<アジア太平洋地域WS>ジェンダー最前線【Day 1】 [2015年10月28日(Wed)]
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Asia Pacific Regional Workshop on Gender, Education, Skills and
Work、October 26-29, 2015 主催:Asia South Pacific Association for Basic and Adult Education (ASPBAE)、Azad Foundation ![]() アジア太平洋地域のジェンダー、教育、スキル、仕事のワークショップ参加のため、インドのニューデリーに来ています。18カ国からNGO、専門機関、ユネスコなどの52人が参加しています。 ![]() 1日目(10/26) 最初のスピーカーのレベッカ(フィリピン大学准教授、ジェンダー専門家)のセッションの冒頭で、「ここにいるみなさんはフェミニストですよね」の発言に個人的にはちょっとひいてしまいました。今回のWSは主にジェンダー課題を話し合う場ですがその参加者の25%が男性であることに驚きつつ、その男性たちにいきなり「さあ、ここに男性がいますから、ジェンダー課題について聞いてみましょう」とガンガンせまっていくレベッカ・・・。 ![]() (詳しくは、ASPABAEブログに寄稿しました。英語です!) セッションが終わってから、男性数人に感想を聞いてみました。居心地の悪さを感じていたわたしは、なんとなくネガティブ回答をイメージしていたのですが、バングラデシュのカーンさんは、「自分にとってもリマインドになっていい。自分では理解しているつもりでも、家に帰ったら奥さんに対してもちゃんと対応しているのかわからなくなっていることもある」となんともポジティブな受け止め方がされていました。 次に、レベッカ本人とフィリピンのNGOの女性たちに、正直にわたしの印象を伝えて、話し合ってはじめてわかったのは: ダイレクトに男性に聞くのはレベッカのアプローチの方法であり、 ジェンダー課題について話すセッションには必ず男性を含めること、そして男性にジェンダーについて正しい知識を提供できるように、ジェンダー・センシティビティ・トレーニングを事前に受けてもらうこと。その上で、セッションに参加してもらい、一緒に当事者として話し合うことが大事で、女性だけをエンパワーメントするようなセッションをしているとどんどん乖離していき、逆にその女性たちが辛くなるからということでした。「具体的な話をしないでどうやって意識や行動を変えるの?」と言われ、なるほど、たしかに。 逆に、女性だけで話し合わないこと、ジェンダーを語れる男性を増やしていくことも大切であることを話してくれました。 ![]() そして、なるほどーと思ったのが、UNESCOバンコクのエレノアさんが様々なエビデンスを駆使して報告してくれた子どもの教育に大きな影響を与えているジェンダー・ステレオタイプに関して。小さい時から、絵本、物語、イラスト、教科書などからその影響を受けていて、例えばこのイラスト、お花の匂いを嗅ぐのは女の子、考える力は男の子。ネガティブなステレオタイプの影響としては、 「女子は数学に弱いと言われるので、わたしも数学は苦手なんだ・・・」と思い込むなど。そうやって小さい時から擦り込まれることによって、圧倒的な人数の差が、理系は男子、文系は女子、につながっていく。これは実は、子どもたち、特に女の子の可能性を知らず知らずに摘んでしまい、社会にとっても大きな損失である。 インドネシアのフェブリア二からの発言で、これまた唸ってしまったのが、男の子のおもちゃ女の子のおもちゃが与える影響。自分はロボットのおもちゃがほしかったのに、当時は父親が女の子なんだからロボットではなく人形だと、ロボットは与えてもらえなかったこと。もしロボットのおもちゃを与えてもらっていてロボットのおもちゃでいつも遊んでいたら、自分は変わっていただろうかと考えたそうです。だから、自分の息子に与えるおもちゃはとても気をつけていると話していました。もしかすると、これからはジェンダーフリーなおもちゃも必要とされていくのかもしれませんね。 この後のセッションでは、南アジア、中央アジア、l東アジア、東南アジア、南太平洋、に分かれてそれぞれの地域の課題について話し合いました。 そして、今日のまとめ。日本で語られるとき「ジェンダー」がイメージするものと、少なくともアジア太平洋地域で語るときの「ジェンダー」のニュアンスが違っているのは、いったいなぜなんだろう。まとめじゃなくて、疑問になってしまった。 ![]() 午後のセッション中に地震があり、みんなで外に避難しました! |







