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ペルシャの新年の到来を告げるノウルーズ[2020年03月21日(Sat)]
3月21日、イラン人は、春の始まりを告げ、ペルシャの新年の始まりを告げる休日であるノウルーズを祝っている。ペルシャ起源の祭りであったノウルーズは、イラン以外にもクルド人やタジキスタン、ウズベキスタン、トルクメニスタン、キルギスタン、カザフスタン、アゼルバイジャン、アルメニア、トルコなど、いくつかの国で何億人もが春の到来を祝っている。ノウルーズとは「新しい日」という意味のペルシア語である。通常、この日は3月20日であるが、うるう年では3月21日と一致する。エジプトなどでもシャーム・ナシーム(春の香りを嗅ぐ日)といったり、シリアでは「母の日」とされたりしており、日本でも春分の日、春のお彼岸にあたる。すなわち、昼と夜の時間が均衡する日であり、イランでは、この日を新年の始まりとする独自の太陽暦を西暦、イスラム暦と並行して活用している。

ペルシャの新年は例年、イランでは家族が2週間の休暇を利用して、一緒に家を訪問したり、屋外の楽しいイベントに参加する。人々はまた、新年の到来を互いに祝福するために贈り物を交換する。特別な儀式の1つは、Haft Sinとして知られるテーブルセッティングで、家族がテーブルの周りに集まり、春分の正確な瞬間を待ちながら祈る。これらの象徴的なアイテムは、一年を通して家族の健康、繁栄、長寿、生殖、幸福を表しているとのこと。

連日、コロナウイルス感染拡大が報告されるイランであるが、イランの人々がこの災禍を克服し、来年のノウルーズが本当に幸せな春の到来になることを願わずにはいられない。

https://www.presstv.com/Detail/2020/03/20/621242/Persian-New-Year

Posted by 八木 at 11:55 | 情報共有 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

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