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拡大BRICSの世界経済に与えるインパクト[2023年08月26日(Sat)]
2024年1月に発足する拡大BRICS11か国の各種指標と世界シェアは次のとおり。
GDP、人口、商品輸出では、現BRICS5か国と比べて伸びは少ないが、石油関連では大きく伸びる。すなわち、石油輸出国と消費国を結びつける枠組みが誕生するというのが拡大BRICSの最大の特徴である。
@総人口は36億人(世界人口の46%)で G7の人口の4倍以上。追加6か国のうち、1億人を超えるのは、エチオピア (1 億 2,650 万人) とエジプト (1 億 1,270 万人)。(World Population Review公表数字)
A面積は4,850万平方キロメートルで36%をカバーし、G7の2倍。(tass 報道)
B2023年のGDP予測では合計がわずかに増加して30.8兆ドルとなり、世界シェアの29.3%となる見込み(現5か国のGDPは27 兆 6000 億ドルで世界全体の 26.3% に相当)。一方、購買力平価(PPP)で見たGDPは 65兆ドルで世界シェア37.3%、G7は29.9%(IMF23年予想。購買力平価GDPはtass 報道)
C石油埋蔵量は世界の44.35%。 G7諸国(米国、英国、ドイツ、イタリア、カナダ、フランス、日本)3.9%(tass 報道)
D石油生産に占める BRICS の世界シェアは 拡大後20.4% から 43.1% に増加(Energy Institute Statistical Review of World Energy統計)
E穀物について、2021年の統計で小麦総収穫量は世界全体の49%(G7諸国では19.1%)。米収穫量は55%(G7諸国は2.6%)(tass 報道)
Fアルミニウム生産量79%(G7:1.3%)とパラジウム生産量77%(G7:6.9%)ハイテク用重要金属の世界生産シェアの点でも有利になるとみられる。(tass 報道)
G世界の鉱工業生産総額の38.3%を占める(G7は30.5%)。但し、輸出シェアの点ではG7が依然として有利であり、その輸出シェアは28.8%。(拡大BRICSは23.4%)(tass 報道)
H商品輸出に占める世界シェアは 20.2% から 25.1% に増加(WTO統計)。
https://www.visualcapitalist.com/visualizing-the-brics-expansion-in-4-charts/
https://tass.com/economy/1664817/amp

Posted by 八木 at 13:20 | 情報共有 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

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