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イラクの大統領、首相選出に向けての主導権を巡る争い(鍵を握るティシュリーン・ブロック)[2022年03月26日(Sat)]
本3月26日に予定されているイラク国民議会大統領選出のためのセッションが、総議席329の2/3(220)以上の議員の参加を得て、定足数に達するか否かが今後のイラク内政、とりわけ大統領、首相選出の方向を占う上で、最大の焦点となっている。シーア派サドル潮流、スンニー派主権者連合、KDPの多数派内閣を目指す3者連合は、「祖国救済」ブロックを形成し、独立系議員を取り込んで定足数を確保すべく取り組んできた。最低でも190名の基礎票があり、直近では、210名を確保したとの報道もある。一方、定足数達成をブロックしようとするシーア派調整枠組みとPUKは、小ブロックや独立系を取り込んで、ボイコット予定議員130名を確保したとも伝えられている(110以上の議員が欠席すれば定足数に達しない)。すなわち、20〜30の議員の取り込みで死闘が繰り広げられている。この鍵を握るのが、2019年秋の抗議デモで頭角を現したテシュリーン・ブロックを構成するエムティダード9議席、イシュラカート・カーヌーン10議席、アルジール・アルジャジード(新世代)9議席、アルクトラ・シャアビーヤ(人民ブロック)5議席の30余の議員の動向である。どちらの陣営がとりあえず勝利するかは、明日(3月27日)になれば判明する。
「祖国救済」ブロックが勝利すれば、大統領がKDP出身のレーベル・アハマド(現クルド自治政府内相)、首相がムクタダー・サドル師の親戚で、大アヤトラでサッダーム・フセインに1980年に処刑されたムハンマド・バーキル・サドル師の息子のジャーファル・サドル(現イラク駐英大使)となる見通しである。カーディミ現首相は、二期目も首相を務める有力候補であったが、シーア派調整枠組みを構成する民兵組織からの強い反対があり、シーア派各組織の懐柔を図る意味合いもあり、レバノン出身のシーア派12イマーム派の本流の血を受け継ぐジャーファルに白羽の矢がたった。
https://www.middleeasteye.net/news/iraq-tishreen-sadr-maliki-court-independents-kingmakers-become
https://shafaq.com/en/Iraq-News/Homeland-Rescue-210-MPs-will-attend-Saturday-s-session-so-far
https://shafaq.com/en/Iraq-News/New-initiative-by-CF-to-reach-a-Solution-before-tomorrow-s-session

Posted by 八木 at 14:52 | 情報共有 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

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