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2019年度「ベンチャービジネス論(前期)」は、毎週水曜日5時限(17:10〜18:50)に駿河台リバティタワー1133教室で実施
明大生の受講資格・他学や社会人の聴講条件については「こちら」をご参照のこと

2021年05月14日

【2021第5回】毎日新聞社 秋田支局長 佐藤岳幸さん

今日は、秋田とリバティ―タワーと受講生の家をzoomで結んだハイブリッド授業。レジュメもパワポも無しの双方向アドリブでの対話です。学生が気になった直近のニュースや、事前レポートに寄せられた質問に、佐藤さんが答えつつ、また逆質問もするという、まさに大学のあるべき授業でした。

佐藤岳幸さん.jpg

例えば、今話題の「余ったワクチンを首長や職員が打ったことを、メディアや識者が叩いている」問題について議論しました。マイケル・サンデル教授の授業のようですね。佐藤さんに問われた学生も、法的に問題が無いことなどを指摘して、ヒステリックなワイドショー敵マスメディアよりも冷静に考えていてほっとしました。

佐藤さんは、今春まで、医療プレミアの編集長だったので、コロナ対策やワクチンについても見識をお持ちでした。子宮頸がんワクチン以来続く、一部の日本人のワクチン嫌悪についても議論になりました。ワクチンを推奨する記事には、必ず反論が寄せられるそうです。佐藤さんは科学的資料に基づき信念を持ってワクチン接種を勧める発信を続けたそうですが、クレームに怯えて意見を控えるメディアもあると聴きました。

SNSはもちろん、マスメディアまでも、一部の声の大きなクレーマーによって歪められるケースもあることを、受講生は学ぶことができたでしょう。

佐藤さんには家族ぐるみのお付き合いも長く、毎年授業をお願いしているのですが、今日は、初めて聴いたことも多く、私も勉強になりました。

お忙しい中、ご登壇ありがとうございました。


▼佐藤岳幸さんのfacebook
https://www.facebook.com/takeyuki.sato.5

2021年05月07日

【2021第4回 ゲスト講師 徳本昌大さん】

記念すべき2021年の第1回ゲスト講師は、明治大学OBの徳本昌大さん。

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徳本さんをどのように紹介してよいかいつも迷います。ある時は書評ブロガー、ある時は上場企業の役員、またある時はコンサルタント...でも、私から見ると、夢を持つ若い人を勇気づけ、知恵を授ける人生の師という役割が一番しっくり来ます。

ですから、今年も、お忙しいところ、一番最初のゲスト講師になっていただこうと思ったのです。(今日も、授業の前後、クルマの中で、zoom会議だそうです。どうもありがとうございます)

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計画的偶発性理論。偶然を引き寄せるための5つのルール

 1)好奇心 2)持続性 3)楽観性 4)柔軟性 5)冒険心

を体現している元気なオトナである徳本さんに、ぜひ金曜日夜の授業に出席してくれる意識高い系の少数精鋭の学生が出会ってほしかったのです。

今年は、iU 情報経営イノベーション専門職大学の最初の授業で、シンクロニシティ(意味のある偶然)のお話をしたのですが、それを体現しているのが徳本さん。

あ!今もシンクロニシティがありました。iUの教員仲間、松村太郎さんの言葉が引用されていました。画像でも紹介しますね。

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5つのルール。「興味のフラグを立て、体験し、コミュニティで学ぶこと。そして、アウトプットし、それを継続すること」(松村太郎)

徳本さんとお会いするたびに、ご縁の不思議さを感じます。まさに「同じバスに乗る人を選べ」 目に見える一緒のバスには乗っていない=同じ会社、同じ事業には関わっていないのですが、目に見えない同じ道を伴走している感じがするのです。

徳本さんが応援しているのは、明大生とほぼ同年代が起業しているベンチャーの若者たち。その話に目を輝かせ、キーボードを叩いている、私の隣にいる、あるいは、zoomの向こう側いる受講生たちも、ぜひ夢に向かって突き進んでほしいのです。

▼徳本 昌大さん
https://tokumoto.jp/

2021年05月06日

【2021第3回】すぐやる→やり抜く→認められる技術(後編)

受講生のみなさん

前回に引き続いて、すぐやる→やり抜く→認められる技術(後編)のお話をいたしました。
レジュメはこちら

21明大VB03配布用.pdf

それでは今週寄せられたご質問にお答えいたします。

明大生からの質問210421.jpg


Q 人との交流にお金を使うべきか、自分のオタク的な趣味にお金を使うべきか、先生はなにかお金を使うときの基準は有りますでしょうか。

A 若い頃は自己投資中心、家族を持ったら子供の教育中心、晩年は社会貢献中心。


人との交流もオタク的な趣味も、自己投資ですね。自己投資を重ねて「選ばれる自分になる」ことで、様々な仕事に恵まれることでしょう。

また、家族を持つようになったら、子供のためにお金を使うようになります。子供のために、財産や会社を遺したいという人もいるでしょうが、「児孫のために美田を買わず(西郷隆盛)」の精神で、私は教育を遺すことにしました。

晩年は、ご恩返しで社会還元のためにお金を使うことになります。寄付をしたり会費を払ってNPOを応援することもありますが、ボランティアで様々なお手伝いをすることは、結果としてお金を使っているのと同じことですね。また、これらは人との交流、オタク的な趣味を兼ねている楽しいことでもあります。


Q買うのを躊躇う理由が値段なら買えと言う人がいますが先生はどうお考えですか?私の場合はPCなのですが値段がピンキリで、、、

Aものによりけりです。一生使える道具だったら迷わず良いものを買うのがお勧めです。


私は多くのオーナー経営者と同様に良い意味でケチ(必要なものを選んでで買う)であります。理由がないと、値段に納得をしないと買わないタイプです。


そんな私が、ぜいたくな買い物をするとしたら、一生使えるような道具です。例を挙げるとしたらギターでしょうか。

パソコンは、とても大切な道具ですが、日進月歩ですぐ陳腐化しますし、ギターのようにデザインや音色に多様性や味わいがあり、年を重ねるごとに価値が出るものではないので、使えればいいという感じです。(MacやHPで美しいものはありますが)良い性能のパソコンを使ってSNSで発信しない人より、使えればいいフツーのパソコンで毎日感動を発信する人の方が、情報リテラシーも高まり、縁運勘に恵まれ、得るものも大きいでしょう。

それを言うなら、むしろパソコンよりスマホの方が、カメラ性能に差があるので、大切だと思います。とは言え、2年ぐらいで古くなってしまいますが


Q 量的な変化ではなく、質的な変化を追求しろとおっしゃられていたと思うのですが、具体的な例などあれば教えてください。

A 厳密には、若い頃は量を求めつつ、年を重ねる毎に質を高めていくということです。


わかりやすい例なら、私は学生時代「映画を1年間100本」見ることを自分に課しました。

それはジャンルに関わらず、古今東西の名画と呼ばれるものを、選り好みせず、3本1000円の名画座に通いながら見て歩いたのです。(今なら、amazonプライムなどで楽勝ですが)

これが量を求める変化ですね。

「見たことある」「なんかいい」「面白かった」というレベルでも構いません。とにかく多種多彩なものをたくさん見ることが成長につながります。

そして、実は、サブスク時代になってから、私は再び、年100本ぐらい映画(アニメも含む)を見て楽しむようになりました。その中には学生時代に見たものもありますが、まるで見え方が違い、もっと深く面白くみられるようになりました。そして学生時代よりも、笑い、泣くようになりました。

これが質的な変化です。

人生経験やそれに基づく見識が、映画をより深く面白く見る手助けとなるのです。らせん状に進化を重ねると、同じものを見ても視座が高くなり、見える景色が変わってくるということでしょう。


ただし、年を取るにつれ、より感受性が高まる人と、不感症になる人がいます。若いころから、多くの心動くものに触れる量的な変化を求めている人とそうでない人の、さらにより高く深い質を求め続ける人とそうでない人の差でありましょう。


Q “同調圧力を跳ね除ける”ことについて、先生ご自身は大学生の頃、皆と同じことをしないと気持ち悪いと感じる方でしたか?

A 付属高出身だったのでステレオタイプだったかも。ただし留年して孤独になり、師匠に出会って変わりました。


もともとは天邪鬼で、不良ばかりの地元中学校に行ったら、逆にまじめな方が反抗的なのではと考えるような人間でした。

ただし、大学とつながったぬるま湯的で似た者同士が集まる付属高校にいったら、外から見たら、似たような髪型やファッションをしたそれっぽい人になってしまったかもしれません。

ただ、留年して友人が別のキャンパスに移って孤独になったのと、強烈な個性を持った師匠のゼミに入ってから人生観が変わりました。

ラジカル(既成概念にとらわれず)で、ロックンロール(常に変化し続ける)なヴィジョナリー(先を見通す者)になる道を歩むことにしたのです。


Q 先生が感銘を受けた本を一冊だけ教えてください。
A グレープフルーツジュース オノ・ヨーコ著


アートの本質は、作品そのものよりも、見る人の心のありよう、感じ方にあると教えてくれたのが、現代アーティストのオノ・ヨーコさんでした。本当は、ジョン・レノンの人生を変えた本、グレープフルーツをお勧めしたいのですが、古書で手に入らないので、そのエッセンスの文庫版で、今でも買えるこの本をお勧めします。

amazonの解説文

この本を燃やしなさい。読みおえたら。──あまりにも衝撃的なオノ・ヨーコの「グレープフルーツ」。東京で、のち英語版として世界で発売されたこの1冊に刺激されて、ジョン・レノンは名曲「イマジン」を生み出しました。その中から言葉をえらんで訳しなおした、33人の写真家との素敵なコラボレーション!!

https://amzn.to/3eK5ag2


Q 今後の時代、独自性と共感性を生み出すことのできるブルーカラーの存在が影響力を持ってくると考えています。その際、その人個人の専門分野の掛け合わせによる唯一性が、市場の中で価値のある存在になっていくと考えですか?

A そう思います。各専門分野がより深く究められ、しかも一見関連のないものの掛け合わせであることと価値があります。


ブルーカラーの定義がわかりませんが、額に汗をして手足を動かす人という意味でしたら賛成です。一見知的に見えるけれど、その実、パターン認識のルーティンワークに陥っているホワイトカラーの仕事の多くは、AIに取って代わられるからです。

前回の講義で、T字型人間とπ字型人間のお話をしましたが、二つ以上の専門分野を持ち、しかもそれを結びつける広範な基礎知識とコミュニケーション力を持つことが大切です。

願わくば、3つ以上の深い知識を持つスカイツリー型人間を目指しましょう。


Qネットで自分の縁を組み替えられるようになったというのは自分の経験からも納得がいきます。ただネットで痛い目を見たこともあり、ネットの縁をリアルの縁に発展させることが怖いです。危機回避やリアルに移行するときのコツなどありますか?

A実名とプロフィールを公開し、リアルな活動も明確な人物とfacebookで出会えば良いでしょう。


私は、ネットとは言え、原則として、実名・顔写真・プロフィールを公開している人以外は信用いたしません。つまり、安全地帯たる匿名SNSで無責任な発言をしている人は相手にしません。

もちろんfacebookにも怪しい人はたくさんいるので、ネットで検索した時に、その人の公式サイト、ブログ、紹介記事、著書などがあり、実際にどんな活動をしている人かを調べます。

裏返せば、自分も実名で、自分の探求テーマを常に発信していないと、師匠にも、仲間にも出会うことができません。

また、facebookだけで知り合うよりも、リアルにお会いして確かめてからネットでつながることが多いのです。

だから、勉強会やNPO活動など、しかるべき意識が高く、志向が重なる人が集まる場で出会い、日々つながる手段としてSNSを使うという感じでしょうか。


Q「夢は変わっていくもので、変わってもいい」という考え方は非常に印象的でした。一方でソフトバンクグループの孫代表は、「人生で成し遂げたいこと(登る山)を変え続けるのは非効率だ」と仰っていました。相反する考え方だと捉えているのですが、先生のご
意見をお伺いしたいです。

A 富士登山の例でお話をしたように、登山道は変えても山頂を目指すことは変えるなという意見です。


孫さんとは20年以上前に勉強会でご一緒でしたが、当時、ソフトバンクはコンピュータソフトの卸会社でした。当時の夢は、マイクロソフトのビルゲイツのようにインフラを押さえる、コンピュータ、電話、テレビの3つがマルチメディアの中心になるのでそこを押さえるとおっしゃっていました。

一貫して、インフラを押さえる道を歩んでいますが、ヤフー(検索大手=コンピュータ)とボーダフォン(携帯大手=電話)を買収し、テレビはやめたようですね。再生可能エネルギーも狙いましたが、あまりうまくいっていませんし、アーム(半導体製造=コンピュータ)を買収しましたが手放し、これからはAIに集中投資をするとおっしゃっています。

つまり、DX革命のインフラを取るという山頂を目指してはいますが、登山道や登山道具は柔軟に変更しているように見えます。

私が言いたいこともそういうことで、世のため自分のために、世界を変え、百年千年残るような仕事をするという大きな夢を抱けば、その手段や道筋は、臨機応変に変更しても良いというのが真意です。

ところが多くの若者は「自分らしい生き方がしたい」というあいまいなヴィジョンで、ちょっと辛かったり、うまくいかないと、3日3カ月3年の壁を超えられずに、安易にドロップアウトして振り出しに戻ってしまいがちです。

それと、私が言う、夢は明日変わってもいいという話を混同しないでください。

辛くとも、ちゃんと山を登っていれば、登るべき新しい道が見えてきたり、導いてくれる師匠が表れたり、重要な仲間やアイテムに恵まれて、夢がより具体的で力強くなるという意味です。


Q 久米先生の個人における今年の目標を教えていただきたいです。
A 新大学で、地元企業と学生を結び付けてインターンやプロジェクトに昇華する仕組みづくりです。


具体的には、「iUとつながるすみだの会」という経営者や団体リーダーが無料で参加できる組織を結成、月に2回の「iU超起業サロン」を通じて、会員と学生・教授の相互プレゼンやマッチングの機会を作ります。そして来年から始まる3年生の3カ月長期インターンを、企業・学生双方のメリットが生まれる仕組みにします。

より個人的には、ボルボのプラグインハイブリッド車の1年間無料モニターが当ったので、その記録を、ノートでネット配信して、自動車エコライフスタイル研究家?としてデビューすることです。


Q私の場合、複雑に考えすぎてしまう傾向があるので「シンプルに考える」事を一つにしています。

Aただシンプルに考えると、思い込みや、重要な問題スルーにつながるので図解の勉強を


複雑に考えすぎてしまうとありますが、経営者は、一見単純なこと、あるいは複雑なことの裏にひそむ、真の問題点やビジネスチャンスを見つけ出し、その相関関係をひもときながら、新たなビジネスや商品を創造するのです。

そこで、おすすめは、私もただいま勉強の途上にありますが、図解をすることです。私が多摩大学で教えを受けている久恒啓一先生の図解本を読みながら、考えを整理すると、すっきりすると思いますよ。


▼amazon 久恒啓一先生の図解本
https://amzn.to/2SdxHCV



Qこの前、企業のインターンシップに参加してショックを受けたのが、社訓に「夢をもとう」と書いてあったため、社員に「あなたの夢はなんですか?」と質問しましたが、社員から「夢って、、、、、なんだろうね、、」と返信されました。
その瞬間、このように自分の夢もちゃんと考えていない社員がいる企業では、働きたくないと思っていましたが、先生の経験上このような企業は多いでしょうか。

A会社も多そうですが、まず夢を考えていない人が多いのです。


良いところに気づきましたね。社長はともかく、現場の、どんな仕事をしている人でも、夢を熱く語り、しかもこの会社が大好きと言うなら、私もそんな会社で働きたいです。

ところが、誰もが知っている、そしてみなさんも入りたいような大企業ほど、お役所感覚で勤めている、夢もなく、ほどほどに働いて、給料をもらう、ぶらさがり社員が多いかもしれません。

しかし、会社のせいというより、もともと夢がない人が多いのかもしれません。

明大のこの講義では「夢を語る自己紹介」を取り入れていますが、この授業で課題になるまで、生涯の夢を考えたことがなかったという学生も多いのです。

この授業を取っているだけで、ある意味、意識高い系だと思いますので、こんな金曜日の夜の授業なんてたるいと思っている多くの学生に、夢はありますかと聴いてみれば現状がわかるでしょう。


Q日本では、悟り世代とも言う夢を諦めたように見える世代がますます増加していますが、先生はこれについてどのように対処すれば良いと考えていらっしゃるのでしょうか。

Aだからこそこの授業をしているのです。みなさんが夢を求めて動けば日本も変わると信じつつ。


まずは、みなさん自身が、夢をかなえるべく熱く行動して、当講義のゲスト講師のように楽しそうに仕事をすれば、まわりも少しずつ変わります。

もっとイイのは、みなさんがリーダーとなって新しい会社やNPOを結成して、夢を持つ元気な人を集めて育てることです。

私自身は、これからの人生は、大学教員はもちろん、企業・団体リーダー向け研修、ネット発信や執筆を通じて、そんな仕事に身も心も捧げようと考えています。


Q なぜ、21世紀型人間は、「働くように遊ぶ人 遊ぶように働く人」だと言えるのでしょうか。時代の流れによって人の考え方がなぜ変化していくのか、大変気になります。

A もはや生活必需品=モノは行きわたり、心躍る体験=コトしか売れないから。それを生み出せないフツーのルーティンワーカーはAIに取って代わられるから。


いわゆる生活必需品=コモディティは、ニーズが一巡していることもあり、グローバル企業によって、世界で一番賃金が安いところかロボットによって作られ、ネットかディスカウンターで激安販売されるでしょう。ところが、ダイソーのようなところでさえ、心躍るような商品を開発できる人財が求められています。それは、コストや製造法だけでなく、便利やカワイイまでわかる人財であり「働くように遊ぶ人 遊ぶように働く人」でなければ創造できません。


そして、これからは、週休三日や残業縮小でヒマができることもあり、モノ以上にコトが求められていきます。しかも、ネットで情報・知識が増えるので、要求水準も高くなっていきます。旅行や宿泊施設ひとつとっても、ネットで簡単に検索比較ができるなかで、いかに独自の感動を生み出せるかの勝負になっています。つまり、たくさん旅行して、たくさん宿に泊まって、イイ想いもイヤな想いも味わった上で、新しい価値を創造できないといけないのです。


ましてや、みなさんが好きなアニメやゲームのレベルは、今や相当高度で、これらを創るには、古今東西の文化芸術を味わっていないと、新しい世界観を生み出すことができないでしょう。

先ほどの質問にあったような、悟り世代が、こうした新しいニーズに答えられるか心配しています。

最近のアニメで言うなら「映像研に手を出すな」に出てくる登場人物のような尖がった遊び人やスペシャリストが、新しいドキドキワクワクを生み出すはずで、私ならそんな人たちと何かを創造してみたいのです。

2021年04月23日

【2021第2回】すぐやる→やり抜く→認められる技術(前編)

受講生のみなさん

今回は、すぐやる→やり抜く→認められる技術(前編)のお話をいたしました。
レジュメはこちら
21明大VB02配布用.pdf

それでは今週寄せられたご質問にお答えいたします。

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Q自分は現状維持的思考をこれまでしてきたので、どうしても挑戦が怖いように考えてしまいます。挑戦の上で手に入れた成果は、挑戦に見合うものだと考えますか。ネガティブな質問で申し訳ないです。

A短期的には成果が挑戦に見合わない場合もあります。だからこそ人生は面白くて挑戦し甲斐があるのです。


例えば、ゲームを楽しむ際に、同じアクションをした時、いつも同じ結果が出たら、いつも成功していたら、つまらなくないですか?

度重なるゲームオーバーにもめげずに、ゲームに挑戦し続ければ、技術も向上し、攻略法も見えてきます。やがてはゴールに到達して、大いなる達成感が得られるはずです。

人生も同じで、失敗にもめげずに挑戦を繰り返せば、長期的には、成果に結びつく確率が高まることでしょう。仮に望む成果が得られなくとも、波乱万丈で充実した人生を送ったと満足できるのではないでしょうか。


Q正直、夢についてまだよくわかっていません。十年後にやっていたいことはありますが
夢のために十年後やっていることという感じではないです。先生はどのように夢を見つけましたか?

A夢は、師との出会い、修羅場で感じた問題意識、意情知の力向上、責任ある役職就任などで見つかり進化します。


まずは、この人のようになりたいという師匠=人生のロールモデルが見つかれば、その人の夢に引っ張られます。また挑戦する人生で修羅場に見舞われれば、そこで困っていること、困っている人の姿が夢のヒントになります。また、意思、情愛、知恵の力を高めれば高めるほど、より高次な夢が生まれてきます。さらに、努力が報われ、責任ある役職に就けば、大所高所から世界が見えるようになり、時間的空間的にもより大きな夢、しかも具体的で実現可能な夢を見ることになるでしょう。

つまり夢は次々に見つかり、変化、進化するものであり、だから人生は面白いのです。

現時点で、十年後にやりたいことがあるだけでも、立派だと思います。十年後にやりたいことは、なぜやりたいのか、何度も問いかけると、その先にある夢のヒントも見つかるでしょう。そして、十年後にやりたいことに必要なことを、今日からコツコツ実行することで、師匠が見つかり、修羅場にも出会い、自力も高まって、仕事も任されることになり、夢がより具体的に見えてくるはずです。


Q働きながら別のことをする場合、時間を確保するために時間的拘束の少ない企業に入社するべきだと思いますか?

A原則はそうですが、少ない時間を有効活用する知恵も大切です。


別のことが何かによりますが、私が敬愛する経営者などは、誰よりも働きながら、誰よりも遊んだり、社会貢献活動までこなす人も少なくありません。おそらく、学生や多くのお勤め人より拘束時間ははるかに多く、分刻みのスケジュールをこなしているにも関わらずです。睡眠時間も少ないのに、なぜか元気なのです。

そこには時間の有効活用の知恵が必要です。所要時間を最短にしながら、効果を最大にするような工夫を常に繰り返しているのです。しかし、世の中は、9時から5時まで漫然と仕事をこなしていて、はやく就業時間が終わらないか時計を見ている人の方が多いでしょう。ちょっと本で勉強すれば、タイムマネジメントやICT活用で、同じ時間で何倍も仕事がこなせるにも関わらず。

またクリエイティブな発想は、逆に単純作業のルーティンから生まれることも少なくありません。熟達すれば、同じ作業をはやく美しくこなしながらも、瞑想状態に入れて、そこで、ひらめきが生まれるからです。むしろ、新しいアイディアを出せと、部屋に缶詰めにされても、あるいは会議でブレストを繰り返しても、独創的なひらめきは生まれないものなのです。

つまり、どこに勤めるかよりも、どう働くかが大切です。時間ミニマム効果や幸福マキシマムになる工夫と、一つの仕事をしながら、同時にアイディアも考えるような、パラレル処理の仕事術を身につけましょう。


Q大学2年間で色々なことを学び知識が増え、将来の選択肢が広がったことで、将来絶対にこれがやりたい、という夢がまだ定まらないのですが、やはりもう定めたほうがいいのでしょうか

A20代にどれだけ効果的な自己投資をするかが大切。好きで得意なことと苦手で必要なことに集中投資しましょう。


自分の夢に近づくための自己投資の、時間やお金は、いつでも有限です。株式と同じように、リスクを分散するために多方面への投資も大切ですが、得られる利益も限られます。

かといって誰も10年後の世界が読めない状況で、夢やスキルを一本に絞って、あてがはずれるのも辛いことでしょう。夢は朝令暮改で、変わるものですし、変えても良いのです。

ですから、とりあえず、夢を定めずともいくつかに絞りながらも、それを実現するのに共通の学びに自己投資してはいかがでしょう。できれば、好きで得意なことと苦手で必要なことへの集中投資を10年続ければ、夢も徐々に具体化され(別の夢になっても可)その実現に挑戦するための自力=チケットも手に入るでしょう。


Q色んなものに参加することやアクティブなマインドの大切さについて語られていたとおもうのですが、自分の腰が重い日、時はどのようにモチベーションを上げていますか?

A元々ものぐさ信ちゃんなので、自分のためではない仕事を増やしてわがままできなくしています。


みなさんは学生なので、「今日はダルイから、学校に行くのやめとくわ」で済みますが、教員のわたしはそういうわけにはいきません。前日深夜まで教材を創り、こうして質問に答えた上で、大学に行かなければなりません(しかも明大は薄給な上、駐車場が有料なので自転車で)

つまり、自分だけで決められない、待っている相手がいる仕事、しかも世のため人のためになると自覚している仕事に関わると、ものぐさ心も消えて、わがままを言わなくなります。そのかわり、みなさんが受講レポートに嬉しいコメントを書いてくださったり、こうして質問をしてくださると、そんな苦労も吹き飛んでしまうほど嬉しいのです。

また、色々なものに参加する真のインセンティブは、人生残り少ない中で、ひとつでも多く未知なる知恵を学びたい、美や感動に出会いたいという半ば焦りにもにた気持ちです。みなさんのように若いと、人生はいくらでも時間があると思うかもしれませんが、気を抜いていると、あっという間に年を取ってしまいますよ。


Q文化芸術の素養はなぜ必要なのですか?

A1純然たる喜び、2創造のヒント、3ボーダーレスな心の合鍵、


何といっても、古今東西の有名無名の天才たちが生み出した美に触れることは大いなる喜びです。言葉にできない感動をもたらしてくれるのです。残念ながら、美を感じることは相互作用なので、見る側のセンサーも磨かないと感動を得ることができません。そのためには、やはり美しいものに触れる習慣を3年以上続けないとならないでしょう。

続いての理由は、これからフツーの仕事はAIに奪われていくので、人間が人間しかできない仕事を果たすには、美や感動の創造、クリエイティブなデザイン志向が大切になります。これは残念ながら教科書や大学の講義では学べず、自ら美しいものを求めて日々見て聴いて、五感で味わう必要があるのです。

それから、同世代の友だちと雑談するなら流行りの曲の話をしていれば良いのですが、国籍や年齢が違う人、それもその道で成功したような人たちと深い交流をするには、古今東西の文化芸術の知識と感性が必要になるのです。それは語学習得よりも、実は大切なことで、英語が上手で北斎やベートーヴェンを知らない人より、日本語しかできないけれど、それらの深い見識を語れる人の方が尊敬されるコミュニティがあるのです。


Q講義内容とは直接の関係はないのですが、F A Qの先生の回答が全て一文で明解に示されていたと感じました。そのように端的に言語化するために、普段から何か意識してされていることはありますか?

Aとにかく毎日文章を書くことです。SNSで1日1つは感動したことを素早く書く訓練をしましょう。


また、この授業の受講レポートもそのためにやっているのです。この授業だけでなく、すべての授業で、このレポートを勝手に書いて、勝手にSNSに書くのも良いトレーニングになります。

どんなことも、結局は、3日3カ月3年のやめたくなる壁を越え、10年1万時間の訓練を続ければ、上級者になれるものです。


Q取っておいたほうがよい検定があったら教えてください。

A英語とICT関連に加えて、簿記とビジネス法務はビジネスに役立ちます。


英語やICTは検定を取るというより、進みたいビジネスで困らないスキルが必須ですし、みなさん自覚されていると思うので省きます。

それ以外で、役立つと思うのは簿記とビジネス実務法務です。何か新しい事業プランを思いついても、そこでどんなお金が出入りするのか損益計算の推移がイメージできなくてはなりません。また法務がわからなければ、その事業プランがどんな法に触れたり、訴訟に巻き込まれるか、リスクが判定できないのです。

あとはグループワークが苦手なら、いずれ管理職になる前に受けるであろう、ビジネスマナージャー検定の教科書を読んでおくのも良いかもしれません。

https://www.kentei.org/


Qとりあえず、色んな分野で色んな人と出会うために、勉強会やボランティアのようなさまざまな経験をやってみることをお勧めして頂きました。そのような多様な分野での経験値を高めることや新たなことに挑戦してみることもとても重要であると思いますが、一つの分野での職人になることについて先生は、いかが思っていらっしゃいますか。 
 もし、差し支えなければ、色んな経験をすることと、一つの分野での職人になることのバランスをどのようにとれば良いのかについて、ご自身の経験から教えていただけると幸いです。

А二つの専門スキルを持ちつつ、様々な分野の基礎知識を有するπ字型人間を目指しましょう。


一つの分野で職人、プロになることは大切です。何かのプロでなければ、プロの集まりでは相手にもしてもらえないからです。ただし、専門バカ=それしかわからず、全体が見えない、連携ができない人=になってはいけません。まずは、専門性=縦棒と、俯瞰する知識=横棒を兼ね備える、T字型人間を目指しましょう。

そのためには、10年間、専門家になる努力を続けて、30代までに何かのプロになりましょう。同時に、自分の苦手分野をなくすべく、あらゆる知識を身に着け、異業種交流で師匠や仲間を増やしていきましょう。

そして、30代でひとつまた何か別の専門、できれば最初の専門と直接結びつかない意外なスキルを身に着けると良いでしょう。

例えば、私であれば、ネット活用もわかるし、中小企業経営もわかるという具合です。これが縦棒が日本に増えたπ字型人間ですね。60歳に近づいた今では、さらに、観光地域づくりもわかる、文化芸術もわかる、教育もわかると、専門性の縦棒を増やすことができ、おかげで毎日楽しく刺激的な日々を送れています。


Q私は学生の他に写真家としても活動しています。主にファッションフォトがメインです。久米先生が5月に文化服装学院で講演されるとおっしゃっておりましたが、私も講演を聞きに行かせていただくことは可能でしょうか。実際に文化服装学院に通っている友人も多くいるのですが、これからもしかしたら一緒に仕事をしていくかもしれない学生達の雰囲気・熱量を感じてみたいです。

A素晴らしい。先生に交渉して同行を赦してもらうようにしましょう。


その代わり、被写体としてはくたびれた私の講演風景を、実物よりマシに撮ってくださいね。

2021年04月16日

【2021第1回】講義ガイダンスと自己紹介

受講生のみなさん
ようこそ!ベンチャービジネス論へ!

今回のレジュメはこちら
21明大VB01配布用.pdf

明大生からの質問210406.jpg


zoomオンリーだった去年は、在宅の気楽さからか、バイトや部活がなかったからか、100名以上の方が履修されましたが、対面とzoomのハイブリッドになった今回は1/3に減って元通り。

その分、レポートの質も高かったのでほっとしております。

それでは今回いただいた質問にお答えいたしましょう。


Q勉強会の情報はどんなところから得るのでしょうか。
A師匠や仲間からのSNS。東京商工会議所や毎日メディアカフェ等のweb


一番多いのは、SNSでつながっている師匠や仲間からの連絡です。私自身もfacebookでご案内しているので興味があれば参加してください。来週火曜日は私の師匠、橘川幸夫さんとの月例の対談(この1カ月互いに見つけた5つの面白いものごと)です。
https://www.facebook.com/nobukume/posts/10159048591869648

後は、中堅・中小・ベンチャー企業を支援している東京商工会議所のセミナー案内です。学生でも個人会員になれます。年額10,000円、加入金3,000円ですが、これで多くのセミナーが無料で聴き放題になりますので、自己投資のサブスクリプションサービスだと思えばコスパがいいと思います。
https://event.tokyo-cci.or.jp/


Q講義中におっしゃっていた、毎日メディアカフェの情報はどこで入手できるのでしょうか。
A毎日メディアカフェのwebサイトやfacebookで入手できます。


ちなみにまだ案内されていませんが、5月に近未来研究会との共催の勉強会があり、私が司会か何かをします。
https://mainichimediacafe.jp/eventcal/

facebookにはこれまでの講演録も掲載されています。
https://www.facebook.com/mainichimediacafe/


Q本日はZOOMでの参加だったのですが、通信が途絶えている間はどのようなことをお話しされていたのでしょうか?
A大変失礼いたしました。ただただ慌てて対応していたのでオフラインも授業中断でした。



Q証券会社に勤めていたお話をしている際に、「株は面白い」とおっしゃっていましたが、大学生のうちに株について勉強するにはどのような手段が有効でしょうか?
Aバブル崩壊前後の新聞・雑誌報道と、イールドスプレッドを調べる。バブル本を読む。


大暴落前後の一年間のニュースを図書館で新聞縮刷版・雑誌で斜め読みすると、どんな悲喜劇が怒るかわかるでしょう。そして、その時の株価と長期金利の動き、イールドスプレッド、さらにはマネーサプライのグラフなどを見ると、今置かれている状況も理解しやすいと思います。

それからお勧めの本は、

金融イソップ物語―“あと一歩”で儲け損なった男たちの話
https://amzn.to/3ggaMB8

証券会社が教えない危ないネット取引・上手いネット取引(私も共著者です)
https://amzn.to/3dn7QAB


Q久米さんはあまりゲームをやってこなかったのにゲーム会社に勤めていて会社内ではゲーム好きでない人からの新鮮な意見が重宝されていたという事でしたが、逆に好きじゃない事を仕事にしたことによって損したことなどがあれば教えていただきたいです。

A特に思い当たりません。最初は嫌でも、だんだん好きになり、後で役立つからです。


人間の脳は不思議なもので、3日3カ月3年で慣れて習熟してしまいます。またむしろ嫌いなこと、即ち知らないことの方が、素直に学べ、よりよく憶えられ、自己流の変なクセもついていないので、上達が速いこともあります。上達すれば、どんな仕事も面白くなるものです。

また、嫌いなこと苦手なことほど、将来、好きな仕事をする時の助けになります。例えば、私は経理の仕事が大嫌いでしたが、そこに習熟していなかったら50数億円もの負債を返しつつ、会社を存続させることなどできなかったでしょう。

そして、人生の後半戦で、様々な場面で知恵や助言を求められたときに、どんな角度から質問がきても、それなりに答えられる、対応できるようになるのです。


Q私は趣味が多く、その中のなにかに携わる仕事がしたいと考えていましたが、今回の授業で、「好きじゃないもの」を仕事にするといいと聞いて、頭の中がもやもやしています。そうしたほうがいいとおっしゃる理由は納得できましたし、選択肢の一つになりましたが、やはり就活に失敗しない限り諦めたくないし、期待を超えていきたいです。わがままな質問かもしれませんが、好きなものにかかわる仕事に就きながら期待を超えていくのに、何か方法はないでしょうか。

A好きなものは仕事にせず、純然たるライフワークとして日々精進すれば良いでしょう。


好きなことをやめなさいと申し上げたわけではありません。例えば、私は童話作家になるのが夢でしたが、ずっとビジネス書を書き続けてきたおかげで、「すぐやる人だけがチャンスを手に入れる(残念ながら絶版ですが)」を書きあげられて、深い達成感を味わっています。

しかも、嫌いで苦手な自己啓発書やビジネス書を書く仕事をしたおかげで、童話と自己啓発書が一緒になっている私しか書けないような本に仕上げることができました。絶版にこそなりましたが、ベストセラーになった「すぐやる技術」を書き上げた時と、また違う幸せを味わうことができたのです。

つまり、好きなことは仕事にしないでも続けられますし、むしろ自分の市場動向やファンの声など気にせず、ただただい自分の好みを究めることで、独創的な仕事ができるかもしれません。そして、嫌いなことで培った知恵も合わせて、さらに独創的なライフラークになる可能性もあるのです。


Q尊敬する人は誰でしょうか。
A数えきれないほどいるので、facebookの好きな本・映画・音楽から引用します。


経営者などについては、また授業でお話する機会もあるので、趣味の世界で尊敬する人を書きあげましょう。興味があったらググって作品を味わって、作家を調べてください。

■好きな映画
イントレランス.ジャイアンツ.道.モンティ・パイソン.忘れじの面影.博士の異常な愛情.ギター弾きの恋.羅生門.真夜中のカーボーイ.ジョニーは戦場へ行った エレファントマン ベン・ハー.ゆきゆきて神軍.未来世紀ブラジル.寅さん.チャップリン各種.華麗なるギャッツビ−.鋼の錬金術師.ポケモン各種.エル・トポ.ニュー・シネマ・パラダイス.ビッグフィッシュ 蟲師

■好きな本
A.C.クラーク[幼年期の終わり].オノ・ヨーコ[グレープフルーツ]..ツイアビ[パパラギ].ロスチャイルド[自伝].リチャード・バック[イリュージョン].ドラッカー[新しい現実].手塚治虫[火の鳥].筒井康隆[関節話法].余語翠巌[禅の十戒].日下公人[発想力講座].シルヴァスタイン[おおきな木].荘子[荘子] .新美南吉[でんでんむしのかなしみ]

■好きな音楽
ジョン・レノン.スティービー・ワンダー.高橋竹山.Yes.バッハ.カザルス.サティ.ジャニス・ジョップリン.ドアーズ.パット・メセニー.マイク・オールドフィールド.U2.マイルス・デイビス.ジョン・コルトレーン.ジャンゴ・ラインハルト.カルロス・ジョビン.ビリー・ホリデイ.ペンギン・カフェ・オーケストラ.ボブ・マーレー.スティング.久石譲.岡崎倫典.横山岳精
https://www.facebook.com/nobukume/about_details


Q私は現在イラストやグラッフィクを作るアーティストとして活動していて、それが転じて友人と二人で既成のボディなどを使って洋服を作り、販売を行っています。それに関連して卒業までに一度、一から洋服をデザインしたいとう学生時代の目標があるので、それについても今度お時間があるときにじっくりとお話、ご相談をさせて頂きたいです。

A素晴らしいですね。毎年予定の全国アパレルものづくりサミットにも参加してください。


日本発ものづくりプロジェクトでは、海外生産全盛の今でも国内生産にこだわるメーカーや工場関係者が、毎年400名前後集まって、講演・パネルディスカッション・交流会をしています。昨年はコロナ禍で中止となりましたが、今年の12月に開催されたら、参加して工場関係の方々と交流しながら、直接、夢を語ると良いでしょう。
https://www.facebook.com/monozukuri.japan/

また、5月21日午前中に、文化服装学院で講義を頼まれているので、ここに同行して、おそらく同じ夢を持つ同大学の学生たちと交流してお良いかもしれません。



Q先生のSNSには電線がお好きとありました。インスタグラムを拝見したところ桜もお好きなのでしょうか?
Aはい。桜狂いと言っても良いでしょう。当講義がらみで毎日RTに投稿掲載されたことも。


人生の砂時計の砂が残り少なくなるにつれ、花、特に桜の美しさが目に染みるのは、老いの喜び、そしてありがたさでもあります。

私は、eバイク(電動自転車)で、墨田区にある弊社やiU、そして明治大学に通勤していますが、桜の季節に東京を自転車で走るほど素敵なことはありません。今、facebookで過去ログから「桜」をキーワードで検索したら、たしかにたくさん投稿しておりましたね。

当講義は、かつて、毎日新聞のtwitter連動型新聞、毎日RTと深くかかわり、学生や私のtwitter投稿もよく紙面掲載していただきました。10年前の東日本大震災後に、被災地をたずねた時の桜の写真などよく憶えています。

https://www.facebook.com/profile/733429647/search/?q=%E6%A1%9C


Q初心者向けの情報商材についてどうお考えですか?
A教材、特に初心者向けは、誰でも無料でネット経由で学べるのが理想で、そうなるはず。


たとえば、コロナ禍の家ごもりで、愚息まで料理を始めましたが、その時の先生は、人気料理Youtuberでした。もちろん無料ですし、ある程度上手になりました。

大学教育も変わりつつあり、moocなどを通じて、ハーバードでもMITでも人気教授の基本的な講座は見られるようになりました。

それでも、実際にあって学びたい、議論をしたい、指導してほしいという中上級者向けは、ちゃんと代金を払うことになるでしょう。


Q「草の根を分けていいことをしている人を探しだして表彰している」とおっしゃっていましたが、どのような方法でそのような素敵な人を見つけてるのでしょうか?個人的にそのような素敵な取り組みをされている方々を知りたいな、応援したいなと思っているので是非教えていただきたいです。

Aその人に救われた人や応援している人や、警察・消防などからの推薦が中心です。


実は、探すのが難しいのです。自薦もOKなのですが、隠れて善行する人ほど自薦はしませんし、自薦する人に問題がある場合も多いからです。

そこで、他薦に頼ったり、地方新聞の記事を探したりすることになります。

ただし、お尋ねの理由、ニーズが、そんな人たちを知りたい、応援したいということでしたら簡単です。社会貢献支援財団の受賞者リストや紹介動画を見た後、感動した人や団体の名前で検索すれば良いからです。
https://www.fesco.or.jp/

また、日本財団が公益法人のために創ったブログサービス、CANPANで、積極的に情報発信をしている団体を探すのも良いでしょう。
https://fields.canpan.info/blog/


特に感動的な団体や事例を集めた本「10000円のカレーライス」を読むところから始めていただければ幸いです。
https://amzn.to/3ss0JLr


Q自分の進みたい方向に対して、横やりが入ったときの気持ちの持ち方を教えていただきたいです。
A新しいこと可能性があることほど横やりが入る、だからこそやりがいがあると考えます。


10人のうち9人から否定されるところから始まり、前例がないからこその既成のルールにぶつかり、既得権益を持つ人から妨害され、まわりからは揶揄され、ちょっと上手く行くと嫉妬で足を引っ張られる。

ベンチャー精神を持つ人が始めることは、それがゼロからの起業であれ、社内・団体内のプロジェクトであれ、だいたいこうした壁を乗り越えることが求められるのです。

そんなものだと割り切り、一度それをクリアしたら、あとはもう「いつものあれね」と気にならなくなります


Q「十人に話して九人がダメだというアイディアの方がいい」というお話がありました。それに関連して、私は地方出身でゆくゆくは地方を活性化させるような企画などを立ち上げたいと考えています。しかし、地方は過疎化の一方でチャンスはほとんどないと言われることがしばしばあります。ですが、上のような考えに沿うと、だからこそ大きく変えられる機会があると捉えて良いのでしょうか?

Aおっしゃる通り、ヨソモノ・ワカモノ・バカモノが結集して10年かければ変革可能です。


そのやり方は、この回答欄に書ききれないので、機会があれば、授業でやりましょう。


Q久米先生のお人柄はとても明るく行動力があり、活力に満ち溢れているなと思ったのですが、そのお人柄が形成されたきっかけ、ターニングポイント等、何か明確なものがありましたら教えていただきたいです。

A幸か不幸か、常に修羅場に放りこまれる運命の中、師匠との出会いに恵まれたからです。


この答えは第二回の授業でもさわりに触れますが、機会があれば、私の師匠についても授業でご紹介させていただきましょう。


Q自分が苦手だと思うことに挑戦するためには、どのような視点を持って、心構えをしなければならないでしょうか。先生の経験上、最初は嫌だったことをたくさん挑戦し続けて、そのうち好きになったケースが多く見られました。私もそのように、好きではない分野に挑戦し、好きになりたいと思いますが、そのための事前準備の方法について教えていただけると幸いです。

Aこの答えは、まさに第二回のテーマですので、これからじっくりお話しましょう。


2020年08月23日

【2020質問まとめ】半期講義のお礼と残りの質問へのご回答

受講生のみなさん

こんにちは!くめです!半期の受講ありがとうございました。みなさんの講義の感想やリクエストもすべて拝読いたしました。

後期も講義をとの嬉しいお声も多数いただきましたが、それは私が決められることではありませんし、後期は多摩大学の講義があります。やっぱりリアルでとのお声には来年はお応えできたら嬉しいです。

さてそれではみなさんからいただいたご質問の残りをまとめてお答えいたします。

明大生からの質問2020-3.jpg

【学生時代にすべきこと】

Q 学生のうちにしか出来ないと感じることはありますか。長かった学生生活も残り2年となり、何をすべきか焦りを感じています。
Q 大学中で苦手な環境に飛び込むというのは、どういったものがあるでしょうか。インターンシップしようにも必ずしもできるわけではないと思うので気になります。
Q やりたいことを見つける際に、何から始めればいいか、または何を見聞きすればいいでしょうか?
Q 学生時代にチャレンジしておけば良かった、と感じることはありますか?あれば具体的にどんなことですか?
Q 学生の時にやっておけばよかったと後悔していることはありますか。
Q 学生の時に行ったほうがよい習慣はありますか?
Q 経歴が多岐に渡っていらっしゃいますが、全ての経験において「これはやっておいてよかった」「役に立った」というスキルや実体験はございますか?
Q 興味のある領域を見つけるのに最適な方法は何でしょうか。やはり、本を読んだり人に」会うことが大事でしょうか。
Q 自粛期間を有効に使うには何をすればいいか
 
A 古今東西の名作に出会い、味わって、美意識を磨くこと。美を生涯積極的に味わう楽しみ・喜びを知り、習慣化することが大切です。


人生、死ぬまで勉強(楽しい)ので学生のうちにと特には思いません。しかし、社会人になって忙殺される前に、自分の好みでないコンテンツを楽しみ、美を感じ、そこから学ぶ習慣を身に着けると、一生楽しく勉強できるモードに入れます。本・映画・音楽・美術など、古今東西の名作を味わい尽くしてください。こうして、美意識を磨けば、AIやロボットに大半の仕事が奪われる中でも、人しかできない独創的な仕事ができる可能性があります。また働き方改革と人生百年時代で、有り余る時間も退屈せずに済みます。

幸いにして、明治に通う東京近郊在住のみなさんは、私の学生時代よりも恵まれています。お金をかけずに古今東西の名作に触れられるのです。明大はもちろん、都内は国立・都立の図書館が充実しているので本は読み放題。2カ月間有効2200円のぐるっとパスを使えば、都内や近郊の美術館・博物館の半分はタダでしし、明大の割引もありますね。映画も音楽もサブスクリプションサービスで月わずかの金額で見放題・聴き放題。また、私が評議員をつとめる新日本フィルハーモニー交響楽団なら、定期会員になれば、毎回2000円前後で、日本でも指折りの音響を誇るすみだトリフォニーホールで生オーケストラが楽しめます。

つまり、世の中では格差の問題が取りざたされますが、美を探求する好奇心と情報収集力、そして時間さえあれば、貴族のような暮らしができるのが、今の東京なのです。時間のある学生時代にこそ、この特権を活かさなければなりません。

ちなみにみなさん以上に私は焦った方がいいかもしれません。健康寿命で考えると、元気に仕事ができる時間が20年を切ったので。しかし、この砂時計が落ちて残り少なくなる感じも悪くはありません。学生の頃より、何倍も美しい物を感じることができ、何を見ても泣きそうになりますので。

Q 人生で今まで将来の夢を持ったことがないのですが、夢を見つけるためにすべきことは何がありますか?
Q 自分のやりたいことをどうやって見つけていきましたか?自分にどんな可能性があるのかまだ見いだせていません。先生がどのように道を切り開いていったのかお聞きしたいです。
Q やりたいことを見つける際に、何から始めればいいか、または何を見聞きすればいいでしょうか?

A 私も受け身で夢の無い人間でしたが、師匠に言われるがままやっているうちに夢が見つかりました


ですから、10人の師匠を探して、真似をする、言われたことをすぐやるうちに夢が次第に形になり、人生の後半戦で明確になるという感じではないでしょうか?

この明大講義でゲスト講師をしてくださった素晴らしい方々の中から、師匠を探すのもいいですね。

つまり、人生の最終的な夢を今探すのではなく、とりあえず、明日変わっても良いから今の夢を持ち語るトレーニングをしようというのが最終スピーチの狙いです。これは経験則でもありますが、夢を持ち夢を語る人の方が、縁・運・勘に恵まれやすい気がいたします。そこで、満足度半分の50点の夢でもいいから、スピーチしてください。その内容について採点はしませんからご安心ください。みんな違ってみんな良いからです。


Q 日本ではやたら集団の調和を重んじる傾向がありますが、この「個」の力をつけるためにはどうすればいいでしょうか?
Q 先生が授業中におっしゃっていたように、SNSで講義関係などの発信をして意識高い系のように思われることが正直怖いです。このようなマインドに対する対処法、心持ちなどはありますか?

A フツーの大学生や若者がやることの反対をしましょう。そうすればシンギュラリティを乗り切るホモデウスになれます。


一言で言うなら、みんなの眼を気にして同調圧力に屈する人は、これからの時代の変化に苦しむことになります。誰がやっても同じ結果の出る仕事、同じ発想しかできない人は、早晩AIやロボットに取って代わられ、居場所を失うことになるからです。

そもそも意識高い系を笑って揶揄するのは、意識低い系の学生であり、意識高い系の大人が一緒に仕事をしたいのは意識高い系の若者=一見変人に見えるオタクだけです。つまり、どんなにみんなに笑われようと大学時代のたった四年間のことなのです。

しかるべき意識高い系の会社に入ったり、起業すれば、意識高い系の人たちと接することになり、やるべきことを次々と見つける中で、烏合の衆とつきあう暇など無いことを知るでしょう。

偉そうに言う私も、企業に勤めている時は、夜の酒場で会社や上司の悪口を言い合う意識低い系の人間でした。だから愚痴る面白さ気楽さも知ってはいますが、今考えれば無駄な時間でした。リーダーになったら、周りが面従腹背、陰で悪口を言われていようと、未来に対応していかなければなりません。

ですから、意識高い系として「個」の力を身に着けたいなら、友達とつるむ時間を半分以下に削りましょう。毎日、古今東西の名作に触れ、現場で起きていることを観察・洞察し、それに対する自分の意見や感想を実名でSNS発信をしましょう。そうすれば、意識高い系の師匠や大人の目に留まり、新しい世界が広がります。似たような同年代の友達とつるむより、はるかにエキサイティングな知性・感性・品性が磨かれる人生の航海に船出することができるでしょう。


【人間関係 心理】

Q 当時イマジニアでの飛び込み営業業務で心掛けていたことを具体的に教えていただきたいです。
A おもちゃ屋さん店主の悩みを知ることと、それを解決するために汗をかいたことです。


おもちゃ屋さんの店主からすれば、売れないファミコンソフトを少しだけ創るメーカーの営業と話をしても、何のメリットもないことに気づきました。知りたいのは、売れ筋のドラクエやファイナルファンタジーをいくつ仕入れたらいいかでした。なぜなら、ファミコンソフトは完全買い取り仕入れで返品ができず、しかも最初の一週間しか売れない、半ばバクチのような商品だったからです。

その悩みがわかったので、ヨドバシカメラ本店、銀座博品館など、おもちゃ屋さんがベンチマークにしそうな有名店の担当者と仲良くなり、次のドラクエを何本仕入れるのかなどの情報を聴き出して、おもちゃ屋さんにレポートしました。これは大変喜ばれて、いつしか私の話や営業にもつきあってくれるようになりました。

つまり、売り込む前に、相手の悩みを解決するということで、営業も起業も大切な基本は一緒ということです。つまり営業、それも飛び込み営業は大変クリエイティブな仕事で、AIではなかなかできない仕事です。むしろ、みなさんがあこがれる本社のホワイトカラーの仕事の方がデジタルトランスフォーメーションの大波をかぶるでしょう。


Q 私は思い込みが強く、一度自分がこうだと思ったものの認識を変えるのがとても難しいです。先生は学生時代に中小企業の息子ということで刷り込まれたとのことですが、その常識を壊すに至ったものは一体何だったのですか?

A 真逆の世界を体験するのが一番です。ベンチャー・大企業・家業・NPOの長短所を体感し、相対化と客観視ができるようになりました。


人間は環境の動物です。3年もすれば、その環境固有の考えと行動様式に順応するようにできていると考えます。私が驚いたのは、証券会社に転職して3年次研修に参加した時、誰もが証券マンになっていたことでした。

私が恵まれていたのは、いじめっ子がいじめられっ子になったり、下町の町工場のこせがれが山の手のお坊ちゃん学校にいったり、真逆の環境を数多く味わえたことです。さらには創業期ベンチャーから大企業・NPOまでインサイダーとして内部事情を知ることができました。

そうすると、どんな人にも共感できるようになり、同時に「となりの芝生は青く見える」「人の幸せが妬ましく、不幸は蜜の味」といった自分で自分を不幸にする悲しい羨望や嫉妬の心が薄まります。どこに行っても、良いこと悪いこと、楽しいこと辛いことがあること、逆に、どこに行っても楽しめる人もいれば、楽しめない人もいるということを知ったのです。

そうなれば、どこにいようが、たとえ修羅場に立とうが、「ここが天国」「やるべきことはここにあり」と考えられるようになります。そして新しい世界の新しい常識や作法を貪欲に吸収して、一歩前に進めるようになったのです。


Q 初めから積極的な性格でしたか?

A いいえ。ものぐさ信ちゃんと呼ばれていました。今でも受け身で、実は縁・運・勘に流されて生きています。


前回の講義でもお話をしたように、今の自分が学生時代の自分に出会ったら、友達になりたくないような半鬱人間でした。

facebookなどをご覧いただくと、様々な方々と楽しそうに交流しているように見えるかもしれませんが、実は、ひとりでいる方が好きな、みなさんから見れば「暗い人間」かもしれません。

ただ、目の前で、あるいはネットの向こうで、今ここでつながったご縁のある方には、全力で接しようと思っていた結果、ご縁や運に恵まれ、今のような生活になったのです。

言い返せば、積極的な人間でなくとも、日々の出会いを大切にして、SNSで発信を続ければ、楽しい人生を送れる時代になったということでしょう。


Q 異業種の人とコミュニケーションを取るときに意識していることはなんですか。
Q 様々な方とコネクションを持っている要因も、先生が仰っていた事前準備からフォローアップまでの一連のアクションを起こされ続けたからでしょうか。
Q 今後”繋がる経済”が特に重要になってくると感じております。先生は様々な取り組みを行う中で、どうやって周囲の方々と繋がっていきましたか?(勉強会や講演会に行くなど)また、特に気をつけていたことはありますか?
Q 授業の中で人との縁を大切にするために下調べやSNSの活用を行っているとおっしゃっていましたが、実際に対面した時にコミュニケーションの方法として気を付けていることは何ですか。

A 仕事の話よりも、その人の好きなもの・こと・ひと=心の合鍵を好きになり、一緒に体験することです。


私に会いたいという人の多くは、何か目的があってお願いに来る人なのですが、そんな人とは仕事上のつきあいで終わりがち。個人的な交流までには、なかなか進みません。

私のポリシーは、良い意味での公私混同。せっかく出逢ったのですから、個人的な共通点も探して仲良くなりたいのです。特に、事前にググって、その人の好きなことがわかれば、初対面でも話はスムーズです。名刺交換の瞬間に「facebookを拝見しましたが〇〇の写真すばらしかったですね」と切り出すだけで良いからです。

飛び込み営業とも通じることかもしれませんが、相手が一番話したい事を気持ちよく話していただける雰囲気をつくることが大切です。それは決して難しいことではありません。相手が好きなものを自分も好きになり、目を輝かせて傾聴すればいいからです。

そこで興味を覚えたら、実際にご一緒に勉強会や研究会に参加すればよいでしょう。ですから、コミュニケーションをうまくとるとか、コネクションをつくるというより、ご縁を通じて、自分を磨いていくという感覚でしょうか。宝探しや冒険の旅に出かけるきっかけが、初対面との人との面談なのです。

それなのに、多くの人が、仕事の話だけしかしないで、もったいないですね。


【表現法】

Q 文章を書くのが苦手です。何か改善法や、おすすめの文献を教えていただきたいです。
Q これから学生団体のアカウントでブログを週一回書くのですが、メールマガジンや本の執筆など文書を書く上で意識していたことを知りたいです。私が書きたいのはこれまでに触れてきた大きな影響を受けた小説や映像作品の紹介です。伝えるにはまずその記事を読んでもらえないと話になりません。知らない人に読んでもらうために意識していたことがあればお聞きしたいです。

A 当たり前のことですが、本を読んで名文に触れることと、毎日facebookで1感動!は発信することです。


自分の心が動かなければ、読み人の心にも響きません。そこで、文章を読んで感動する体験を、数多く味わうことが大切です。まずは読書をするということになるでしょう。

文章術の本を読むよりも、好きな作家を何人か見つけて、まずは軽めの短いエッセイから読み進めるといいでしょう。おかたいものからくだけたものまで、日常的なものからSF的なものまで、どんなものでもかまいません。

私が推薦書を挙げるよりいい方法があります。何しろみなさんは恵まれています。日本一の本の街に通っているのですから、神田の古書店を巡って「文章が素敵なエッセイや随筆を教えてください」と尋ね歩けば、コミュニケーションの練習にもなりますし、読書の喜びも教えていただけるでしょう。

それから、読む以上に大切なのは書くことです。匿名&炎上文化のtwitterではなく、実名&大人とつながれるfacebookに、1日1つは感動したことを文章化してみましょう。新聞か雑誌に連載している気分です。

大きな影響を受けた小説や映像作品のことを書くのであれば、やはり自分の心から沸き上がり喜怒哀楽を表すエモーショナルな言葉が大切です。映画の解説より、あらすじ解説よりは、「ラストシーンで涙がとまらなかった」と感情を吐露してくれた方が伝わるのです。とかく、文章に慣れていないと、一文が長く、難解な表現も交えて、くどくなりがちです。なるべく、シンプルで簡潔に書くようにしたいです。詳しい情報については、ネット時代はリンクで飛ばせばいいので、書く必要が無いのです。

あとは、amazonミュージックのプレイリストのようですが「King Gnuが好きな人におすすめ」というように、読者がイメージしやすい「関連の固有名詞」を使うのも良いでしょう。そのためには、様々な古今東西の作品に触れて、引き出しを増やしておく必要がありますね。そのためにも読書、映画・音楽・美術鑑賞が大切です。


【情報収集・思考法】

Q 流行を知る上で、必要な姿勢について。
Q 今特定のプロダクトや有形商材に興味を持てていません。将来の起業も視野に入れているため、アンテナははり続けたいと考えているのですが、幅広いモノに関与された先生はどのようにして特定のモノに興味を持ったのでしょうか。
Q デザインはどこからインスパイアされますか?

A 流行というより不易流行。特定ジャンルの老舗の逸品から学ぶことが多いです。


例えば、私はアコースティック・ギターを弾くので、いつかは手に入れたい憧れの楽器に興味を持ちました。中古でも良いので、マーティンやギブソンの名器を買おうと、お茶の水の楽器店に通っては眺め、バイトでお金がたまると弾かせていただき、悩みに悩んで手に入れました。

もちろん今でも愛用していますが、名器のデザインはどれだけ見ても飽きることなく、音は弾けば弾くほどよくなります。こうした老舗の逸品を愛用することで
本当に良いデザインやものづくりは何かを知ることができます。

ひとたび、何かのジャンルで審美眼が養えれば、世の中が美しい物であふれていることに気づきます。美術館や博物館に行くのも楽しくなります。

さらに、それを昔ながらの手仕事で創っていることを知れば、そのプロセスまで含めて尊いと感じることができるでしょう。身の回りにあるものを、すべてお気に入りの美しいものにしたくなります。例えば、陶器市やガラス市に通って、作り手の顔を見て、会話をして、想いを感じながら、お気に入りを手に入れる喜びを知るでしょう。

そんなことをしているうちに、いつしか、様々なものごとに興味を持つようになりました。たとえ、最初は好みでないものでも、そのジャンルの一流の本物を3年見続ければ、大好きになるだろうと実感し、好き嫌いもなくなったのです。


Q 発想へ至る視点等、授業でまた触れていただければ嬉しいです。
Q 先見の明を磨くには
Q 新しいプロジェクトが思い浮かぶ先生なりのルーティンなどはありますか?

A 古今東西の発明家や偉人の自伝を読むこと。毎日、1000本ノックのように新しいことを自問自答すること


みなさんもエジソンの自伝ぐらいは読んだことがあると思いますが、日経「私の履歴書」のように、ありとあらゆる偉人を読んでいけば、閃く瞬間にある種のパターンがあることに気づくでしょう。

まず、ある課題を、考えに考え抜いて、インプットにインプットを重ねること。しかし、そこで閃きが生まれることはなく、一時忘れたり、熟成させる時間が必要です。そして、仕事とは無縁の何かに熱中して、頭を空っぽにすること。散歩、ジョギング、入浴、瞑想など何でも構いません。そして、何か、一見無関係に思えるような出来事に出会ったことが引き金になって閃くことが多いようです。

しかしながら、大学生を含め、多くの人は、最初の考えに考え抜く、インプットにインプットを重ねる経験が不足しています。ですから、iUでも毎回「コロナ後の遊具は」「コロナ後の水泳教育は」といった課題を考え抜くようにしています。自分が、この会社の社長だったらという気持ちで考えるようにしてください。


Q 授業中になぜそんなに質問が思いつくのか気になりました。単純に知識の差でしょうか?

A 知的好奇心の差だと思います。それから、毎回、必ず質問をしようという意気込みの差です。



想像できないかもしれませんが、今、私は、大学生時代の3倍は向学心に燃えています。何もかも勉強になり、勉強がしたくてしたくてたまらないのです。だから、質問をしたいことが、いくつも自然に浮かんでくるのです。

その質問も、みなさんのように、就職やスキルアップに役立つHOW TOを知りたいというわけではありません。純粋に知りたい、もっというと世界の秘密のカギを開けたいということになります。この純粋な知的好奇心がみなさんの年代にあれば、さらに人生が楽しくなったと思います。そして、私が尊敬する師匠は、私以上に向学心があるから驚きです。

しかし、そんな状態になるにはプロセスがありました。20代、30代には、経営者修行のために、ありとあらゆる勉強会に出ましたが、その時、必ず真っ先に質問するように心掛けました。そうすると、講演を聴きながら、質問を常に考える回路ができるようになります。だから自然に質問ができるようにもなったのでしょう。


【表現法・コミュニケーション】

Q 自分の考えの言語化を上手にするために心がけていることは何ですか
Q 久米先生のようにロジカルで伝わりやすい講義資料を作成するために意識すると良いことはありますか?

A 結論から一言で短く言うこと。その後で、理由を箇条書きで言うこと。それは最大7つ、標準5つ、最少3つにすること。


日本人は、学校教育で、起承転結で最後に結論を言うように習っています。それをいったん忘れて、結論から短く言いましょう。その後で、理由を箇条書きでいいましょう。まずは3つ、慣れたら増やしてもいいですが、人間は7つ以上のことをいっぺんには憶えられないようにできているそうです。

あとは、場数です。とにかくSNSで毎日発信をし、授業毎に質問し、先生や友人と対話をしましょう。

ちなみに、私は、今、私を多摩大学に誘ってくださった久恒啓一先生から、図解を学ぼうとしています。ですから60歳ぐらいからは、もっとわかりやすく説明できる人間になっていることでしょう。


Q 初対面の人と話す際、どうやって話題を作り出しますか。

A もし予備情報が無ければ、その人に真摯な関心を寄せ質問を繰り返します。


事前にネットで心の合鍵=その人の好きなものやこと=を探して切り出すのが基本ですが、いつもそんな準備ができるわけでもありません。

そこで、まずは、どんな人も自分の知らない世界を生きてきた、私に何かを教えてくれる先生だと考えます。そして、名刺・身なり・持ち物などを見つめて、関心を持ったものから、質問をいたします。どんなことをしているのか、どんなものなのか、なぜ気に入っているのかなど。つまり、その人や、その人の愛用品に関心を持つことが何より大切です。

もちろん、自分が知っていたり、好きなものであった時は、話が簡単ですが、むしろ知らないものの方が、その後、話が弾んだ時の、学びも大きいでしょう。つまり、誰かと会って、話ができるのは、勉強なのです。もし、それがつまらないことだと場合は、たいてい、自分の知識・関心不足によるのです。つまり自分がつまらない人間だと思った方が良いでしょう。


Q 断られた際の精神的ショックを和らげるにはどうすればいいですか。

A たくさん断られる経験をすれば、どのぐらい断られれば成功するか確率がわかって、失敗を気にしなくなります。


断られることなしで成功できることなどほとんどありません。もし断られないようなことがあれば、営業がいらないほど商品やブランドが優れているか、たまたま運
が良かっただけでしょう。断られることで、自分や商品の不備を知り、お客様選び、お客様のニーズ探索の失敗を学ぶことができるのです。

つまり、山登りの際に、尾根を下ったり上ったりを繰り返すように、断られることも成功に至るプロセスの一部なのです。断られることが少ない仕事があるとすれば、ケーブルカーで山頂近くまで登れる初心向けの観光登山のようなもので、生涯をかけて昇るほどの価値はないでしょう。

今、思い返しても、私が懇意にしている方の中には、最初は断られたり、邪険にされたりした方も少なくなりません。つまり、断られることは、仲良くなるための必要なプロセスという場合もあるのです。


【SNS】

Q SNSでの発信が得意では無いのですがどうしたらSNSでの発信を楽しむことができるようになりますか?
Q 学びを発信すべし、と講義でも書籍でもおっしゃっていますが、自分のようにごく一般的な学生が何を発信できるのか迷ってしまいます。よろしければ、再度ご教示いただきたいです
Q SNSなど継続するコツや意識していることなどあれば教えていただきたいです。

A まずは、もうひとりの自分、特に未来の自分が喜び役立つことを記録するパーソナルメディアとして使いましょう。


SNSを、みんなに「いいね」されて好かれるためのメディアだと思っていると、「いいね」がこないとか「炎上するのでは」とか、とかくストレスが溜まります。同じく、ひとさまのSNSを見ると、自分と比較したくなり、勝ちたくなるとか、劣等感を持つとか、最悪の場合、嫉妬心の塊となって、ここでもストレスが溜まります。

実は、私がSNSを書くときに一番意識するのは、普段の生活では周りに合わせてホンネを言わず黙っている「もうひとりの自分」です。「真なるオタクの自分」と言ってもいいですね。

偉そうに、教授づら、団体役員づらしている時に、なかなか「いい電線がある」とか「とんがったアニメを見つけた」という話はできませんよね。周りもそんなことは期待していませんし、理解もしてくれないでしょう。

だからSNSを書くのです。いちばん喜んでくれる「もうひとりの真なる自分」のために。

もうひとつの有効な使い方は、「未来の自分」に役立ち、喜んでもらうように書くことです。

みなさん、若い人はまだ体験されないでしょうが、年を重ねると、すぐ物事を忘れます。例えば、「長崎に出張が入ったけれど、数年前に食べたあの美味しいカステラ屋さんの名前が思い出せない」といった具合です。

そんな時、自分のfacebookで「長崎」と検索すれば、ちゃんと、これまで、長崎を訪ねた時に感動した記事の数々が一覧表示されます。それが引き金となって、記憶が鮮やかによみがえるのです。「そうだ、路地裏のあのちゃんぽんもおいしかったんだ」とか「軍艦島の廃墟をもう一度見たいな」とか、旅の予定も立ってしまいます。また、私の場合、観光地域づくりの講演も多いので、かつて長崎で感動した記事の数々をレジュメに貼り付けて紹介することもできて、一挙両得です。

逆に言えば、感動したことをその時その場でfacebookにアップしておけば、すぐに忘れても良いのです。Facebookという外部脳に記録するのです。すぐ忘れることで、逆に脳のメモリが解放され、感動するためのワークスペースが拡大されて、もっと五感センサーが働くことになります。

というわけで、教科書などでは、師匠とつながり、同志を増やす使い方を強調しておりますが、実のところ私はかなりのウエイトで「自分の幸せのため」にSNSを使っております。

ですから、みなさんも、まずは抑圧している自分を解放し、その自分が喜ぶような記事を、未来の自分のために書き続けてはいかがでしょうか。毎日のストレス解消手段として使うところから始めるのです。

それを続けていた結果、学校や職場では見つからない、オタクな同志が見つかるかもしれませんよ。私で言えば「電線クラブ」のメンバーのような。


Q facebookなどで企業の方々と連絡を取り合うことがあるということを友達から聞いたのですが、実際にどれくらいの人がSNSで連絡を取り合ったりするのでしょうか?

A facebook友達なら、メールよりメッセンジャーの方が連絡を取りやすいです。


ビジネスのやりとりでは、現状メールが基本だと思いますが、社内外の様々なメールが飛び交い、重要なメールが見つかりづらい欠点があります。

また大組織のエライ方の場合、秘書室や部下を通すなど、かえって時間がかかってしまい話がややこしくなることも少なくありません。

一例をお話すると、先日、iUのビジネスプレゼン大会の審査員を、墨田区のキーパーソンである東京商工会議所墨田支部の会長・事務局長、墨田区商店街連合会の会長・事務局長、墨田区観光協会の理事長、東京東信用金庫の理事長にお願いすることがありました。

みなさんfacebookの友達で、日々公私混同で投稿などを目にしている方々だったので、メッセンジャーのグループで一括してお願いいたしました。その後、前日に突然リアル開催がオンライン開催に変わったり、当日はZoom会議室のトラブルなどがあったり、ハプニングの数々もありましたが、お互いメッセンジャーでつながっていたので、ほぼリアルタイムで対話ができて事なきを得ました。

ですから、みなさんも、この授業を通じてSNSでプロフェッショナルの人たちと友達になり、メッセンジャーでやりとりをする練習をしてほしいと願っています。


Q 先生は Instagramではあまりお仕事の投稿はしていないように思いますが、SNSごとに使い分けをしていますか?また、Instagram、Facebook、Twitter 以外に SNS はやられていますか?

A インスタ→twitter写真記事同時投稿。Facebookは加えてシェアすべき情報


私は、インターネット前夜のパソコン通信時代から、同報メール→メールマガジン→ブログで情報発信を続けてきた人間ですが、まずはtwitterから始めました。それなりに便利ではありましたが、匿名メディアで荒れやすいのと、文字制限、写真不掲載の制限から、facebookにシフトしました。

Facebookはtwitterほどの拡散性はありませんが、不満点が解消されていたので、今ところ5000人の友達上限制約と疎遠になった友達削除機能がないこと以外は、それなりに満足しております。地元墨田区のキーパーソンを中心に、経営者仲間にも推奨して、友達になったため、みんな仲良しになった上、連絡も取りやすくなり、大変便利です。またYouTubeなどの外部リンクも貼りやすいので、毎晩DJ気分で音楽紹介をするなど、好きなものごとをシェアして友達に知らせるのも簡単になりました。

ただ数年前に、ある明大生からfacebookはおじさんしかやっていない、若者はInstagramと言われたので始めてみました。写真中心で短文のオープンメディアは、自称?写真詩人の私の感性にぴったりで、かつパーソナルな記憶金庫にもなるため、すぐのめりこみました。一応twitterのアカウントも生きているので、インスタ投稿はそのままtwitterにコピー転載される設定にしています。

今のところSNSは、それにYoutubeを加えたぐらいですが、また便利で友達が乗り換えるものがあれば移動します。


Q SNS発信の際に、自己主張が強いと炎上の恐れもありそうですが(特に文字数制限があるTwitter)気をつけていること等ありますか?今日のお話でもっとSNSを活用していこうと思ったため教えていただきたいです。
Q 情報発信をする上で、特に意識、工夫をしていることがあれば、教えて下さい。

A 意識していることは「ほめるだけでけなさないこと」と「情報三分法」


SNS上には、批評・批判・誹謗中傷することでアイデンティティを満たそうとする人が少なくありません。しかし、私は怖くて、誰かをけなすことなどできません。世の中、2:6:2の経験則で、誰からも好かれることなどできません。2割に好かれれば2割に嫌われるのが世の常です。陰口でさえ、批判は当人に伝わるのに、ネットで公開批判などしようものなら、「私はあなたがキライです」と世界中に叫んで2割の敵?に戦線布告をするようなものです。

また2:6:2の経験則を引用するなら、「けなす人」は「けなす人」で集まり、「ほめる人」は「ほめる人」で集まるものです。わたしは、お互いに実名でほめ合い、励まし合うグループの方に属して、縁・運・勘に恵まれるようにしたいのです。

もちろん人間ですから、好みに合わないものもありますが、その大半は、自分の偏見や知見・経験不足によるものなので、批判する権利はないと考えます。どうしても頭に来たら、穴でも掘って叫べばいいのですが、幸いにして60近くなるとスルーする力が鍛えられて、頭にくることも少なくなるのです。SNSをうまく使ったからかもしれません。

もう一つ意識しているのは、「情報三分法」

自分の仕事・ライフワークのPRが1/3、好きなもの・こと・ひとのシェアが1/3、もう一人の自分のオタクな趣味が1/3

と気持ちの上でバランスを取ることです。

自分の宣伝ばかりしても嫌われます。むしろ仲間のことや、好きなもの・こと・ひとを応援する記事を書けば、いつしか相手も自分のことを好きになって紹介してくれるかもしれません。自分で宣伝するより信頼できる人のクチコミの方が大切なのがネット社会。だからこそ誹謗中傷よりもお互いに良いところをほめ合う記事を書きましょう。

そして実は大切なのがオタクな趣味。21世紀はタモリ倶楽部に出られるような「ほとんどの人にはまったく価値がないが、ある種の人にはとても大切で面白い趣味」を持っている人が尊敬される社会だと思っています。なぜならオタク以外のフツーなことは、AIとロボットの方が上手ですからね。

特にみなさんが偉くなったり真面目な仕事についたりした時ほど「あの人の以外なお茶目なところ」が大切になります。それをオフィスで発言するとみんなにドン引きされるかもしれませんが、ネットで発言する分には間合いがありますし、想定外のご縁も広がるのでおすすめです。


Q 先生が繋がりたいと思うような人はどんな人ですか?

A カッコ良く言うなら「道を歩み続ける人」わかりやすく言うなら「何かのオタク」


たとえどんな夢であれ、自分の目標があり、そこに向かって歩み続けている人が好きです。

特に、自分の知らない道を歩む人、しかも楽しそうに地道な努力を続けている人とつながりたいと思います。

なぜなら、その道の達人との出会いは、みなさんが、この授業で感じたように、私に元気と勇気を与えてくれるとともに、もっと頑張らなくてはと背中を押してくれるような気がするからです。そして、未知なる世界を知ることは、過去の経験で濁った私の目からウロコを落としてくれ、新たな驚きと喜びを与えてくれるからです。

ですから、私にとってSNSの活用は、さらに言うなら人生は、自分色に染まり凝り固まった自分を、多様なご縁や体験を通じて、少しずつ透明でしなやかなものに変えていく手段であり目的そのものでもあるのです。


Q 人間関係を築く方法
Q SNSやリアルの場でどのように人とつながっていくのか具体的な行動を知りたいです。私自身、社会人になった際、外部の社員の方ともお話して知見を広げていきたいと考えています。

A 講義でお話ししてお勧めしたように「ググってウィキして会いに行け」です。


この授業でゲスト講師に対して、お勧めしてきた方法が、私の答えのすべてです。

誰かとお会いする前には、その人の好きなもの・こと・ひとをネットで調べて関心を持ち、試せるものは試して、自分も好きになれれば最高です。

そして、お会いして最初にあいさつをする時に、相手が好きなもののこと、それを自分も好きになったことについて一言お話をしましょう。きっと初対面でも話が弾むことでしょう。

面談中は傾聴して、相手が一番話したかったこと、自分の心に刺さったこと、今日から始めることをメモしておきましょう。また、SNSをその場でフォロー(できれば友達申請)してよいか、今日、学んだことをSNSでシェアして良いか尋ねましょう。

そして面談直後に、今日の出会いをSNSで発信してから、できれば手書きのお礼状にSNS記事を同封して、そこまでできなければお礼メールに記事リンクを添えて送りましょう。

その後は、定期的に相手のSNSをチェックして、いいねやコメントをしましょう。そして新商品発売などのニュースは積極的にシェアしましょう。なにより参加できるイベントなどがあれば積極的に出向きましょう。

何より大切なのは、その大切な方、師匠となるかもしれない方にも読んでいただけるように、毎日有意義な情報発信を続けましょう。


【自己管理・スキルアップ】

Q 色々なことにチャレンジなさっていてパラレルで活動なさっていたこともあると思うのですが、一番忙しかった週のスケジュールを聞いてみたいです。
Q 時間の使い方で工夫していることなどはありますか?
Q 先生が様々なことに同時に着手しているあたりを見ると、非常に合理的で時間の使い方が上手な印象をうけました。自分はタスク管理や時間の使い方が下手なので、時間の使い方のコツがありましたらご教授いただければ幸いです。

A 会社のグループウエアで時間管理。公私混同で休日や朝晩も含めて隙間時間を有効活用


たぶん10年ほど前に経営者をやりながら、地元団体やNPOの役員もやり、週11本の連載記事を抱え、子育ても忙しかった時期がピークでしょう。

予定はクラウドのスケジューラーで全社共有、外部会合や社内での面談もひっきりなしで、一日数本。メールは1日数百通も来るのでスキマ時間で対応します。SNSの発信もしなくてはなりません。

ジムに行く時間がないので自転車通勤で体力づくり。原稿書きは帰宅後、それから土日に愚息たちを囲碁教室などに送って待っている間にカフェで書きました。

睡眠時間は、平均で4時間半ぐらいだったと思います。その頃に比べれば、今は6時間は眠れているのでまだ楽ですね。


Q ゲーム制作をした時に、プログラミングが必要だと思いました。いつ、どのような方法で勉強したのですか?
Q 起業する際に、必要だったパソコンのスキルはありましたか。
Q 事業を始める際に、わからないことはどのように解決していきましたか。
悩みを克服したいときどのような行動を起こしていますか?

A その場その場で達人と教則本に教わりつつ、自分なりの方法を考えました。


私は、文系の経済学部出身でしたが、ワープロで卒論を書いた最初の世代でしょう。つまりワープロ(一太郎)ぐらいしかできませんでした。ただし、父の経営する中小企業の請求書発行システムのパッケージ導入のお手伝いはしていました。

その後、飛込営業担当だったゲーム開発会社で、夜はゲーム作りに抜擢されました。人が次々にやめて少なかったことと、ディスクシステムはコピーが氾濫しているのでやめるべしというレポートがロジカルだったので選ばれたようです。

プログラミングの知識はゼロでしたが、4人のチームで、どうしたら面白くなるかのアイディア出しでした。ここでは、ゲームをやったことはなくとも、学生時代に本・映画・音楽をむさぼるように味わった経験や、童話を書いていた創造性が役立ちました。

証券会社に転職して、今度はいきなりAIを使った相続診断システムのプロジェクトマネージャーを任されました。富士通総研のプロスタッフに教わりつつ、ゲームを創った時の要求仕様書のフローチャートなどを思い出して作成しました。ここでもプログラミングよりも、どんなシステムを創れば、お客様、相談する店舗スタッフが喜ぶかを考える方が重要でした。

そして、父の会社に戻ると、私が大学時代に入れた古いシステムが動いていたので、それの刷新。さらに集金→手形管理→経理の仕事をしていて気づいたパッケージシステムにはない問題点を解決すべく、自分で桐というプログラミング可能なデータベースソフトを使って顧客与信管理から会計作業の合理化までできるシステムを自作しました。マニュアル本一冊読んだだけです。

そこで、みなさんに申し上げたいのは、オフィスソフトとSNSの活用は最低限身に着けるとして、プログラミング手法そのものよりも、問題発見、顧客共感、論理的解決法、運用改善の実践的スキルの方が大切だということです。それは、これからみなさんが現場で体験して身に着けるものです。その時、先輩の教えと、教則本を活用しながら、自らを鍛えてください。

Q もとからすぐに行動起こす方でしたか?それとも途中から行動をすぐに起こすように切り替わりましたか?後者である場合、何かきっかけのようなものはございましたか?
A 違います。大学で生涯の師である平野絢子先生に出会ったこと。その後の修羅場体験がきっかけです。

ものぐさ信ちゃんを変えてくれたのは、大学の恩師、そしてその後次々に出会った師匠のおかげです。

同時に、その後、多いがけない修羅場の数々に遭遇して、すぐやる生き方をせざるを得なかったことがきっかけだと考えています。


Q 先生自身の長所、短所

A 長所 多様な人と付き合い何でも飛び込むいい加減さ、一方独りぼっちでも楽しめるところ。短所 片付けが苦手。特に自分の作品や成果物などの整理整頓が苦手。


私は群れるタイプではないのですが、どんな人がいる、どんなところにいっても、そこそこ?楽しめる、いい加減でおっちょこちょいな人間になれました。

ところが、一人遊びも大好き。ぼっちで何かをするのも好むので、美術館めぐりから一人ゴルフまで、孤独を孤独と感じない自由人にもなれました。

ただし、片付けが苦手。本当に苦手。オンライン授業のために地下の物置を仕事場に改造中なのですが、これまで本やCD、さらにはこれまで書き飛ばしてきた連載記事や取材コピーなどの整理がまったくできていません。どうなることやら。


Q 前向きな姿勢が印象的なのですが、そういったマインドセットのために取り入れている習慣などはありますか?

A 面白いもの・こと・ひとにたくさん出会う。それに感動して発信する。そして忘れて次へ。


前向きだと自分で思ったことも、なろうと思ったこともありません。(強いて言えば、会社が経営危機の時に、銀行や仕入先の前では明るく振舞おうとしていました)

人は元気な人と会えば元気になる。

実にシンプルなことですが、私のささやかな実体験です。そして、この明治大学ベンチャービジネス論を15年続けてきた結論です。みなさんも、ゲスト講師、元気で楽し気な大人に出会うことで、前向きになれたのではないでしょうか?


Q 私生活において習慣化していることはありますか?
Q 自分の心の内の感情とはどう向き合っていますか?(友人や家族に話すなど)
 大人になるにつれてこの問題に立ちはだかることが多いです。

A 瞑想的な時間を大切にしています。それから20年以上続く仲間の会


ココロを空っぽにできる瞑想的な時間を持つようにしています。

朝起きたら、神棚に祝詞を奏上してから、独自の瞑想を2〜30分。最後は般若心経で締めます。夜寝る前も同じような感じです。

自転車通勤や、公園を自転車で回る時間も大切な瞑想の時間です。体を動かし、風を感じると頭が空っぽになります。逆にラジオで達人のインタビューや音楽なんかを聴くのも逆に頭の働きを和らげるのでおすすめです。

同じように、美術館めぐりやコンサートに行くのも瞑想的で、心のリセットに役立ちます。

それから、20年以上、年齢・性別・国籍・業種の異なる経営者数名で毎月4時間にわたって行っている会も心の平安に役立ちます。社内や家庭内でも話せない悩みをお互いにシェアし合い、相互にアドバイスをするという会です。この会と心友のおかげで、メンタルがこわれないで済んでいると感謝しています。


【社会貢献】

Q 社会貢献できる人が成功していくのか、成功している人が社会貢献できるのかが気になります。
Q 私はCSRやESG投資、SDGsなどに興味があります。考えるにあたり「良い企業」とはどのような企業なのかという壁に当たりました。先生はどのようにお考えでしょうか。(私は誰かの幸せを目的にし、結果として利益を得られている企業なのではと考えました)

A 社会貢献と成功の区別、企業とNPOの区別が希薄になっていくでしょう。


「働くように遊び、遊ぶように働く」というのが私の理想ですが、同じように「世のため自分のため」に働きたいとも思っております。

成功(例えば寄付)しなくとも社会貢献(例えばボランティア)できる方法はたくさんあります。何か条件がそろったら何かをするのではなく、やりたければいま「すぐやる」方法は探せばあるのです。つまりやる気の問題です。

これは企業やNPOも同じこと。これらは対立概念ではなく、「優れた企業」と「優れたNPO」の経営理念を見比べてみれば、あまり差がないことに気づくでしょう。上場企業の場合は利益を株主に還元する必要がありますが、オーナー企業ならば、むしろNPO以上に経営効率高く、社会課題の解決ができるかもしれません。

また「良い人」「良い企業」「良いNPO」の基準は、あくまでも主観です。みなさん自身が、経営理念に賛同し、リーダーの考えやスタッフの笑顔に感動し、ユーザーのロイヤリティーの高さを実感したら、それが「良い」ことになります。私や親に尋ねても、それは本当の答えではありません。


Q 先生は多くのコミュニティで評議員などをされていますが、参加を決意するときの基準などはありますか。また、主にどういった方法でこのような集まりがあることを知りますか。
Q 本職の他にも墨田区観光協会 理事や新日本フィルハーモニー交響楽団 評議員など多くの活動をなされていると思いますが、今までに仕事を断ろうとしたことはないのですか?とりあえず「やってみる」のでしょうか?

A ユーザーとして参加し感動する、活動理念に共感する、尊敬する方に誘われる時には飛び込むようにしています。


まず、自分自身がその活動に参加して、お客様として感動すること。そして、そこで働くスタッフの生き方や笑顔に共感することがベースになることが多いです。例えば、新日本フィルハーモニー交響楽団がこのケースです。

あとは、その活動理念に共感することで参加する場合もあります。例えば、私のSNSでの発信を通じて、墨田区観光協会の発起人理事のお誘いを受けた時がこのケースです。

一番多いのは、私が尊敬する方に声をかけていただいた場合です。例えば、社会貢献支援財団、日本舞台芸術振興会、日本吟剣詩舞振興会などがこのケースです。


Q 未来企業の8つの定義というものを挙げていましたが、先生が今この定義に当てはまっていると思う会社はありますか。

A それを探すのがみなさんの就職活動です。堀 潔先生のスゴイ会社を参考に。


きっとたくさんあると思いますが、私はベンチャー企業研究者ではなく、教育者であり実践者なので、調べておりません。

また、教育者なので、この定義をみなさんが考えるヒント、就職活動に役立てていただくのが私の役割です。授業でも申し上げましたように、親や先生のすすめを妄信せずに、自分で考え、自分でリスクを取ることが、私の授業の主旨なのです。どうぞご理解を。

と言っても不親切なので、私が尊敬するベンチャー・中小企業研究の大家、桜美林大学 堀 潔教授のSNS「すごい会社」シリーズをフォローされてはいかがでしょう。

#すごい会社
https://www.facebook.com/excellentJapaneseCompanies/


【ライフワーク】

Q 非常に多岐にわたる活動をされてきていますが、なぜこれほど多くの活動をしようと思ったのでしょうか。現状に満足せず新しい分野に挑戦し続ける野心をお伺いしたいです。

A 私は野心家ではなく、本来受け身の人間です。多くの活動はご縁の結果なのです。


私の経営者時代の20年あまりは、とにかく会社をつぶさないために活動していました。そのためにお金をかけずに自分でできることは何でもやらざるを得ませんでした。

異業種の方々、NPOの方々にも会いに行き、インターネットを試して自ら発信を繰り返し、頼まれれば何でも引き受ける。

元来ものぐさな私が、やむを得ず、積極的に動いた結果、今の活動につながっているのです。ですから挑戦する野心というよりも、ご縁にお答えして報いていくという感覚が近いと思います。


Q 様々な職などをご経験されているが、最もやりがいのあった仕事、うまくいかなかった仕事はなんでしょうか。
Q 起業をして楽しかったことは何でしょうか?
Q たくさんの企業経験があったりいろんな分野にかかわっていらっしゃいますがその中で一番わくわくしたものはなんでしたか!?

A いつでもどこでも今取り組んでいることが一番わくわくします。


これは私の長所でもあり欠点でもあるのですが、過ぎたことの多くを忘れてしまいます。(過去の話をするのは、本を書くときと、授業をやる時に必要に迫られてなのです。)

その反面、今ここでやっていることが一番好きで面白いと感じるのです。

もう少し細かく言うと、いくつもの仕事をパラレルでやることを続けていると、スイッチの切り替えが必要になるので、今、面談している時は、目の前の案件に集中し、明大で授業をやっている時はそれに集中するという感じです。

この瞬間を「自分なりにベストを尽くしたい」「人と違うやり方で成果を出したい」というゲームを続けていると言ってもよいでしょう。

ですから、人生という長いゲームの中で、どんなステージにおいて、どんなキャラと格闘しているかは、その時々のステイタスでの楽しみなので、終わったら忘れて、どんどん先に行くという感じです。


Q 「やり抜く」中で挫けそうになった(もしくは挫けてしまった)経験はありますか。またその際どのように立て直しましたか。

A もちろんあります。諦めなければ、時が解決してくれることが多いです。


もちろん最初からうまくいかないことも、もう少しというところで失敗することもあります。しかし成功や失敗は確率変数の問題です。成功するまで、一定以上の失敗を貯金する必要があるのが人生なので、あまりくよくよしていても仕方はありません。

他の仕事もこなしたり、スキルを磨いたりを続ければ、時が解決してくれることもあります。

もし解決してくれなければ、時流にあっていないか、実力が足りないか、縁・運・勘にめぐまれていなかったということでしょう。しかし、人生には、他にもやることは山ほどあるはずなので、そちらに邁進していれば、機が熟すということもあるでしょう。


Q 20代は仕事に勤しみ、キャリアを上げていくことが正解と考えていました。どうお考えですか?

A 20代ところか60歳近くなった私が、今一番、仕事に勤しみ、キャリアを上げていく必要を感じています。


どうやら、勉強は一生続くようです。突然、本格的な起業家育成の専門職大学のクラス担任になったり、Zoomで授業をすることになったり、もう一生分の修羅場くぐりと勉強は終わったかと思いきや、また次なる新たな仕事と勉強が待ち構えていました。

でも、それを大変だと思うか、面白くてありがたいと考えるか、気の持ちようです。

あまりに辛いことが多くて不感症になったのか、マゾになったのか、エリート企業に入って、役職定年になり生きがいもやることもなくなった同世代よりも、私は恵まれている?!死ぬまで勉強と仕事を続けたい?!と考えるようにしています。


Q フリーランスという生き方について

A フリーの良さも勤め人の良さも味わえる複業人生が今後注目されるでしょう。


私も、中小企業の経営者をしながら、執筆や講演を行うフリーランスの活動をしています。だから両方の良さも辛さもわかります。

フリーランスの方が自由気ままで、うまくいけば稼げると思われているかもしれませんが、実は大変なことも多々あります。まずは、仕事の山谷があるので収入が安定せず、今のコロナの時期には半年間も講演の仕事がなくなりました。またフリーとはいえ、お客様あってのか弱き個人事業主なので、注文が少ない時は、わがままなクライアントのニーズに答えなくてはならないかもしれません。

そこで第三の道。それは企業に半分勤めて、半分フリーをする生き方です。

既に、働き方改革で先進的な企業が試していますが、社員の副業というより、フリーランスの個人事業までOKの複業を認めるトレンドが進みつつあります。会社に現状維持でぶら下がる社員より、複業をするような社員の方がクリエイティブな貢献をしてくれるという期待もあるのでしょう。

もちろん、どちらか一方の人生よりも忙しく勉強も努力も必要ですが、その分収入も増えつつ安定し、世界も広がり楽しく生きられます。

願わくば、そこにNPO活動、地域貢献・社会貢献の時間も取っていただくと、発想・ご縁など、さらにフリーの良さが生きる、仕事にも役立つと思います。


Q なぜ大学の教授になろうと思ったのですか?
Q なぜベンチャービジネス論を講義しようと思ったのか詳しく聞きたいです。
Q どのような経緯で明治大学のベンチャービジネス論の講義を担当することになったのか。

A 尊敬する人に出会い、講師になるよう勧められたからです。


特別講義でもお話しましたが、明治大学の場合は、経営情報学会で出逢った村田 潔先生に、経営者を講師にするクリエイティブビジネスコースでベンチャービジネス論を創設したけれど、講師がいないとお誘いをいただきました。

多摩大学の場合は、先に客員教授になっていた師匠 橘川幸夫さんと副学長の久恒 啓一先生に誘われたからです。

iUの場合は、近未来研究会で再会した当時 楽天常務の高橋理人さんから、iU開設準備室長の宮島徹雄さんを紹介されて意気投合したからです。

つまり大学の先生になろうと思ったわけでなく、ご縁をいただいた方からありがたいお声がけで、気が付いたら先生になっていたということです。


Q 社会人は大変そうなイメージが大きい中、久米さんが仕事を楽しめる秘訣があれば教えていただきたいです。

A 学生時代に50ぐらいのアルバイトを試して仕事を楽しむ秘訣を身につけました。


一言で言うなら「どんな仕事も達人になるのは大変で、道を究めることはやりがいがある」ということです。

引っ越しなら引越し、店舗キッチンの掃除なら掃除で、はやくうまくきれいにやるのは難しいことに気づき、先輩の凄さに見とれました。

もちろん向き不向きはあるでしょうが、できない理由のほとんどは自分の努力と経験不足ということもわかりました。

また、レタス畑の収穫など一見きつそうな肉体労働ほど終わった後の充実感は大きく、競馬場のガードマンなど一見楽そうな何もしない仕事ほど退屈で辛いことも知りました。

つまり大変そうなことが面白いことだと気づいたのです。


Q 人との繋がりを大切にする上で意識していることはありますか?
Q 自分の趣味を見つける何かいい方法はありますか。

A 夢を抱いて道を歩み続ける人、それも自分と違う道を歩む人とつながる


どんな内容であれ、夢を抱いている人、そこに向かって歩み続けている人に惹かれます。そして、自分もそうありたいと思います。

そんな人同士で、しかも違う道を歩む人同士で、惹かれ合いつながることで、お互いの元気や勇気が相互作用で倍増するような気がします。しかも、自分の知らない知恵や、見たことのない世界を知り合うこともできるのです。

そして、思いがけない趣味を教わり、自分もその趣味にはまることも少なくありません。私の場合は、新たな趣味を見つけることは、新たな師匠や同志との出会いから始まることが多かったと思います。


Q 新しいことを始めるのにリスクがあると思いますが、どのように思い切っていますか。
Q 本当に様々な経験をされてきていますが、そのような行動力はどのようにすれば身につきますか、教えて頂きたいです。
Q 常に活気がある人生を送るにはどのようにしたらいいですか。

A リスクのある厳しめの状況に身を置けば、いつしか、リスクも怖くなくなり、行動力が身に付き、活気のある人生を送れるようになるでしょう。


私の場合は、何の因果か、リスクを求めたわけでもないので修羅場の連続でした。当時は運が悪いと思っていましたが、今は運が良かった、そのおかげでご縁と勘にも恵まれたと思っております。

その点で言うと、みなさんも実に運がいいのかもしれません。大学生活の締めくくりをコロナ禍真っ只中で迎え、就活に悩み苦しみ、社会人生活もゼロリセットに近いDX革命進行下で迎えることになるからです。

つまり、去年までの、学業にも就活にも悩みの少なかった先輩方よりも、自ずと向学心・行動力・危機意識などが高くなるからです。

ここで運が悪いと落胆せずに、逆にリスク耐性と修羅場に対応した行動力が磨かれるご縁に恵まれたと考えてはいかがでしょう?


Q久米先生は多種多様な方面でいろいろなことをされていますが、私も将来はそのような生き方をしたいと思っています。現在も私は好奇心旺盛な方で、気になったことにはなるべく挑戦しいろいろなことに手を出しているのですが、その分全てが中途半端になってしまっているような気がしています。久米先生のように幅広くたくさんのことをこなすコツなどがあれば教えていただきたいです。
Q多くの仕事をする上で、混乱したり、嫌になったりしないのですか?

A3日3カ月3年10年の壁を越えれば何かが変わります。多くの仕事をパラレルでやる方が乗り越えられることもあります


結局のところ、人並みになるためには3年コツコツ努力を続け、一人前になるには10年続ける必要があるのです。だからといって、一つのコト一本に絞ると、上達は早くとも、飽きるのも早くなったり、疲れてイヤになったりします。

ですから、私の場合は、多くのことをパラレルで少しずつ努力するから、上達は遅くとも、逆に飽きずに長続きするのかもしれません。10年続けられれば、一人前になれる可能性が高いのですから、ご自身にあった形で、道を究めて行きましょう。


Q 何かを挑戦するときにどんな人に協力を仰いだり、応援してもらっていますか?
また、応援や協力してもらうためにどんな取り組みをしていますか?

A まずは自分で挑戦することも、先に人が集まってから挑戦することもあります。


これはケースバイケースなのでお答えしづらいのですが、今はネットを使って自分でできることも増えています。ですから誰かを巻き込む前に、小さく自分で試す場合も少なくありません。

また不思議なことに、プロジェクトの立ち上がりと同時に、次々に人と出会い、自然にチームが出来上がることもあります。

いずれにせよ、日頃からGive and Giveの精神で利他の情報発信を続けていると、応援や協力も自然に集まってくるものです。ネットのみならリアルの世界でも、お役に立てることがあれば、無私の精神で積極的にお手伝いしましょう。

それが、いつか自分の出番の時に役立つこともあるのです。


Q久米先生が感じる明治大学生とiU情報経営イノベーション専門職大学生の違いについて教えてください。

Q明大生がiU生に見習うべき点について教えてください。

A iU生の多くは最初から起業をする覚悟を持ち、親も納得させて入学しています。


iU生は、まだ高校を卒業して半年ほどの学生が大半(社会人もいますが)なので、知識や学力などもみなさんの方が上だと思います。

ただし、開学前で実績もない怪しい学校を見つけ出した発見力。起業する覚悟で新設の起業家養成専門職大学に入る勇気と覚悟、親を説得・納得させる交渉力を持ち合わせている学生が多いかもしれません。

とは言え、成果が出るのは、まだまだこれからですので、比較は難しいと思います。


【女性活躍】

Q私は女性だからということもありますが、将来バリバリ働くと結婚して子供を産んでという女性としての幸せを得ることが難しくなるのではないかとの不安があります。先生の周りで、活躍している女性がいらっしゃるようでしたらその人の家族との付き合い方だったり仕事以外の面での生き方を知りたいです。

A多くの経営者が女性の方が優秀であると認識しているので、産休や時短など働き方改革に熱心な会社も増えてきました。


例えば、マンガすぐやる技術の舞台になった松山油脂の河口湖工場を見学する際、同社の女性スタッフと往復の車中で歓談しましたが、同社は産休の充実など女性も大変働きやすいそうです。ただし、指示待ちではなく、自分で発言や提案をしないと、同社の良さを活かせないと言っていました。

つまり、やる気がある女性なら、面白い仕事も任せられるし、かつ産休なども認められる会社だということでしょう。


Qゲストが男性メインですが、女性の起業家の方は先生の周囲の世代にはあまりいらっしゃらないのでしょうか。

Aたくさんいます。今年は例年よりも女性の受講生が多かったのが想定外でした。


もちろん、優秀な女性起業家の友人もたくさんいますし、私の大学の授業にコミットしていただくこともあります。例えば、地域密着型の専門職大学iUのビジネスプレゼン大会の審査員をお願いした墨田区観光協会理事長(元Jcomの支社長)も、東京商工会議所墨田支部事務局長も優秀な女性でした。

ゲスト講師にたまたま男性が多いのは、毎年アンケートで好評で、明治大学出身の方を選んだ結果であって、特に他意はありません。


【アイデンティティ】

Q私はよく、他人と比べてしまって例えば成績に関してもこんなに頑張ったのにその友達に負けてしまったりと自分を肯定的に考えることがなかなかできないのですが、久米先生はどのようにして自分を肯定的に考えていますか?

A誰かと比較しているうちには自己肯定感は得られないと思います。


私にとっての自己肯定感とは「みんなが嫌がる仕事でもやる」「お金にならなくとも意義があればやる」「やる以上は全力でやる。しかも独自のやり方でやる」といったことが中心です。もし比較をするとしたら一年前の自分よりも成長しているかどうかでしょう。

時間軸も長くとり、結果を焦りません。死ぬ直前に、よくがんばった、良い人生だったと思えれば、それが最高の自己肯定感でしょう。

【その他】

Qゲートボールをeスポーツにというお話に興味を持ちました。様々な弊害があるとは思いますが、競技を根本から帰るようなことになりかねないと思います。

Aおっしゃる通り、ルールからまるごと変えないと難しいでしょう。


そこで、新ゲートボールの検討が始まっています。その前提の一つがeスポーツ化しやすいものということになります。

他にもチームがなくとも一人で参加できる、会場を問わないなどの条件をクリアしないと、新展開は難しいでしょう。

逆にアイディアがあったらぜひ教えてください。スタッフに伝えます。


Q スマホでの幅広い情報収集にオススメのサイトやアプリはありますか。InstagramやTwitterばかり見てしまうのですが、長く使用すると偏った情報や決まったアカウントの情報ばかりになってしまいます。
Q ビジネスや世の中のニーズをとらえるために、久米教授が日経新聞やSNS以外でどのような手段を用いて情報収集をしているか教えて頂きたいです。

A NHK-BSのワールドニュース。達人縁者のSNSや勉強会。現場を歩いて体感。


InstagramやTwitterは、私にとって情報発信ツールであり、ほとんど情報収集で使うことはありません。

日本に移り住んだ海外の友人が驚くのが、NHK-BSのワールドニュースです。世界中の主たる放送局のニュースをダイジェストで見られるのです。私は「世界の今」を知るため毎日録画してでも見ていますが、日本のメディアが、いかに日本国内の狭い範囲のニュースしか報道していないか思い知るでしょう。

それから、マスメディアもネットコミもほとんどが二次情報、三次情報です。私が信頼するのは、リアルやネットでつながった親しい師匠や仲間が自分自身で行っている一次情報です。もちろんネットには書けないことが大半なので、実際にお会いした時にお互いに「ここだけの本当の話」をしあうのが一番信頼できます。

さらに信頼できるのが、自分で現場を歩いて、観て、聴いて、感じた「兆し」です。私が、みなさんとこうして対話をするのも、そして旅を愛するのも、半分は今現場で起きていることを体感する取材のためなのです。


Q 文化、芸術に明るいとのことですが、美しさとは何だと思いますか?

A 言葉にできない非日常な感激、時に頭を稲妻で打たれたような、時にやさしく抱き留められたような感覚です。


まず、私は文化・芸術に明るい専門家ではなくと、理屈抜きに見とれ聞き惚れているやじうまにすぎません。そして、文化・芸術を言葉で勉強したり、美しさとは何だと考えたりすると、かえって美を素直に感じ取る心が死んでしまうと感じています。

今年は、明治大学の先輩で日本を代表する彫刻家の山田朝彦(ともひこ)先生のお話を、お聞きいただくことができませんでした(Zoomでは伝わらないということで講師を辞退されました)山田先生が毎年強調されるのは、美術館を見る時に、解説を読まない、音声ガイドを聴かないで見てほしいということです。

おそらく、論理や言語をつかさどる左脳が働くと、感情をつかさどる右脳が働かなくなるからでしょう。

また、私が、毎月10近くの展覧会を見て歩くのも、美しさを求めているわけではありません。何だこれは!と驚くようなもの、人から見れば醜いと感じるものでさえ、私にとっては出会いたい何かであり、心が動くのです。

ですから、特に20代のころは、文化・芸術の勉強などせずに、何も考えずに展覧会をわたりあるいてください。私も愛用している2カ月間有効2200円で都内や近郊の美術館・博物館の大半が無料から割引になる「ぐるっとパス」を使えば、名家の御曹司よりも多くの美術品に日常的に触れることができます。

そんな展覧会めぐりを10年も続ければ、美しさとはなにかという疑問なども消失していることでしょう。


Q リモートワークはどのくらい普及するとお考えですか?

A 普及というより主流になると考えます。


例えば、先日、地元の会合で、アサヒビールの総務の方とお話をしたら、これからは原則テレワークで、ハンコも撤廃すると、当たり前のようにおっしゃっていました。人と会う営業の仕事も、本社に来ないで直行直帰となり、お客様のところに伺うか、あるいはそれさえもテレワーク。

つまり、テレワークは、コロナ対策ではなく、コロナが引き金を引いた、デジタルトランスフォーメーションの不可逆なトレンドなのです。

もちろん、人と実際に接することで喜びを生み、感動を呼び覚ますようなサービス業は、コロナ後に無くなるどころか、もっと需要が生まれるかもしれません。


Qメッセンジャーで伺いましたが、瞑想の方法。
Q朝のルーティンのようなものはあるか(朝でなくても毎日続けていること)

A神仏習合、ヨガ、気功法なども取り入れた独自の瞑想を朝晩しています(約30分)


なぜ? 心地よいからです。身心に元気がみなぎるからです。

朝起きたら、神社系ボーイスカウトだった私は、まず以下のルーティンを。


1 神棚に向かって祓い詞を奏上して二礼二拍手一拝
  https://tinyurl.com/svosqhs

2 ベッドに腰かけて、背筋を伸ばし、合掌して唱えます。
  「祓え給い、清め給え、神かむながら守り給い、幸わえ給え」
(お祓い下さい、お清め下さい、神様のお力により、お守り下さい、幸せにして下さい)
  https://www.jinjahoncho.or.jp/omairi/osahou/tonaekotoba


ここからは、古今東西の瞑想法のいいとこどりです。

続いて、手を上に向けて、ひざの上に置いて座ります。
ここからは、ずっと座ったままの瞑想です。

3 自律訓練法(2セット)
  これは自分の体の各部をイメージすることで重み・温感・冷感を感じる訓練

   右手が重いとイメージ→同じく左手→右足→左足
   下腹部(臍下丹田あるいは太陽神経叢)が温かいとイメージ
   額(第三の目あるいはブラウチャクラ)が冷たいとイメージ

  最初は感じられないと思いますが、次第に「右手が重い」と心に唱えるだけで
  そこが重く感じられるようになります。

  もはや私は「重い」などと唱えずともコントロールできるので、
  お遍路をして歩いた亡き祖父から教わった「光明真言」を唱えています
  https://www.kongohin.or.jp/recite.html


4 ヨガの片鼻呼吸法(3セット)
  第三の目を右人差し指でおさえ、親指と中指で交互に右と左の鼻をおさえて呼吸
  https://letronc-m.com/1345

  私は片鼻から息を吐き出すときに、般若心経の一節を唱えています。
  「阿耨多羅三藐三菩提(あのくたらさんみゃくさんぼだい)」
  https://www.mitsuzoin.com/nanda_hannya17.html


5 座禅のポーズで、尾てい骨から頭頂部まで気を巡らす(3セット)

  息を吐ききって、尾てい骨の先端をイメージして、一瞬息を止める。

  そこから大きく息を吸いながら、気のエネルギーが
  背骨の後ろ側を通って上昇して頭頂部に至るイメージ。

  そこで息を止めて、今度は息をゆっくり吐きながら
  第三の目、喉、胸、など、いわゆる7つのチャクラを通って、
  尾てい骨に戻る。
  https://www.torinji-tenmangu.com/2016/01/12/%E3%83%81%E3%83%A3%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%81%A8%E3%81%AF/

  ちなみに、私は、心臓のビートに合わせながら、
  普回向の略三宝を唱えて行っています。
  「十方三世一切諸仏、諸尊菩薩摩訶薩、摩訶般若波羅蜜」
  http://soto-tokai.net/ok_eko03.html


6 ムドラー 地水火風空 

  ヨガの手で印を結ぶ行ですが、良い説明サイトや動画がなく
  説明が難しいので割愛させてください。
  私は「南無阿弥陀仏」と唱えながら行っております。


7 白隠禅師の健康法 軟酥(なんそ)の法

  両手を膝の上に上向きにおいてリラックス。
  頭の上に、なんそ=バター、あるいはエネルギーの玉をイメージ
  それが溶け出して、顔から肩から胸から癒していくように
  深呼吸しながら気を足元まで流していきます。
  http://zutsuu-daigaku.my.coocan.jp/hosp/22hakuin.htm

  私はCTスキャンのように、体を輪切りで癒していく
  イメージで行っています。

  足の裏まで体を気で包み込んだら、
  私は、鼻、鼻の奥、喉、肺、胃と、今度はカラダの内側を
  なんそでコーティングしていくような瞑想をします。

  そして、健康を守ってくださる薬師如来のご真言を
  唱えながら行っています。
  「おん ころころ せんだり まとうぎ そわか」 
  https://ichibata.jp/?page_id=927


8 最後に合掌して、般若心経と普回向をとなえます。
  https://www.kongohin.or.jp/recite3.html

9 あとは自分で自分にリンパマッサージ
  https://mitsuraku.jp/kiji/lymphatic-massage-self

10 あいうべ体操
  https://mirai-iryou.com/aiube/


その他、ヨガ的ストレッチや、体幹トレーニングを、朝晩組み合わせていますが、これは山ほど教科書や動画があるので割愛いたしますね。

いずれにせよ、私が申し上げたいのは、せっかくグローバルな情報化社会に暮らしているのだから、古今東西の人々が身心の健康を求めて編み出した様々な方法を試してみてはいかがかということです。その中から、私のように、自分にとって効果的だと思ったものを組み合わせて、ルーティンにしたらよいと思います。


Q 鬱になられた際に、瞑想のほかにどんなことをされていましたか?

A 肉体労働の日雇いバイトをたくさんするようにしました。


何もしないと考え始めてしまうので、引っ越しや宅配など、キツめの肉体労働バイトをたくさんやりました。

そうすると、バイト中は何も考えることはできませんし、夜になれば疲れて寝てしまえるのでおすすめです。

また、どう考えても私よりも大変な状況にいらっしゃるオトナが、明日の安定も保障されないなかで、それなりに楽しく暮らしているのを見て、ちょっと楽になりました。


Q 本を出版しようと思ったきっかけはなんですか、もとから本を出版したいという夢はあったのですか。

A 社員向けのメール活用法メルマガが「メール道」に。明大の授業が「すぐやる技術」に。


縁・運・勘に恵まれたとしか、言いようがありません。

ネット通販を始めたため、メール応対を社員に広める必要があって社内研修メルマガをはじめ、それならネットでつながる縁者にも配信しようということになりました。それが目に留まって、NTTコムウエアの公式コンテンツになり、NTT出版から「メール道」として出版され、amazonでビジネス書2位の人気書籍になりました。

また、明大でベンチャービジネス論を始めた時に、懇意の日本実業出版社の編集者が聴講してくれて、「すぐやる技術」が生まれ、シリーズで25万部のベストセラーになりました。

それらをきっかけに、様々な本を書いてほしいとオファーが集まるようになったのです。


Q 今回のコロナウイルスをきっかけに、地方創生や日本のものづくり復興がかなり進むと個人的には考えています。先生はどのように予測されていらっしゃいますか?

A 私もそう思います。ただチャンスを活かせるか否かは地方・企業で大きな差が出るでしょう。


既に、脱東京など大都会、脱巨大オフィス、脱通勤電車などの動きが加速しています。今後のパンデミックや災害対策を考えても、都市の一極集中のデメリットが明らかになるでしょう。

とは言え、どの地方が元気になるかは、ご当地の産官学金のリーダーと、その土地に移り住んだヨソモノ・ワカモノ・バカモノのコラボレーションがどれだけ進むかにかかっています。ですから、神山町のように成功する場所と、逆に衰退する場所とに分かれてしまうでしょう。

ご関心があるようでしたら、ぜひ、以下の8/29日本未来学会オンライン例会にご参加くださいませ。

【8/28日本未来学会オンライン例会(無料)にご参加を
 コロナ時代、あなたにとっての"脱"とは何ですか?】

尊敬するアミタホールディングス・信頼資本財団 代表の熊野英介さんと、アフターコロナのパラダイムシフトについて議論します。Zoomで無料なので、特にiU・明大・多摩大の学生に参加していただきたいです。テーマは「脱」。脱都会、脱オフィス、脱大企業、脱通勤、脱市場経済...多方面で議論をしたいので、みなさんもお気軽にご参加いただき、チャットで「脱」テーマやご意見を寄せてくださいませ。

#信頼資本財団 #熊野英介 さん
https://shinrai.or.jp/introduction/kumano_eisuke.html

日本未来学会8月オンライン例会
テーマ:「コロナ時代、あなたにとって“脱”とは何ですか?」
(話題提供:熊野理事+久米理事)
時間: 2020年8月28日 (金)7:30 PM 開始
https://us02web.zoom.us/j/87620827229




















今日、挨拶を交わした人数。















2020年07月22日

【2020第9回】日経HR コンテンツ事業部長 渡辺 茂晃さん

今回のゲスト講師は、かつて社会人基礎力育成グランプリの審査員をご一緒した、就活やキャリア教育のスペシャリスト、日経HR コンテンツ事業部長 渡辺 茂晃さんです。

#日経HR
https://www.nikkeihr.co.jp/

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今日の講義を聴けた明大生は幸せでしょう。厳しい景況下ですが、単なる就活対応ではなく、生涯学び続けるキャリア教育の重要性を学ぶことができたのですから。

あっという間の100分でした。今日は貴重なご講義をありがとうございました。

会社選びのことまでお聴きできなかったので「キャリエデュ」に渡辺さんが寄稿した記事を、ぜひお読みください。女性活躍の話の延長線上にある「未来を変える会社(この本も必読)」のお話です。

#日経HR #キャリエデュ #VUCA時代の会社研究
https://career-edu.nikkeihr.co.jp/category02/vucasdgs.html

#未来を変える会社
https://www.nikkeihr.co.jp/mook/204.html

【2020第8回】フットマーク 三瓶 芳社長 白川 純也さん

受講生のみなさん

今回のゲスト講師は、水着から介護商品まで、個性的な新製品とロングセラー商品を提供する健康用品メーカー、フットマークの三瓶 芳社長です。

#FOOTMARK #フットマーク
https://www.footmark.co.jp/

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同社が力を入れているRAKUSACKのプロダクトマネージャー、白川純也さんの商品開発秘話や、今後の展開のお話も大変参考になりました。

フットマーク白川さん.jpg

▼RAKUSACK
https://www.rakusack.jp/


学生のみなさんからの質問にも、三瓶さんに答えていただきました。OH-O MEIJIで公開しましたので、ぜひご参考になさってください。

2020年06月28日

【2020質疑応答2久米】起業・ベンチャーに関する質問

こんにちは!くめです!

みなさんからいただいたたくさんの質問にお答えする第二弾、起業やベンチャーに関する質問にお答えいたします。

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【ベンチャー就職】

Q 起業する、またはベンチャー企業に勤めることのメリットとデメリットをそれぞれ教えて頂きたいです。

A 一言で言うならハイリスク・ハイリターンですが、激動期の今は大企業や公務員のリスクも高いです。


ご想像の通り、ベンチャー企業に勤めると波乱万丈の人生に突入します。お手本やマニュアルの無い中、頭にも体にも汗をかき、ここぞという時には時を忘れて働かねばならないこともあります。しかも10年後、企業が存続している可能性がどれほどかもわかりません。

しかし、成功すれば、普通の就職をしていては得られないもの、例えば、所得や資産、役職や働き甲斐を得ることもできるでしょう。

ですから、先日の「起業の喜び」授業でもお話しましたが、自問自答することが大切です。何も無い平穏無事な人生が幸せか、常に何か変化がある劇的な人生が幸せか、よく考えて決めた方が良いでしょう。人によって幸せの形は違うから正解はありません。

ただし、コロナショックというより、デジタルトランスフォーメーションにより、ビジネスモデルも働き方も大きく変わるので、それに対応できない大企業や自治体も破綻の可能性があります。一見、安定して見える仕事のリスクも高まっていることを、きちんと自覚して、仕事選びをしてください。


【人生観】

Q 先生の行動や活動のモチベーションとなってることは何かありますか。
Q 行動力の源泉は何ですか?
Q 人生におけるこれだけは譲れないという信念はございますか?
Q チャットでもあったのですが、生きていく上で自分が大事にしている軸は何か教えていただきたいです。

A 天隋=人の法より天の法を意識しつつ、ラジカルでロックンロールなヴィジョナリーとして生きることです。


「天隋」という色紙を遺してくださった故余語翠厳老師はじめ、私が惹かれる師匠には、共通の軸があると気づきました。

ラジカル=常識や既成概念に縛られず、自由自在に独創的に発想する。
ロックンロール=現況や過去の成功体験に甘んじず、時流に合わせ変化し続ける。
ヴィジョナリー=大所高所から、はるか先を見通す目と導く言葉を持つ。

尊敬する師匠たちは、生涯若々しく元気で、目をキラキラさせて楽しそうです。私もそんな境地に近づくべく生きてゆきたい。そして笑顔で死にたい。


Q 講義中に仕事の理念、人生の理念についての質問がありましたが、それについて私も詳しく知りたいので、ぜひ今度時間をかけて教えていただきたいです。
Q 仕事理念、人生理念のお話が聞きたいです。
Q 経営者として会社を経営する中で、貫き通している考えや軸は何でしょうか

A 三方よしを超える八方よしを実現して、100年続くような未来企業づくりの応援をしたいです。


毎回冒頭で授業理念として「三方良し=買い手良し、世間良し、売り手良し」を追求しようと唱和しています。今年になって、それを一歩進めて、八方良しという考えに至りました。

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この図の通り、エンドユーザー、販売パートナーだけでなく、仕入先・外注先にも喜んでいただき、社員や株主も喜び、地域社会、地球環境、文化芸術にも貢献するというものです。

もちろん、例えば、今のコロナショックを乗り切るために、八方のどこかに無理を言わなければならない時もあるでしょう。しかし、経営者や自社も痛み分けをした上で、好調時には逆にお返しできるようなバランス感覚が八方良しです。

また、日本は百年以上続く老舗企業が世界一多い老舗大国です。これが百年後も続いてほしいと思います。老舗企業が未来企業として永続するために、私の理想をまとめた図がありますので、ご高覧ください。

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Q 挫折の経験などはありましたか?そのような困難な壁にぶつかったとき、どのような気持ちで、どのように乗り越えましたか?
Q 人生に大きな挫折があれば、そこからどう立ち直ったのかを聞いてみたいです。

A 風邪をひくぐらい頻繁に挫折していたので、いつしか自然免疫と3日3カ月3年で直るとの目算力がつきました。


みなさんも風邪をひいたり、インフルエンザにかかって、時に高熱にうなされたことはあるでしょう。でもそれらには特効薬はないので、免疫力を高めるか、かかったら安静にして時が解決するのを待つかしか方法がありません。

無菌状態で外にでなければ風邪もひかないかもしれませんが、それでは人生の楽しみも味わえません。逆に、波乱万丈・紆余曲折の人生に飛び出せば、喜びや楽しみを味わう代わりに風邪をひくことも増えるはずです。でも、時に寝込むことがあっても、自然治癒した結果、風邪にかかりにくい免疫力ができます。さらには、かかった時には3日も寝てれば直るという目算や度胸も身につくはずです。

挫折が多すぎて、いつどこでどんな挫折があったか、どれが大きな挫折だったかも、もはや思い出せませんが、3日寝込むところが3カ月になったぐらいの違いでしょう。例えば、東日本大震災直後のパニックも3カ月たてば落ち着きました。さすがに、バブル崩壊は、その後失われた20年につながりキツかったですが、それでも3年で先が見えました。

ですから、新しい危機的な状況への対応力は、3日3カ月3年の壁を越えれば、自然に身につくと自分に言い聞かせています。同じように、どんなに辛いことも3日3カ月3年と心得ておけば、悩み過ぎることもないと思います。



Q 学生時代はご実家の家業を継ぐことを将来像としてお考えになっていたとのことですが、いつ頃どのような心境の変化があって様々なことに取り組もうと思ったのかについてお聞きしたいです。

A 常に絶滅危惧種の家業存続ファーストで考えました。ご縁に恵まれ期待に応えようとするうち取組が増えました


心境の変化はなかったのです。数年前に弟に社長をバトンタッチするまで、一貫して家業のことを考えていました。

Tシャツ屋にとっては全方位どんな法人個人もお客様候補です。そこで、インターネット通販等で注目され、講師をと声がかかれば、どこへでもどんな団体でも出かけて熱弁をふるいました。そしてご縁を大切にすべくネットでつながり、ご縁ができた方を応援する記事などを発信し続けました。

その結果、本業の活動、講演の内容、ネットでの情報発信などに着目してくださった方々が、ありがたいことに少しずつ現れて、様々なご縁をくださったのです。

正直言えば、私ごときにとっては場違いなチャンスが多かったとも思います。だからこそ、失敗しても失うものがないと割り切って、素人の自分が思ったこと考えたことを発言し行動してきました。

その結果、おそらくは変人枠扱いで、さらに様々な仕事をさせていただけるようになったのでしょう。


Q 決断に迷った時はどうされていますか?

A 縁・運・勘を頼りに生きているうちに迷わなくなりました。


考えれば考えるほど行動できなくなるものです。ですから、自分よりもはるかに賢い師匠からのご縁を大切にして教えを受けました。その教えを活かし、どんな辛い逆境期でも自分は運が良いと信じ、失敗を重ねながら勘を磨いていくことを心掛けました。

振り返れば、若いうちから師匠を探して学び、逆境に飛び込んで、失敗をしているうちに迷わなくなったのでしゃないでしょうかる。

ですから、若いうちは、こうした質問をしているのも良いですが、なるべく多くの挑戦をして決断を重ね、失敗を貯金するぐらいの気持ちで、自分を磨くと良いと思います。


Q 現時点での将来の夢は何ですか?

A さまざまな起業家・社会起業家が育つお手伝いをしたいです。


今年から、iU 情報経営イノベーション専門職大学で、本格的な起業家教育に挑戦できるご縁に恵まれました。イノベーションプロジェクト・地域創生担当として、4年かけて志の高い学生たちを起業に導きます。

もちろん世界を変えるようなユニコーン企業が生まれるのも楽しみですが、地域密着で愛される個店を創ったり、社会課題を解決するNPOを立ち上げたりする学生も熱烈応援したいです。

その際、懇意にしている地元を中心とした中堅中小企業・ベンチャー企業とのコラボレーションを生み出して、地域創生にも結びつくようにしたいと考えています。

未来実現.jpg


【コロナ後の業界】 

Q 今後のエンタメ業界はどう変わっていくとお考えですか。私は、収束後も自粛ハラスメントが懸念されます。

A デジタル配信とリアルイベントとの最適ミックスを、TPOに合わせて可変できる企業が残るでしょう。


サザンオールスターズが無観客の有料ネット配信を成功させました。しかし、何でもデジタルで良いわけではなく、本来は現場で盛り上がりたい人が非常時で応援してくれたのが現実でしょう。お客様の気持ちに合わせて、デジタルとリアルの組合わせを考える人が必要です。また、大規模イベントと、少数上得意客限定のネットサロンなどの組み合わせも研究の余地があるでしょう。

いずれにせよ、自粛がずっと続くわけではなく、その後の反動で巨大フェスの盛り上がりも期待できます。とはいえ、また定期的にパンデミックや自然災害にも見舞われるでしょう。

ですから、危機管理体制を常に考え、なにか有事の時は、デジタルシフトを含む戦略A、戦略Bなど事前に決めた善後策シフトするといった柔軟な経営体制が、特にエンタメや旅行・飲食業界では重要になるでしょう。


【海外ビジネス】

Q 海外でビジネスをする際、日本でするときとの違いは何かありましたか?(例えば日本では通用したのに海外ではうまくいかなかったことなど)

A 海外で展開したことはないのですが、インバウンドについては国別の好みの差が大きいので対応が必要です


例えばTシャツで言えば、海外からの旅行客は、日本人以上に和柄や漢字が好きです。

日本酒の蔵印Tシャツでを見れば、日本人は、控えめな色合いの小さ目な文字が好きですが、海外の方は、派手なコントラストで大きな文字を好みます。また北斎の知名度は欧米の国の方が高いので、アジア系の人にはまだ人気がありません。

つまり、国別に好みが違うので、きめ細かく対応しなくてはなりません。

ですから、新大学iUでは、留学生のみなさんと国内のものづくり企業とコラボして、国別・世代別に最適化したものづくりとサービス展開をしていきたいと考えています。



【起業・経営】

Q 私の周りには起業している友達が多くいます。その中には失敗してしまう人もいれば、成功している人もいます。どのような点が起業するうえで大事になってくるでしょうか?

A 業種・ビジネスモデルによって違うので一言では言えません。経営者の心得としては、左脳=先輩経営者の失敗に学ぶことと、右脳=縁運勘を共に磨くことが大切だと思います。


起業の成功要因は、大雑把に言えば、まだ誰もやっていないことを、早すぎず遅すぎず良いタイミングで、誰よりも速く、うまいビジネスモデルでやることです。しかしながら、百の起業があれば、百の成功要因・失敗要因があるので具体的には申し上げることができません。

ただ、経営者が何を間違い何に溺れるとつぶれやすくなるかは、パターンが絞られるので、過去の失敗例から学ぶことができます。まずは日経ビジネスの名物コーナー「敗軍の将、兵を語る (https://business.nikkei.com/article/NBD/20120206/226889/)」を読んでから、経営者の本をたくさん読むと良いでしょう。

あとは一度や二度の失敗でへこたれずに、縁・運・勘を磨くしかありません。


Q 既存のジャンルで起業するのもアリですか?

A もちろんです。デジタルトランスフォーメーションで全業種の在り方が変わるのでチャンスです。


iUの起業パターンで学生たちに勧めたいのも、知る人ぞ知る古くからある本物志向のものづくりやサービスを、デジタルトランスフォーメーションとグルーバル化の大波に乗って変容させる起業です。

先行者利得と一緒に覚えて頂きたい知恵が、残存者利得です。既存のジャンルで、それもニッチな差別化された領域で、最後の一社になれば、利益率も存続確率も高くなるでしょう。


Q 私の父も自営業をしています(中略)いざ事業を継承したときに顔の効くような業界にファーストキャリアは就きたいと思います。(中略)そこで先生はどのような業界が将来に事業継承した場合、役立つとお考えでしょうか?父の事業内容に限らず学生の時に行ったほうがよい習慣はありますか?
Q 将来、家業を継ぐ際に社員や取引先との関係を維持できるかなどや、その他の大変なことを経験からのアドバイスをいただきたいです。
Q 将来は家業を継ぐという思いがあったと思うのですがそのために学生のうちにしていたことや、しようとしていたことは何だったのでしょうか?
Q 将来、経営企画に関わる仕事をしたいのですが、今からできることは何がありますか

A 家業や関連業種よりデジタルトランスフォーメーションに対応した異業種でインターン・バイト・就職した方が良いでしょう。


私も構造不況業種の後継者でしたが、ありがちな、取引銀行、取引商社、取引アパレルなどで修業しなくて正解だったと思っています。なぜなら、世界が変わりゆく中で、これまでの成功法則を学んだり、取引関係に縛られては、かえって戦略自由度や発想が狭まるからです。

むしろDXの波にのって新たな顧客・取引先を開拓したり、ビジネスモデルを刷新した異業種で学んだ方が、将来役に立つと考えます。


Q 計画とかプランどうしますか?自分は何事にもきちんと計画してから動くタイプなので、講師はアドバイスとかありますか?

A 授業計画はもちろん大切です。ただしタイミングを逸することに注意。さらに計画が外れた時の対応には失敗体験も必要です。


事業計画書がなければ、出資者も現れず、銀行もお金を貸してはくれません。(ちなみに、以前、明治大学でも「起業プランニング論」を担当していましたが、受講生も少なく、完走者はさらに少ないので廃止になりました。)事業計画立案については、図書館や本屋さんに山ほどあるので勉強してください。

ただし、計画に時間をかけすぎて、チャンスを逸することもありますので注意してください。また起業ステージでは、トライアル&エラーの日々調整経営も必要になるので、縁・運・勘とのバランスを考えてください。


Q 日本の将来は不安定だという印象があると思います。もしそのなかで起業するとすれば、重要になるのは「信念」でしょうか。それとも、根拠のある「情報」でしょうか

A 目の前の課題と解決手段を見つけ出す「観察力・洞察力」、私がやらねば誰がやるという「気概・気迫」が大切です。


「情報」というと、メディア経由の二次情報という感があります。起業に必要なのは、メディアよりも先に、自ら現場で社会課題や新技術を見つけ出す「観察力」と、その解決手段・ビジネスモデルを考え抜く「洞察力」です。

また、そんなチャンスが目の前にあっても、それを自分ごととして考えるには、「信念」に基づいて困難に立ち向かう「気概」と、社員や取引先を巻き込む「気迫」が必要です。なぜなら、そのビジネスチャンスは放っておけば、必ず誰かがものにするので、わざわざ自分が苦労してやる必要もないからです。社員や取引先も、リーダーほどには未来が見えていないからです。

即ち「私がやらねば」という志と行動力を持っている人でしょう。


Q 来年の4月から公認会計士として、大手監査法人で働きます。ただ、10年を目安に独立・起業を考えています。分野は地域発展・教育に興味があり、直接会計士の仕事と直結するものというわけではありません。(もちろん会計士の仕事もやりたいことの一つです。)そういうこともあり、「将来」と言っている時点で覚悟がないと言われることもあります。その点についてもしお考えがありましたら、教えていただけたら嬉しいです。
Q 私は将来、起業やフリーのプログラマーとして生きていきたいと考えています。ファーストキャリアでSIerの技術職は適切でしょうか?
Q どの事業においても共通する必ず求められる能力やスキルは何ですか?(または学生時代にやっておくべきこと)

A 将来にやりたいことがあるなら、専門と真逆のスキルも学び、オフタイムに勉強会やNPOに参加しましょう。


企業に就職するということは、似たような人と働き、似たような取引先と付き合うということです。それでは縁・運・勘は磨かれません。そこで、自分の専門外の勉強をすべく、勉強会・研究会に通えば、ふだんとは全く違う人たちと出会えます。

またオフタイムにNPOなどで活躍するのも良いでしょう。会計やプログラミングの知識を活かしてNPOに貢献できますし、地域発展・教育・起業に関わるNPOであれば、現場での勉強もできますし、師匠やパートナーが見つかりそうです。


Q 未来のホットスポットは予測できるものなのでしょうか。またどのように予測するのかといったことを教えていただきたいです。

A 日本経済新聞や日経産業新聞を見れば大体わかります。あとは勉強会やイベントに出かけ、自分で体感・納得すればわかります。


昨今は新聞を読んでいない大学生が大半ですが、日経できれば日経産業も毎日ナナメ読みすれば、トレンドが自然に頭に入ってきます。

そこで気になるようなテーマは、必ずイベントや研究会が開かれているので参加しましょう。そこに面白そうな人が集まってきているかどうかを見ます。もちろん自ら試してみましょう。そこで「これは面白い!」と感じられれば、そこがホットスポットです。

【2020第7回】リクエスト講義「起業の喜び×10人の師匠を探せ」

受講生のみなさん

こんにちは!くめです!今日はみなさんのリクエストに基づいて講義を行いました。

200624明大VB起業の喜びと10人の師匠久米.jpg

途中、パワポの画面共有がうまくいかず申し訳ございませんでした。
以下にレジュメのPDFを添えますのでご高覧ください。

200624明大VB起業の喜びと10人の師匠久米.pdf


みなさんからいただいたたくさんの質問への回答の一部も
別記事でアップしますのでご高覧くださいませ。