" target="_blank">https://www.middleeasteye.net/news/trump-reportedly-wants-seize-irans-kharg-island-he-floated-idea-40-years</a><br /><a name="more"></a>

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<title>イランによるホルムズ海峡の事実上の封鎖と石油戦略備蓄の緊急放出&lt;br /&gt;</title>
<description>3月11日、イラン革命防衛隊（IRGC）は、米イスラエルによる対イラン戦争の中、ホルムズ海峡の主要水路であるホルムズ海峡の閉鎖が世界のエネルギー市場を混乱させ続けていることを受け、ホルムズ海峡を石油の「1リットルたりとも」通過させないと発表した。IRGC本部ハタム・アル・アンビヤの報道官は、米国、イスラエル、あるいはその同盟国と関係のある船舶は「正当な標的」とみなす。あなたがたは、原油価格を人為的に引き下げることはできない。1バレル200ドル程度を予想しなさい、と報道官は声明..</description>
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<dc:date>2026-03-12T15:39:57+09:00</dc:date>
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3月11日、イラン革命防衛隊（IRGC）は、米イスラエルによる対イラン戦争の中、ホルムズ海峡の主要水路であるホルムズ海峡の閉鎖が世界のエネルギー市場を混乱させ続けていることを受け、<strong>ホルムズ海峡を石油の「1リットルたりとも」通過させない</strong>と発表した。<br />IRGC本部ハタム・アル・アンビヤの報道官は、<strong>米国、イスラエル、あるいはその同盟国と関係のある船舶は「正当な標的」とみなす</strong>。あなたがたは、原油価格を人為的に引き下げることはできない。<strong>1バレル200ドル程度を予想しなさい</strong>、と報道官は声明で述べた。WTI原油価格は、8日、一時バレル119ドルに急騰し、その後、戦争終結が近いとのトランプ発言をうけて、80ドル台に急落したが、<strong>11日にホルムズ海峡周辺でタンカーを含む3隻の船舶がイラン側の攻撃をうけ,さらにイラク領海で2隻のタンカーが被害をうけたことをうけて、90ドル台に上昇</strong>している。<br /><br />１．	日本の原油戦略備蓄放出声明（3月11日）<br />高市早苗首相は、原油輸入が大幅に減少する見通しとなったことから、国際エネルギー機関（IEA）の下で協調放出の決定を待たず、<strong>16日にも日本単独で備蓄を放出することを決定</strong>したと明らかにした。まず<strong>民間備蓄15日分と、3月下旬以降から国家備蓄1カ月分を放出</strong>し、一刻も早く国内の精製事業者にも届ける方針。これは<strong>約8000万バレルに相当</strong>し、22年にロシアのウクライナ侵攻に伴う価格高騰を受けて放出した合計2回の2250万バレルを大きく上回る。産油国との共同備蓄も迅速に活用する考えを示した。また中東情勢を背景に<strong>ガソリン価格が1リットルあたり200円を超える可能性も否めない</strong>と説明。緊急的な激変緩和措置を講じ、小売価格を全国平均で170円程度に抑制する考えも示した。経済産業省によれば、<strong>170円を超える部分について全額補助</strong>し、19日出荷分から支給する方針。現在の制度の残額約2800億円を活用するとのこと<br /><a href="https://www.bloomberg.com/jp/news/articles/2026-03-11/TBQDJKKJH6V400" target="_blank">https://www.bloomberg.com/jp/news/articles/2026-03-11/TBQDJKKJH6V400</a><br />２．	IEAの戦略備蓄放出合意に関する声明（3月11日）<br /><strong>国際エネルギー機関（IEA）加盟32カ国は3月11日、中東紛争に起因する石油市場の混乱に対処するため、緊急備蓄から4億バレルの石油を市場に供給することに全会一致で合意</strong>しました。<br />IEA加盟国は12億バレルを超える緊急備蓄を保有しており、さらに6億バレルの産業備蓄が政府の義務として保有されています。今回の<strong>協調備蓄放出は、1974年に設立されたIEAの歴史上、6回目</strong>となります。これまでの共同行動は、<strong>1991年、2005年、2011年、そして2022年に2回実施</strong>されています。<br />2026年2月28日に始まった中東紛争により、ホルムズ海峡を通る石油の流れが阻害され、<strong>原油および石油精製製品の輸出量は現在、紛争前の10%未満</strong>となっています。このため、地域全体の事業者は、生産の停止または大幅な削減を余儀なくされています。<br />2025年には、<strong>ホルムズ海峡を平均日量2,000万バレルの原油および石油製品が通過</strong>しました。これは世界の海上石油貿易量の約25%に相当します。<br /><a href="https://www.iea.org/news/iea-member-countries-to-carry-out-largest-ever-oil-stock-release-amid-market-disruptions-from-middle-east-conflict" target="_blank">https://www.iea.org/news/iea-member-countries-to-carry-out-largest-ever-oil-stock-release-amid-market-disruptions-from-middle-east-conflict</a><br /><br />３．クリス・ライト米国エネルギー長官による戦略備蓄放出声明（3月11日）<br />3月11日、IEA加盟32カ国は、トランプ大統領の要請に全会一致で同意し、各国の備蓄から4億バレルの石油および石油精製品を協調放出することでエネルギー価格を引き下げることにしました。この取り組みの一環として、<strong>トランプ大統領はエネルギー省に対し、来週から戦略石油備蓄から1億7,200万バレルを放出することを承認</strong>しました。計画放出量に基づくと、<strong>放出には約120日</strong>かかります。トランプ大統領は、戦略石油備蓄を責任を持って管理することで<strong>アメリカのエネルギー安全保障を守ると約束</strong>しており、今回の措置はその約束へのコミットメントを示すものです。アメリカの石油備蓄を枯渇させ、損なわせた前政権とは異なり、<strong>アメリカは今後1年以内に、これらの戦略備蓄を約2億バレル</strong>（放出する量より20%多い）以上補充する準備を整えました。しかも、納税者の負担は発生しません。<br /><strong>47年間、イランとそのテロ支援勢力はアメリカ国民の殺害に執着</strong>してきました。彼らはアメリカとその同盟国のエネルギー安全保障を操作し、脅かしてきました。<strong>トランプ大統領の下で、そのような時代は終わりを迎えようとしています</strong>。安心してください。アメリカのエネルギー安全保障はこれまで以上に強固です。<br /><a href="https://www.energy.gov/articles/united-states-release-172-million-barrels-oil-strategic-petroleum-reserve" target="_blank">https://www.energy.gov/articles/united-states-release-172-million-barrels-oil-strategic-petroleum-reserve</a><br /><br />４．イラク領海でのタンカー被害<br />3月12日にかけて、<strong>バスラ近郊のイラク領海内で、2隻のタンカーが被害をうけた</strong>。<strong>うち1隻は、バスラ・ガス社が生産したガスコンデンセートを積んでいた</strong>。2隻目のタンカーは攻撃当時空だったとされる。バスラ・ガス社の株式はイラクが51%、<strong>残りの49%は石油大手シェルと日本の複合企業三菱商事が保有</strong>している。同タンカーは、マーシャル諸島船籍のタンカー「セーフシー・ヴィシュヌ」とマルタ船籍のタンカー「ゼフィロス」で、<strong>この事件で1人が死亡、数人が負傷し</strong>たとみられる。<br /><a href="https://shafaq.com/en/Economy/Tanker-hit-near-Basra-carried-gas-condensate-says-expert" target="_blank">https://shafaq.com/en/Economy/Tanker-hit-near-Basra-carried-gas-condensate-says-expert</a><br /><br /><br />（コメント）ホルムズ海峡の事実上の封鎖で、<strong>原油市場の最大の関心事は中東からの供給停止がどの程度続くのか、主要輸入国がどのように反応するか</strong>に焦点があたっている。<strong>IEA加盟32カ国は、史上最大規模の4億バレルの石油の緊急備蓄放出で合意</strong>した。日本は、<strong>高市首相が8000万バレルに相当する量を放出すると表明</strong>した。米国エネルギー省長官は、来週から<strong>1億7,200万バレルを放出することを大統領が承認</strong>したと発表した。<br />ホルムズ海峡は<strong>原油と石油製品が日量約2000万バレル通過</strong>しているが、<strong>船主や保険会社は大規模な紛争が進行する中で船舶が被害を受けるリスクを取りたがらないため実質的に封鎖された状態</strong>にある。海事安全保障・リスク管理会社によると、<strong>3月11日にホルムズ海峡で3隻の船舶が飛翔体による攻撃</strong>を受けた。これには、オマーンの北約11海里（約18キロ）の海域で攻撃を受けたタイ船籍の貨物船も含まれている。海上交通へのリスクにもかかわらず、トランプ米大統領は、船舶に対しホルムズ海峡の通航を継続するよう促した。そして、機雷敷設を行うイランの艦艇複数を沈めたとしている。一方、<strong>イラン側は、米国、イスラエル、あるいはその同盟国と関係のある船舶は「正当な標的」とみなすこと、原油価格は、バレル200ドルに跳ね上がるだろうと警告</strong>を発している。IEAによる石油の戦略的備蓄の<strong>緊急放出決定4億バレルは、ウクライナ危機の総量1億8千万バレルを上回る</strong>ものであり、<strong>原油価格の低下を促すことは間違いない</strong>ものの、ホルムズ海峡は、LNGタンカーも通航しており、ホルムズ海峡通過船舶を標的とすることは、<strong>軍事力では圧倒的に不利な非対称戦争を強いられているイランにとって国際社会に停戦の必要性をアピールする最も効果的かつ限られた手段</strong>であり、ホルムズ海峡での<strong>イラン側の作戦は当面、鎮静化するとはみられない</strong>。そのため、中東産の原油に依存する<strong>日本を含むアジア諸国が最も大きな打撃をうける可能性</strong>がある。<br /><a name="more"></a>

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