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女性支援の伝え方 (08/10)
ジェンダー・多様性ガイドライン [2011年07月23日(Sat)]

今朝は7時前には体育館を出発して高速バスで仙台へ向かいました。今日はJANIC主催の「災害支援者のためのスキルアップ講座:ジェンダー・多様性ガイドラインの活用」受講。午後には個別コンサルテーションまでしてくれるという超お得なプログラムです。



今日の収穫は、ガイドラインを知ること、場所は違えど同じ用な取り組みに奮闘している人たちと出会ったこと、そして個別コンンサルテーションを受けたこと。

今とこれからの活動を第三者に説明するって、自分の頭の中にうごめくいろんな考えを整理するのにも良い機会でした。頂いた的確なアドバイス、早速導入してみます!
名取B:女性の味方 [2011年07月22日(Fri)]

名取りの仮設住宅の集会所内で癒しの時間を提供されていたのは「わみれす」という会社の美容部員や本社勤務、各拠点の方々。各地から名取に集結されたそうです。


皆さん素敵な笑顔と楽しい会話で優しくマッサージを提供されていました。


角質除去もできるというハンドマッサージ、フェイスマッサージ、そしてメイクアップが大人気だったようです。


沼津と横浜から来られていたお二人、登米の仮設住宅や南三陸にも「女性の味方」として参上下さることを快く引き受けてくれました。日程調整がうまくいくといいな〜。

名取A:田んぼに浮かぶ船 [2011年07月22日(Fri)]

名取市は仙台空港があるところです。
初めてここに来て驚きの連続でした。
大津波がこの土地も呑み込みましたが、海から平地が続いているため、逃げ場がない・・・という印象です。


ふと見ると田んぼに船が・・・

測道にも、そして家の脇にも、あちこちにかなりの数が残っています。

瓦礫や全壊に近い家、錆びた車もあちこちに残っていて、「復興」という言葉はまだ現実味がない・・・。
名取中学校近くで検問があり、市内には通行証がないと入れないとのことでした。

震災から4ヶ月以上経ち、首都圏など被災地以外での震災報道は減る一方。でも、この現状。なんとも言えない違和感。
名取@:子どもゆかたお届け [2011年07月22日(Fri)]

おとといお伺いした宮城県国際交流協会(仙台)の大泉さんがつないでくれた名取に150枚の子ども浴衣をお届けしました。お届け先は名取の美田園第2仮設住宅の集会所。


このリラックスした雰囲気!仮設の集会所の中です。午前中にイベントをして既に仮設の方達は帰った後で残っているのはボランティアスタッフの方だけでしたが、いい感じの雰囲気は伝わってきました。


仮設住宅も登米や南三陸町で見た「いかにもプレハブ」な感じではありません。なんかちょっとかわいくないですか?


ベランダ側にはグリーンカーテン!希望される世帯のみ設置され、各家庭が好みのグリーンや野菜などを育てられているそうです。


「ともだち」事務局長の若山さんからは、この和やかな雰囲気の仮設のヒントをいくつか教えて頂きました。パワフル、スピード感、人情、厳しさ、素敵な方でした。
はじめてのお客さま [2011年07月21日(Thu)]

登米市で一番大きな仮設住宅(南方)から車で数分の場所に「RQ被災地女性支援センター」拠点をオープンしました。これからはここで作業をしながらすぐに仮設にもお伺いできます(もちろん他の仮設住宅もサポートさせて頂ければと思っています)。今日は、拠点にはじめてお客さまをお迎えしました。コンテナハウスの提供をして下さることになったハミングバード財団の皆さんです。さらに、「RQ被災地女性支援センター」のアドバイザーをして下さっている宮城教育大学の島野先生も駆けつけて下さいました!


ハイスピードで話は盛り上がり、活動にあわせてハミングバード財団ならではのサポートも考えて下さるとのこと。心強いです!


午後はご近所になった南方の仮設住宅へ。200戸のプレハブ仮設はすでに出来あがっていて入居されていますが、追加の150戸は現在建設中です。
被災地の外国人 [2011年07月20日(Wed)]

地震の後、被災地の外国人の方はどうされていたのでしょうか?
宮城県国際交流協会(仙台)で、Mr.大泉(企画事業課主任主査)、Ms.マリーン(みやぎ外国人相談センター、タガログ語相談員)のお二人にお話を伺いました。


震災直後:(大泉氏)
レンタカーで被災地に入り災害対策本部に行ったものの情報がなく困った。各地をまわりながら、日本語学習支援活動担当者、外国人リーダー、地域毎のリーダーなどのキーパーソンを見つけそこから安否確認がなんとかできた。宮城は中国人、韓国人、フィリピン人が多く、当初は中国人の安否確認が多かった。多言語のチラシも配った。

フィリピン人コミュニティ:(マリーンさん)
以前から各地域でグループ毎に集まっていたが、宮城全域をカバーするネットワークがなかった。震災時の安否確認が困難だったので、震災後に連絡先のリスト化をおこない安否確認ができるようなネットワークがたちあがった。震災から現在までに顕在化している主な問題は、病気、シングルマザー、仕事など。震災の影響がフィリピン人コミュニティも直撃している。

フィリピン人の明るさ:
(マリーンさん)それぞれの悩みはあるけど、教会に来てみんなでわいわい楽しく過ごすの。
(大泉氏)その明るさにたまにビックリする事がある。あるフィリピン人女性が「震災の後太っちゃった。なぜだと思う?海の水を飲んで太ったのよ!」と笑っていた。そこで笑っていいのかどうか戸惑った(笑)。
(マリーンさん)そうそう、私も持っていた宝石とかも全部流されちゃったけど、海の人たち(魚たち)が私の真珠をつけて着飾ってるわよ、って笑ったりしてるの。


マリーンさんのご自宅は津波で流されましたが、震災直後からフィリピン人コミュニティのサポート活動に大泉さん達と共に奔走し、宮城県国際交流協会はフィリピン大使館から表彰されたそうです。
震災直後の更に詳しい報告についてはこちらでどうぞ。


RQでゆかたプロジェクトをしている話を紹介したら、マリーンさんが「フィリピン人はゆかた大好きです!被災したフィリピン人の子ども達が浴衣を着てお祭りに行けるとみんな元気になります」とのこと。浴衣チームに確認しておわけできるようなら持ってきますね、とお約束をしました。全国の皆さんがRQに送って下さっているゆかた、外国人被災者の子ども達もそれを着て夏祭りに行けるといいな〜。

そういえば、大泉さんが「名取で活動している団体がゆかたが足りないと言ってた・・・」と話されてたなーと思っていたら、夕方に名取の支援団体「ともだち」事務局長Ms.若山さんから、お祭りに小中学生が浴衣を着ていけるようかき集めているが全然足りないので送って欲しいとのお電話を頂きました。ゆかたチームに確認したら揃えられるサイズ分だけになるけど出してくれるとのこと。352枚のリクエストを頂きましたが、どのくらい持って行けるかな?
遠野物語 [2011年07月19日(Tue)]

昨日午後から遠野で休暇。
今朝は「とおの昔話村」で座敷童など民話の世界を堪能♪ 被災者の方もよくいらっしゃるそうですが、昨日は気仙沼からご家族で来られた方がいて、おばあちゃんが「ぜーんぶ津波に流されたよっ」て笑って元気に話していたそうです。一緒に来たご家族の若い方が「でもこうやって生きているんだから大丈夫だ」とおばあちゃんに答えていたそう。


このぞうりは遠野の山の方に住むおばあちゃん達がよく作る物だそうです。色もとっても素敵ですよね。店番をされていた地元の方が、「東北のおばあちゃん達はじっとしていられないから、避難所でおとなしくしないといけないのはかえって辛いだろうね。こういうのを作るような場所があるといいのにね。でも、おばあちゃん達は教えるのは上手だけど、教わるのは苦手だからね。そこら辺を気をつけないとね」と教えてくれました。



素晴らしいアドバイスありがとうございます! 全くその通りですよね。おばあちゃんの手仕事をする場を作るのは大切だけど、こちらが勝手に作る物を決めて教えようなんておこがましいですね。

遠野の結構有名なボランティア団体「まごころネット」にもお邪魔してきました。実際にボランティアしていないのではっきりとは言えませんが、雰囲気がとても良かったです。


大きく貼り出してあったこの注意書きも同感。


遠野からの帰り道、大船渡、陸前高田、唐桑を通ってきました。海の近くは重機が入って瓦礫があちこちに積み上がり平地​がかなり出現。いくつかの巨大な集積場もちらほら。仮設住宅も結​構みかけますがお店はほとんど見かけなかったです。仮設住宅の商店​街が最近取り上げられていますが、そういう生活環境整備と雇用を​結びつけること、切実です。
ウサギとカメの差し入れ [2011年07月18日(Mon)]

ある避難所で大昼食会が開かれました。仮設に移った人も、それ以外の場所を見つけた人も、まだ避難所にいる人も、みんなが集まり歓談のひととき。今はバラバラになってしまいましたが、この避難所ではつながりの深いコミュニティが出来ていました。


私たちは物資ではなくウサギとカメのタオル人形を差し入れました。


実はこのタオル人形はRQ登米に全国から集まっているボランティア達が前夜と当日の朝に避難所の皆さんへの想いを込めて作ってくれたものです。


想いは伝わっていましたよ。
アジア留学生チーム [2011年07月17日(Sun)]

ACC21のアジア人留学生ボランティア第1弾が今朝到着し登米市役所までお迎えに行きました。タイ、中国、バングラデシュ、フィリピンからの留学生と引率のひでの5名。受付とオリエンテーションを済ませて装備を準備して現場についたらもうお昼でした。実質のボランティア時間は丸1日、それでも津波被害のあった被災地での作業や日本全国そして各国から集まるボランティアとの出会いはきっと得難い体験となるはず。


夜ミーティングの後はタオル人形作りに挑戦したり、東京から来た外国人ボランティアチームと話したり、束の間のリラックス。


アジア留学生チーム第2弾、第3弾もきますよー。
「歩きましょう」 [2011年07月16日(Sat)]


今夜は津軽三味線の車谷健太、「歩きましょう」のRIA+ノリシゲがお隣の避難所に慰問の後にRQボランティアセンターにも来てくれ演奏してくれました。


120人以上いるボランティア達は津軽三味線の音色に聴き入り、「歩きましょう」の歌に「魂がふるえた(by広瀬さん)」時間を共有しました。


RIA+ノリシゲは震災3日後に故郷の岩手県大槌町吉里吉里に入り津波で全て流されてしまった町で生活し歩きながらこの歌を作りました。その後、故郷への移住を決め、東京を引き払い、今は大槌町を拠点に音楽活動と吉里吉里元気プロジェクトを展開しています。8月半ばには大槌町吉里吉里にカフェ&バーのオープンを目指しているそうです!そして吉里吉里にミュージシャンやアーティスト達が集まる活気ある場所にしたいとのこと。8月にカフェ&バーがオープンしたら遊びに行きます!

「歩きましょう」ぜひ聞いてみて下さい。