• もっと見る
イスラム世界との結びつきを通じて、多様性を許容する社会の構築についてともに考えるサイトです。

« サウジ他への武器供給を阻止する米国、英国内の動き | Main | トランプ大統領はなぜイラン攻撃を思いとどまったのか »

検索
検索語句
<< 2024年03月 >>
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
最新記事
最新コメント
タグクラウド
カテゴリアーカイブ
月別アーカイブ
プロフィール

中東イスラム世界社会統合研究会さんの画像
日別アーカイブ
https://blog.canpan.info/meis/index1_0.rdf
https://blog.canpan.info/meis/index2_0.xml
イラン報復攻撃を直前で思い直したトランプ大統領[2019年06月21日(Fri)]
現地時間6月20日未明に発生したイランのKhordad-3地対空ミサイルシステムによる米海軍ドローン・ステルス偵察機の撃墜(米側説明、イラン側説明は下記のとおり)に対して、トランプ大統領が、一旦イラン報復攻撃を命じ、その後、命令を撤回したとみられることがニューヨークタイムズの報道等で明らかになった。当初「イランは大変大きな過ちを犯してしまった」とつぶやいたトランプ大統領は20日、イランがホルムズ海峡上空で無人偵察機を撃墜したことに対する報復攻撃を命じたが、実施予定のわずか数時間前に作戦を中止した、と米当局関係者が匿名で証言している。トランプ大統領がなぜ作戦をやめさせたのか、作戦に如何なる対象が含まれていたのかは、明らかになっていない。米国防総省には6か月間正式に就任した国防長官は不在であり、仮に攻撃を実施しても、そのあとの展開も落としどころもまったく読めない中、大統領が危険な冒険を思いとどまったことについては、世界の多くの人々が安堵したと思われる。
(イランによるドローン撃墜の映像)https://www.presstv.com/Detail/2019/06/20/599007/US-drone-Khordad-3-air-defense-missile-IRGC

◆ドローン撃墜に関する米・イラン双方の主張
1.米中央軍:米中央司令部は、米海軍広域海上監視(BAMS-D)ISR航空機がグリニッジ標準時2019年6月19日午後11時35分にホルムズ海峡上空の国際空域で飛行中にイランの対空ミサイルシステムによって撃墜されたことを確認した。イランは、航空機がイラン領空上にあったと報告しているが、誤りである。これは、国際空域における米国の監視用機器へのいわれのない攻撃であった。
BAMS-Dは、RQ-4Aグローバルホーク高高度長期耐久性(UAS)無人航空機システム(UAS)であり、広大な海域および沿岸地域を対象にリアルタイムの情報を提供し、監視および偵察任務(ISR)にあたっている。
2.ザリーフ・イラン外相:現地時間2019年6月20日00:14、米国のステルス無人偵察機がアラブ首長国連邦から離陸し、イラン空域に侵入した。 Kouh-e Mobarakの近くの座標(25°59'43 "N 57°02'25" E)でイラン時間04:05、同機が標的となった。我々はそれが撃墜されたところの我々の領海内で米軍の無人機の破片を回収した。
(撃墜地点に関する双方の主張)https://www.washingtonpost.com/resizer/G4bil7ShSi_W1SR4SmQTxllIr9M=/1484x0/arc-anglerfish-washpost-prod-washpost.s3.amazonaws.com/public/LWYBNUUTW4I6TFLKRDBJDK24HA.jpg

Posted by 八木 at 15:10 | 情報共有 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

この記事のURL

https://blog.canpan.info/meis/archive/141

トラックバック

※トラックバックの受付は終了しました

 
コメントする
コメント