本日ご登壇いただくゲスト講師は
尊敬する若きITベンチャー経営者
深井雄一郎さんです。
深井さんがグループCOOを務めるパイプドHDの
子会社カレンの社外取締役を、私は拝命しています。
その取締役会での深井さんの識見や行動力に感服して
昨年からゲスト講師をお願いしているのです。

深井さんのビジネスキャリアは、
NTTファイナンスでベンチャーキャピタリストとして
活躍するところから始まりました。
初めて出資した会社が、3年後に公開するなど
独自の才覚を発揮していました。
ところが成功の中で、
会社が生み出す価値とキャピタルゲインとのギャップ
NTTグループの看板に頼ること
既に公開前ステージでの出資だったこと
などで違和感を覚えてしまいます。
そして入社3年目にシリコンバレーでの短期留学中、
2〜3時間睡眠で2年間猛勉強するMBA学生に出会って
米国ビジネス社会の現実を知ります。
そして米国のベンチャーキャピタリストを調べると
幅広い専門の修士とMBAを持ち、IT企業で活躍した
すごい人ばかり。
日本のVCは、自分はこれでいいのかと
違和感を覚えたそうです。
そこで一念発起。
案件発掘から売却までスタートアップ企業を
一気通貫で上場支援をすることに成功します。

深井さんの次のステージは、
ベンチャーキャピタルからベンチャー企業へ。
パイプドビッツ創業者の佐谷宣昭さんに出会って同社に入社。
深井さんの人生のテーマであるITベンチャー経営者の道を
歩み始めます。
パイプドビッツは、情報資産の銀行を目指しています。
もし銀行がなかったら、すべての家に金庫が必要になってしまうように、
情報資産の銀行がなかったら、すべての企業や団体に
サーバーやデータベースが必要になるのです。

同社の主力商品スパイラルを使えば、
インターネット上にあるクラウドのデータベースや基本ソフトを活用して、
今すぐその場で、お客様や取引先との緊密な関係を結ぶシステムを
構築することができるのです。
今や日本を代表する金融機関・メーカー・流通業など
3500もの企業・団体がスパイラルを活用しています。
深井さんは、現在はホールディングカンパニー、
パイプドHDのグループCOOとして、
かつてのベンチャーキャピタリストの経験も活かしつつ
グループ子会社の育成にも力を入れています。
深井さん、今日は学生たちに矢継ぎ早に鋭い質問を投げかける
エキサイティングな参加型講義をしていただき
ありがとうございました。
#パイプドHD
https://www.pipedohd.com/
#パイプドビッツ
https://www.pi-pe.co.jp/
座りながら話しているのに常に熱意を感じました。
VCの会社に勤めていた時の話が特に面白く、とても勉強になる話でなおかつ、話の上手さで、すごく聞き入ってしまいました!
私もVCやM&Aにとても興味があるので貴重なお話でした。ありがとうございます。
また、お話の節々に実際に動いた金額を挙げていただいたため、ビジネスというものがいかに大きな規模感を持っているのかということがイメージしやすかったです。
お忙しい中、ありがとうございました。
その中でも、特に代表取締役社長の方が起業するときに頭の中で「先輩がいないからその道に進む」と考えて自分のするビジネスのマーケットや方向を進めていたのが印象的でした。
そして、大学院時代に遊ぶように熱中していたIT分野を仕事にしたからこそ、続くし起業後も突き詰められることができたのかもしれない、と思いました。
自分も将来起業する際には、そのビジネスにするにはどんな障壁と強み、機会があるのかを自分の頭でマーケット分析などをしていく際に、潮流を俯瞰的に見る目とマクロで見る目をどちらも持ちたいと感じました。
現状の『Better』>いつかどこかにあるかもしれない『Best』
と言う消去法の話が心に残りました。
先日はありがとうございました!
聞いた話と実際にやってみたときの感じ方が違うというのはとても共感しました。
実際にやってフィードバックを得る事は大事だと思ったので、これから取り組みたいと思います。
ベンチャーについて学ぶことができました。ベンチャーという言葉を語源から学び、自分が思い描いていたベンチャーは全く浅いものだったと実感しました。色々な経験をなされているということを全員参加という形の授業で講義していただき、自分もたくさん学び、様々な経験を積みたいと思いました。
【感想】本日は、パイプドHDの深井雄一郎さんにお越しいただきました。深井さんは、大学を卒業後、全く畑違いのノンバンクへ就職され、ベンチャーキャピタリストとして活躍されました。私も、VCをやりたいも思い、リース会社を受けていたので、参考になる点がいくつもありました。これから自分も勉強を沢山します。
ベンチャーとは何なのか?語源から考えたり、自分の知らない世界、内容がたくさんありまだまだ学ぶべきことがたくさんあると感じました。