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スイスで「ブルカ禁止」国民投票案が僅差で可決 [2021年03月08日(Mon)]
3月7日、スイスで実施された国民投票で、公共の場で顔を覆い隠す服装を禁止する案が賛成51.2%、反対48.8%の僅差で可決された。表面上は、ムスリム女性の衣装を特定していないものの、禁止対象にはムスリム女性が顔全体を覆うブルカや顔を覆い目だけを出すニカーブなどが含まれる。

有権者のうち、1,426,992人が禁止に賛成し、1,359,621人が反対するという僅差の投票結果であった。スイス政府は、案に反対するとの立場を表明していた。

イスラム教中央委員会は、今日の決定は古傷に触れ、法的不平等の原則をさらに拡大し、少数派のイスラム教徒を排除するという明確なシグナルを送るものだ」と、声明で述べた。

この案は右派のスイス国民党(SVP)が提案したもので、同党は「過激主義を止めろ」と主張するスローガンを含むポスターを掲げていたが、イスラム教徒と過激主義を結びつけていたのは明らかであった。
https://ichef.bbci.co.uk/news/800/cpsprodpb/1546C/production/_117484178_066080821.jpg
この案は、レストラン、スポーツスタジアム、公共交通機関、または通りを歩く際など公共の場所で顔を覆うことを禁止することを規定している。一方、宗教的な場所や、COVID-19から保護するために人々が現在着用しているフェイスマスクや、伝統的なカーニバルのお祝いなど、セキュリティや健康上の理由から、例外が予想されている。当局は実施細目の法律を作成するまで2年の猶予がある。

ルツェルン大学の推定によると、スイスでは実際にブルカ(顔も覆う全身ベール)を着用している人はおらず、ニカーブを着用しているのは約30人の女性だけであるとのこと。 ムスリムは、860万人のスイスの人口の5%を占めており、そのほとんどはトルコ、ボスニア、ヘルツェゴビナ、コソボにルーツがある。

仏は2011年にフルフェイスのベールの着用を禁止し、デンマーク、オーストリア、オランダ、ブルガリアではフェイスカバーの着用を全面的または部分的に禁止している。
https://www.aljazeera.com/news/2021/3/7/swiss-look-set-to-approve-ban-on-facial-coverings
(参考)BBCは、ムスリム女性が着用する様々なべールは、@ブルカ(体や顔を完全に覆うタイプ。目元はメッシュカバーで覆われている)、Aニカーブ(顔を覆うタイプ。目元は見える)、Bヒジャーブ(頭と首を覆うスカーフ)、Cヒマール(髪の毛、首、肩を覆うケープ型のもの)、Dアル・アミラ(ツーピースのヘッドスカーフ)、Eシャイラ(頭に巻く長いスカーフ)、Fチャドル(全身を覆うマント型のもの)を紹介している。日本語版記事の図を参照
https://www.bbc.com/japanese/56316923

Posted by 八木 at 15:36 | 情報共有 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

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